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【フィギュアレビュー】アルター 化物語 ブラック羽川

ブラック羽川レビュー TOP画像

撮影日 2012/06/13
カメラ Canon EOS 5D Mark III
レンズ Canon EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
露出モード マニュアル露出
絞り F13.0
シャッタースピード 1
ホワイトバランス マニュアル
感度 ISO200
背景 綿別珍無地カラー 20赤


美少女フィギュアレビューです。

今回のフィギュアは・・・
『アルター 化物語 ブラック羽川』です。

化物語は、今年放送された偽物語を見た後に見ました。
独特な雰囲気が素晴らしいアニメで繰り返し見て堪能しています。

すでに各キャラクターがフィギュア化されていますが、アニメの中でも一際魅力的なのがブラックな羽川さんです。
今回はそのブラック羽川を撮影してみました。

アニメの中のキャラクターそのままのとても魅力的なフィギュアでした。


撮影に使用したカメラとレンズは以下の物です。

  • Canon EOS 5D Mark III
  • Canon EF100mm F2.8Lマクロ IS USM



続きは、↓こちら。

■ フィギュアレビュー


※各画像データ(絞り値・シャッター速度)
※ホワイトバランスは全てマニュアル、ISOは全て200です。


ブラック羽川レビュー画像01
F5.6・1/5

ブラック羽川レビュー画像02
F4.0・1/10

ブラック羽川レビュー画像03
F5.6・1/5

ブラック羽川レビュー画像04
F16・2

ブラック羽川レビュー画像05
F8.0・0.4

ブラック羽川レビュー画像06
F13・1.3

ブラック羽川レビュー画像07
F13・1

ブラック羽川レビュー画像08
F16・2

ブラック羽川レビュー画像09
F16・2

ブラック羽川レビュー画像10
F8.0・0.4

ブラック羽川レビュー画像11
F16・2

ブラック羽川レビュー画像12
F13・2

ブラック羽川レビュー画像13
F13・2.5




■ 撮影状況解説


ブラック羽川 撮影風景

右上やや後ろにディフューザーを外したライトバンクを手前に向けて配置。
右手前にLEDライトを置き、左側の白レフ板に光を反射させています。

さらに右側に白レフ板、フィギュアの手前に白色の普通紙を置きました。
背景の照明用に左奥にスヌート付きクリップライトを置いて背景を明るくしています。




今回の撮影ではディフューザー無しのライトバンクとスヌート付きクリップライト、LEDライトの3灯でやってみました。
配置が若干異なりますが、四方堂 ナリカの状況に近い感じです。

背景にぼんやり赤い色が浮かんでいるイメージで撮りたかったのでこのようにやってみました。
ナリカの時はほんのり見える感じでしたが、今回はかなり赤く見えるようにしてみました。

背景に使っている別珍がかなりしわくちゃになってしまっていたので、ボカしてはいますがかなり雑な感じになってしまいました。
機材類の保管もきちんと気を遣わないといけませんね。

お馴染みの光源を手前を向けた配置なので面倒ですが、ハレ切りをして撮影しました。
これをやるかやらないかで仕上がりがかなり違ってしまいます。

また、赤い背景を使ったので赤の反射でフィギュアの前面が少し赤くなっていたので構図に入らないギリギリのところまで白色の普通紙を置きました。
レフ板の役目もしてくれてなかなか良かったです。




■ カメラの設定解説


今回はホワイトバランスの設定とF値の設定などをいつもと異なる方法でやりました。

F値は、今までは使ってもせいぜいF8~10くらいまででしたが今回はF13~16まで絞って撮影をしてみました。
APS-CのEOS 40Dの頃と同じような感覚でF値を設定してしまうと思いの外ボケが広範囲に広がってしまいますので思い切って絞ってみました。


ホワイトバランスは、いままでは面倒ですがホワイトバランス調整で調整していました。
そこで今回は、EOS Utilityのライブビューモニタ内でグレーカードを使ってマニュアル設定してみました。

EOS Utilityにこの機能があることは知っていたのですが、以前使った際にイマイチ上手くいかなかったのでそれ以降使っていませんでした。
ですが、いちいちCameraRAWを開いてチェックを繰り返すやり方では結構面倒です。

グレーカードを置いてサッと設定出来るのは便利ですね。
今後はこちらのやり方でやってみようかと思います。

上手くいかない時は従来のCameraRAWを使ったやり方で設定してみようと思います。


そして、3つめが『高輝度側階調優先』を使ってみました。

EOS 40Dでも使ってみたことがあるのですが、仕上がりが今ひとつな感じがしたので試用しただけでほとんど使いませんでした。
ですが、最新の5D Mark IIIということとフルサイズ機であるということに期待して再度使ってみました。

照明の位置からどうしても髪が白トビしてしまいがちになってしまいましたのでその軽減にと思い使ってみました。

結果は、等倍で見るとややノイズが浮きやすくなっている感じはしましたが、縮小してしまうとほとんど気にならなくなりました。
髪上面のグラデーションもギリギリ残って良い結果になりました。

本体の性能もさることながら、旧機種の40Dからずいぶん進化していると思いました。




■ 後処理解説


今回は、上述のようにEOS Utilityでホワイトバランスをマニュアル設定しました。
その後、カラーチェッカーパスポートを使ってカメラプロファイルを作成しました。

