- 2012-06-27 (水) 21:04
- フィギュアレビュー
撮影日 | 2012/06/27 |
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カメラ | Canon EOS 5D Mark III |
レンズ | Canon EF100mm F2.8Lマクロ IS USM |
露出モード | マニュアル露出 |
絞り | F13.0 |
シャッタースピード | 1/4 |
ホワイトバランス | マニュアル |
感度 | ISO200 |
背景 | GIN-ICHI オンラインショップ BB-2808 |
美少女フィギュアレビューです。
今回のフィギュアは・・・
『native -ネイティブクリエイターズコレクション - 吉井ほとり』です。
今年1月にnativeのHPで見て予約をしていたものが昨日届きました。
いままでnativeの製品には興味があったのですが、期間限定の予約受付のみでの販売のため、なかなか購入の機会がありませんでした。
特に何かのキャラクターではなく、イラストレーターabec氏のオリジナルキャラクターです。
HPで見てすぐに予約をしてしまった期待のフィギュアです。
今回は、その吉井ほとりを撮影してみました。
※大人向けフィギュアのため、18才未満の方の閲覧はご遠慮下さい。
続きは、↓こちら。
■ フィギュアレビュー
※各画像データ(絞り値・シャッター速度)
※ホワイトバランスは全てマニュアル、ISOは全て200です。
撮影に使用したカメラとレンズ。
- Canon EOS 5D Mark III
- Canon EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
■ 撮影状況解説
ディフューザー付きライトバンクを上方に背景の壁に光がいかない程度に少し手前へ向けて配置。
被写体の左右に白レフ板を置いて光を反射させています。
さらに被写体の手前に白色の普通紙をレフ板代わりに置きました。
レフ板、普通紙ともに構図に入らないギリギリのところまで被写体に近寄せています。
今回の撮影ではディフューザー付きのライトバンク1灯とレフ板のみでやってみました。
ライトバンクはいつもの右上後方配置ではなく、かなり被写体に近いところまで下げています。
2灯3灯と使うと撮影の幅が広がりますが、その分それぞれの調整が大変になります。
フィギュア撮影初期の頃から1灯とレフ板のみでやるのは基本的で簡単な方法かと思っています。
ライトバンクの角度や左右の位置を微調整しつつ、2枚のレフ板と手前の普通紙で光の当たり具合を見ました。
今回は、顔、髪、肌の様子を見ながら調整してみました。
大人向けの部分はなるべく写らないようにしてみましたが、見えそうで見えない方が妄想が広がりますね。
■ カメラの設定解説
ホワイトバランスの設定は、EOS Utilityのライブビューモニタ内でグレーカードを使ってマニュアル設定しました。
前回のブラック羽川から始めたのですが、特に問題無くいけそうでしたので今回もこの方法で合わせています。
そして、同じく高輝度側・階調優先を使ってみました。
白トビしそうなところでなかなか粘ってくれます。
等倍で見ると少しノイズが浮きやすい感じはしましたが、縮小して仕上げてみるとあまり気にならなかったので今回も使用しました。
■ 後処理解説
EOS Utilityでホワイトバランスをマニュアル設定し、カラーチェッカーパスポートを使ってカメラプロファイルを作成しました。
カラーチェッカーパスポートは、巴マミから使い始めました。
今回のプロファイルによる調整では、上着のブルーがわりと大きく調整されました。
巴マミ以降、なかなか良い感じに仕上がるので今後も利用していきたいツールです。
後処理は、まずCameraRAWでカメラキャリブレーションとレンズ補正を行い、PSDファイルで出力します。
一部写真で露光量の調整をしましたが、その他の調整はすべてPhotoshopで行っています。
PSDファイルをPhotoshopで開いて、まずはゴミやキズ、汚れの修正をします。
修正方法などは、こちらを参照して下さい。
出来の良いフィギュアでしたが、髪の表面状況があまり良くなく修正のほとんどは髪でした。
