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2014-10

森薫「エマ」を読んでみた

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先日Amazonで開催された角川祭りで何か面白い漫画はないかと探して『シャーリー』を読みました。
これが異常にハマってしまい、安くなっているうちに作者の森薫さんの別の作品も大人買いしてしまいました。

それがヴィクトリア朝時代のイギリスを舞台にしたメイドの漫画『エマ』です。

 link >>  エマ (漫画) – Wikipedia


連載自体はもう10年くらい前になるので意外と古い漫画ですね。
実は、以前から『メイド』の漫画を検索するたびに出てきて知ってはいたのですが、どうも表紙のイメージからあまり読む気がおきませんでした。

それが、シャーリーをきっかけに読み始めたらこれがドストライクにハマってしまいました。
食わず嫌いはいけないですね。

シャーリーはあまりストーリー性が無く日々の出来事をほのぼのと描く作品でしたが、エマは恋愛物語としてとても面白かったです。
まだ8巻の途中までしか読んでいませんが、10巻まであるのに物語自体は7巻で完結で残り3巻は番外編になっているようです。

それを知らなくて7巻の目次で最終話と出ていたのには面食らってしまいました。

世界観といい話の流れといい、夢中になってあっという間に読みきってしまいました。
感動の場面も多く目頭が熱くなったりして、ちょっと外では読まないほうが良いですね。

お気に入りはターシャとモニカ姉さまでしょうか。
モニカは物語の雰囲気からちょっと浮いている感じもしましたが、ああいう性格のキャラは大好きです。

普段ほとんどこういった恋愛物語的な漫画や小説など読まないのでとても新鮮でした。
最後はちょっと駆け足気味で『え?終わり?』みたいなところがありましたが、番外編を読み終わった後にもう2~3回は読み返してみたいところです。

本編とは関係無いですが、あとがき漫画が結構面白いです。
最初、あとがき漫画の自画像から男性の作者かと思っていたのですが、あとで女性の作者と知って驚きました。

『さばげぶっ!』の作者以来のマニアックな女性作者でした。
だからこそこれだけ面白い漫画になっているのだと思います。

エマは、アニメ化もされているとのことなので見てみたいと思ったのですが、残念ながらDVDしか出ていないようです。
ブルーレイでボックスが出たら欲しいですね。

メイドというとどうもコスプレや風俗的なイメージになっていましたが、本来のメイドの魅力を十二分に味わうことが出来るステキな漫画でした。



B00HWLKKZAエマ 1巻 (ビームコミックス(ハルタ))森 薫
KADOKAWA / エンターブレイン 2014-02-14

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使わないのに開きっぱなしのUSB Bタイプポートにキャップを付けてみた

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いま手元にD/Aコンバーターが3台ほどあるのですが、どの機種もPCと繋げられるようにUSBポートが付いています。
以前に興味本位でPCに繋いで音を出してみたりしていたのですが、もうスッカリ使うことは無くなりました。

基本的にネットワークオーディオプレイヤーからの光または同軸で動かしているのでUSBポートは今のところ必要無いのです。
使わないのであればケーブルを繋いでおく必要もありません。

すると、各機材の背面にあるUSBポートが開きっぱなしになってしまいます。
光端子のようにカバーが付いていれば良いのですが、そういうものはありません。

そこでピンジャックのようにキャップを付けておこうと思い、Amazonで探してみました。
探したのですが、USBのAタイプ用は結構あるのですがBタイプ用は意外とありません。

PC本体やUSBハブなどポートがたくさん付いている機材を見るとAタイプが付いているものばかりです。
また、プリンターやスキャナーなどBタイプが付いている機材もBタイプが複数付いているというのは見たことがありません。

そうなるとキャップとして需要が多いのは必然的にAタイプになると思います。
Bタイプが付いている機材も基本的に使うときはそのポートを使うことになると思うのでキャップは必要無いことが多いと思います。

それがPCにも繋ぐことが出来るけど繋がないで音響機器間だけで使うこともあるという特徴からD/Aコンバーターでは使わないこともある端子になっています。

需要が少ないとはいえ全く使わないものでもないので製品化されていないかなと思って探してみたところBタイプのキャップもありました。
つまみ付きの樹脂製で6個入り500円ほどでした。

ちょっと高いなぁと思いつつゴミが入って接触不良を起こすよりは良いかなと思って買ってみました。
3台あるD/Aコンバーター全てに付けておきました。

他に何かあったかなと探してみると意外なところで目の前のPC用モニタ2台にも付いていました。
もう購入してからずいぶん経ちますのでいまさら感がありましたが、余らせておいても仕方ないので付けておきました。



B003ZRJVWSテクノベインズ USB-Bタイプ用 キャップ(黒)つまみあり 6個/パック USBBCAPK-B1-6テクノベインズ

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2番ホット-3番ホットで使えるXLRバランスケーブルを作ってみた