カラーチェッカーパスポートは、前回撮影の巴マミから使い始めた新機材です。

ただ、今回はプロファイルによる調整であまり変化はありませんでした。
試用した感じからすると私の環境では黄色やオレンジ系の色に特に効果があるように感じます。

とはいえ、念のためにカラーチャートを写しておけば後で調整が必要になった際に使えますので面倒でも毎回撮っておこうかと思います。


後処理は、まずCameraRAWでカメラキャリブレーションとレンズ補正をします。
そしてPSDファイルに出力します。

今回は特に露光量やコントラストなどの基本補正はCameraRAWではやっていません。
その後、PSDファイルをPhotoshopで開いてゴミやキズ、汚れ、コントラストの微調整を行いました。

レタッチは、髪、猫耳周辺を修正しました。
猫耳の内側に塗料の黒い点々があったので修正しました。

パーティングラインなどは完全に消さずに少しボカして処理しました。
とても出来の良いフィギュアなので修正無しでも良いくらいですね。


色の微調整は、トーンカーブで調整しました。
この赤背景はホワイトバランスを合わせても若干の赤補正が必要でした。

そして、トーンカーブを少しS字補正してコントラストを上げました。
その後、スマートシャープを軽くかけてウォーターマークを入れて完成です。




■ 感想


今回は、『アルター 化物語 ブラック羽川』をお送りしました。

前回の巴マミから2週間ほどしか経っていませんが、撮影をやり始めるとまたやりたくなってきてしまいますね。
アレコレ揃えた機材も揃えて眺めているだけでは役にたちません。

使い込んでこそ価値があります。
そして撮影をしているとまた新しい機材が欲しくなってきてしまうというスパイラルに陥るわけですが・・・。


ブラック羽川は、発売からすでに半年以上経ったものですが最近購入しました。
発売時にネットで見て魅力的な造形だと思ったのですが、まだその頃は化物語を見ていませんでした。

今年に入ってから偽物語を見てその面白さに気付いたという体たらくです。
羽川さんが猫耳になるという設定は以前から知っていたのですが、どんな感じなのだろうと興味を持って見てみると思いの外ネコネコしくて驚きました。

露骨ににゃーにゃー言いながらしゃべる様に萌えながら、優等生が豹変してしまうギャップがまた素敵です。
今まで見た猫耳キャラの中でも超上位ランクのキャラですね。

つばさキャットは思わず繰り返し見てしまいました。


そんな魅力的なブラック羽川さんですが、フィギュアは申し分ない素晴らしい出来でした。

1/7スケールということですが、四つん這いのポーズと特徴的な髪の造形で思いの外大きいです。
猫耳キャラ的にはやはり二足立ちよりこのほうが雰囲気ありますね。

いわゆるコスプレ的に耳を付けたという設定ではないので野性的な四つん這いのポーズはとても魅力的です。
そして、このフィギュアの魅力の1つである髪の造形も素晴らしいです。

髪の造形は美少女フィギュアでは最も気になるところの1つです。
ショートのキャラではあまり気になりませんが、ロングのキャラではその髪のなびき方や造形そのものも結構気になります。

ブラック羽川は、髪の感じもやわらかくなびき方もボリューム感があってとても美しいです。
実は、商品が届くまではもっと影を濃くして暗いイメージで撮ろうと思っていたのですが、この美しい髪を見て明るく撮ることにしました。

ブラックという名前なのでついダークなイメージを持ってしまいます。
ですが、ダークなイメージばかりでもちょっとキャラクターのイメージが違ってしまうと思います。

白く美しく輝く銀髪が逆に妖艶なイメージを感じさせてくれます。
アニメを見ても思いましたが、単純にダークなキャラというわけではないですね。

それでも最終回はかなりキテましたが・・・。

そして、目立たないところではありますが、このフィギュアのとても素晴らしい『口』の造形があります。
顔が平坦な感じになっていて見る角度が限定されてしまうフィギュアも少なくありませんが、このブラック羽川の顔は非常に上手く立体的になっていて素晴らしい出来です。

その顔の中でも特に口の作り込みが素晴らしいです。
ほんのり見える犬歯もさることながら、口の中にきちんと奥行きがあります。

あたりまえのように思えて、意外に口の中の奥行きがあるフィギュアは少ないです。
出来の良いフィギュアでも口周りの造形でちょっとガッカリするものもあったりします。

あまり意識して見るところでもありませんが、今回のブラック羽川もこの口の造形でずいぶん見た感じの印象が良くなっていると思います。



アニメの放送からすでに3年近く経っていまさらながらハマっている化物語です。
現在刊行されている全ての『物語シリーズ』のアニメ化も決定したようで今後が楽しみですね。

相変わらず原作を読んでいないのですが、アニメ化前にぜひ一読しておきたいところです。




■参考HP

アルターALTER Co.,Ltd | ブラック羽川
ALTER開発部“お仕事ぶろぐ” ★アルターより★ : 「ブラック羽川」デコマスご紹介! – livedoor Blog(ブログ)

化物語 – 西尾維新アニメプロジェクト

化物語 – Wikipedia


躍動感溢れる姿「化物語 ブラック羽川」ワンフェス2011冬・展示サンプル
 躍動感溢れるパジャマ姿「アルター・化物語 ブラック羽川」メガホビEXPO 展示サンプル
 凛々しくも可愛い表情に、柔らかそうなおっぱい「化物語 ブラック羽川」レビュー (アキバHOBBYさん

「アルター 化物語 ブラック羽川」レビュー 怪人の集会所II (怪人の集会所IIさん

常時リソース不足: アルター 『ブラック羽川』 (化物語) (常時リソース不足さん

フィギュアレビュー】 ブラック羽川 〔アルター〕 : あまたのひかり (あまたのひかりさん

アルター『化物語』ブラック羽川 – White Garage (White Garageさん




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