その他、上着に付着している細かいツブツブなどを修正しています。
コントラスト調整は、修正したかどうかわかりにくいくらい微妙な調整です。
今回使った背景は被写体への色の影響が少ないです。
あとは、一部写真で少しトリミングをしています。
十分位置合わせをしたつもりですが、微妙なズレが気になる写真が何枚かあって調整しています。
そして、今回は[R18]フィギュア初のモザイク処理をしました。
最後にスマートシャープをほんのりかけて、ウォーターマークを入れて完成です。
■ 感想
今回は、『native -ネイティブクリエイターズコレクション - 吉井ほとり』をお送りしました。
ちょうど休日に届いたので到着から間髪入れずに撮影をしてみました。
吉井ほとりは1月に予約をした後、2月のワンフェスでサンプルを見たかったのですが、残念ながら展示がありませんでした。
非常に期待していて少しガッカリしたのですが、実はそれ以降すっかり忘れていて出荷予定の連絡が来て思い出しました。
nativeのフィギュアは、いままで興味があったのですがHP上のみで期間限定の予約受付しかやっていないのでなかなか利用する機会がありませんでした。
ですが、実際に販売されたものを見るととても良い出来のものが多いので期待していました。
今回の吉井ほとりの仕上がりはとても良い感じです。
本体は、腕章の安全ピンまで細かく塗り分けられています。
目立つ2本のツインテールももう少しなめらかさが欲しいところですが、なかなか綺麗な造形です。
ただ、髪をアップで撮ったものを見ると表面の状態が今ひとつでちょっとデコボコやキズ、汚れが目立ちます。
とはいえ、撮影したものを見ると気になりますが、実物を見る分にはまったく気になりません。
顔の表情はメーカーHPのサンプル通りですが、元イラストと比べるとだいぶ印象が変わります。
設定では先生が誘惑しているということになっているようですが、フィギュアはちょっと逆の困った感じの表情という感じです。
link >> 【宣伝】ほとり先生 | BUNBUN [pixiv]
ですが、これはこれであまり見ない表情なので良いですね。
顔の造形は、もう少し立体的なほうが良いような気もしますが、口の作りも良いですし文句無しです。
ポーズもすこぶる良好です。
サンプル写真と比べると少し上体が起きている感じがします。
跳び箱に片膝をついて後ろを振り返っているポーズはなかなかタマリマセン。
今回は試しませんでしたが、跳び箱に座らせても良さそうです。
360度見る角度によって色々発見できて良いですね。
付属品の笛、出席簿、跳び箱もとても良く出来ています。
笛は、梱包時にわざわざビニールをかぶせてあるという徹底ぶりです。
出席簿も留め具部分がとても綺麗に塗り分けられています。
跳び箱に至っては実物同様に2つに分割出来ます。
体育倉庫の床のコンクリートを模したと思われる台座も良い感じです。
こういう小物類があるとフィギュアの世界観に奥行きが出て良いですね。
撮影はしませんでしたが、商品の箱が跳び箱の形になっているこだわりぶりです。
こういうこだわりは大事ですね。
今回の吉井ほとりは、生徒に見えたのですが実習生ということで先生なのです。
生徒と先生の間くらいの感じで悪くない設定ですね。
ツインテール好きにはたまらないちょっと妄想膨らむ大人向けのフィギュアです。
■参考HP
★吉井ほとり|ネイティブ(native)(メーカーHP
★-アベシバ- abecのイラストブログ
●跳び箱の上で胸元はだけ、スパッツ脱ぎかけ「ネイティブ 吉井ほとり」レビュー
跳び箱の上でスパッツずり下げ「ネイティブ 吉井ほとり」サンプルレビュー
すーぱーそに子、広江礼威氏イラストなど「ワンフェス2011夏・ネイティブブース」 (アキバHOBBYさん
●ネイティブ 吉井ほとり (アスまんが劇場さん
●Orange Empire -blog- ~素晴らしきフィギュアの世界~:【R18】「ネイティブクリエイターズコレクション 吉井ほとり」レビュー (Orange Empire -blog- ~素晴らしきフィギュアの世界~さん
●吉井ほとりネイティブクリエイターズコレクション/レビューよつばとフィギュア (Asahiwa.jpさん
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