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D/Aコンバーター PS AUDIO NuWave DACと愛用のSANSUI AU-α907 Limitedを繋ぐのにXLRバランスケーブルが必要になりました。
今まではCDプレーヤーのTEAC VRDS-25とバランス接続していたのですが、ネットワークオーディオプレイヤーを使うようになってからはスッカリ稼働しなくなってしまいました。

そして、アンプのバランス端子は1系統しかないので残念ではありますがこれを外して代わりにNuWave DACを繋ぎます。
元々そのつもりで購入したのでそれをやらないといつまで経ってもスピーカーとヘッドホンで切替器を使わなくてはならなくなってしまいます。

そのままケーブルを差し替えれば良いかと思ったのですが、今まで使っていたケーブルが短くて届きませんでした。
そして、重要なことを忘れていたのですが、バランス端子には3本ピンがありそのうち2番と3番が機種によって変わってくるのです。

アンプとCDプレーヤーはうまい具合に同じだったので問題無かったのですが、果たしてアンプとD/Aコンバーターは・・・。

AU-α907 Limitedの説明書を見てみたところ、こちらは3番ピンがホット(+)になっていました。
一方でNuWave DACは資料が見当たらなかったのですが、ネットで調べてみたところなんと2番ピンがホット(+)になっていました。

つまり、こんな感じです。


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今まで使っていたケーブルの長さが足りたところでホットの位置が違うので不具合が起きてしまいます。
2番ホットの機器と3番ホットの機器を通常のXLRケーブルで接続すると位相が反転して音楽信号が流れないので音が出ないそうです。

確かに古いアンプなのですが、これは想定外でしたのでどうしようかと思いました。
せっかく買ったのにピンケーブルしか使えないのでは意味がありません。

ラックスマンやアキュフェーズのアンプなども3番ホットのものがあるそうなのでサンスイのアンプが特別というわけでもなさそうです。
機種によってはインバートスイッチという2番3番を反転させる機能があるものもあるようですが、残念ながらその機能は私のアンプにはありません。

色々考えてみたのですが、単純に2番と3番を繋いだケーブルを作れば良いんじゃないかという結論になりました。
市販品でNEUTRIK NA3FMXという2番と3番をリバースするアダプタもあったのですが、あまり余計な物は挟みたくないので自作して配線を変えてしまうことにしました。

と、言いつつ単にバランスケーブルが作りたかっただけなんですが・・・。

早速、材料を調達しました。
今回用意したのは以下のものです。


  • NEUTRIK NC3MXX-B
  • NEUTRIK NC3FXX-B
  • NEUTRIK XXR2
  • NEUTRIK XXR9
  • Gotham GAC-4/1
  • TECHFLEX FLEXO 1/4 カーボン

やはりキャノンと言えばノイトリックなので当然のごとくノイトリックのプラグを購入しました。
XXR2と9はXXシリ-ズ用のリングで、2が赤、9が白です。

これに以前から使ってみたかったゴッサムのマイクケーブルを合わせてみました。
TECHFLEXはケーブルに被せたチューブです。

製作に夢中で作業写真は一切無いのですが、作業は3.5mmステレオプラグよりもずいぶん簡単でした。
メスの2番とオスの3番、メスの3番とオスの2番を繋ぎ、1番は1番同士で繋ぎました。

また、以下のサイト様の資料を参考にさせていただきシャーシグランドも取ってみました。

 link >>  NEUTRIK NC3FXX-B & NC3MXX-B製作方法 | 音響・映像・電気設備が好き


プラグにはLRの区別が無いので別売りの色付きリングを赤白用意して付けてみましたが、これがわかりやすい上に見た目のアクセントになってなかなか良かったです。
さらにQ701用に作ったヘッドホンケーブル以来、2回目のチューブを使ってみました。


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チューブはケーブルを通すのが面倒ですが、仕上がりはとてもとても綺麗になりました。
プラグはさすが定番品だけあって作りやすいですし、作りもとてもしっかりしています。

念入りにケーブルテスターでチェックしてから恐る恐る繋いでみたところ、無事に音が出ました。
無事に音が出るとホッとしますね。

しばらく鳴らしてみましたが、それまで使っていたZonotone Silver Meister AC-1001と比べてよりクリアになった気がします。
そして、音の広がりも奥行き感がさらに広くなった感じです。

やや低音が弱い気もしますがこれといったクセも感じられず素直な音だと思いました。

ゴッサムのケーブルは初めて使ったのですが、程良くやわらかくて使いやすい良いケーブルだと思います。
扱っている店舗が少ないのが難点ですがまた使ってみたいですね。

今回のバランスケーブルはLR各1mで作成して材料費が約3,500円ほどでした。
これくらいの価格なら使うケーブルを変えたりして何本か作ってみても良いですね。

これでやっとネットワークオーディオプレイヤーを音源としてスピーカーとヘッドホンを切替器無しで使えるようになりました。

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