【フィギュアレビュー】キューズＱ　逢坂大河 虎コスVer

今回は美少女フィギュアレビューです。

今回のフィギュアは・・・
『キューズＱ　逢坂大河 虎コスVer』です。

ワンダーフェスティバル2011[冬]で気になっていた作品です。


使用したライティング機材は、ライトバンク、箱バンmini＋、Canon スピードライト430EX IIです。
撮影に使用したカメラはEOS 40D、レンズは70mmマクロレンズを使用しました。

• Canon EOS 40D
• SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG

続きは、↓こちら。

■ フィギュアレビュー

※各画像データ（絞り値・シャッター速度・調光補正・ホワイトバランス・ホワイトバランス補正）

■ 撮影状況解説

今回の撮影ではライトバンク１灯に箱バンmini+とフラッシュを加えた３灯でやってみました。
いつも使っている白レフ板は使いませんでした。

真上のライトバンクは位置固定で撮影台を前後に動かして調整しました。
照明の調整は主に右手前の箱バンmini+とフラッシュの調光補正で行いました。

フラッシュはそのまま直射で使っています。
光量を上げすぎるとフラッシュ臭くなってしまうので前面が明るくなる程度に抑えて発光しています。


背景は下にフェイクファー生地を敷いて、後ろに赤い別珍を垂らしています。
これはワンダーフェスティバル2011[冬]のキューズQさんのブースでの展示のような感じで撮ってみたかったので同じようにやってみました。

フェイクファー生地は、毛の流れる方向があるので向きに気をつける必要があります。
毛の具合で写りも変わってしまうのですが、紙や布地などと違い折り目が気にならないのは良いですね。

キューズQさんのブースで使われていたものと似たようなイメージのフェイクファー生地を選んでみましたが、使用したのはベージュになります。


【購入店】オカダヤオンライン　5310フェイクファー　400.ベージュ

■ 後処理解説

まずは、いつも通りホワイトバランス調整を行いつつ撮影を始めました。

撮影したRAWファイルはCameraRAWで露光量を少し調整してからPSDファイルに出力しました。
PSDファイルへの出力は、露光量を若干調整したのみです。


その後にゴミやキズ、汚れ、色の微調整をPhotoshopにて行いました。

髪や顔に付いている汚れを主に修正しました。
いつもでしたら髪の合わせ目も消してしまうのですが、今回は残しておきました。

非常に綺麗な仕上がりでしたのであまり修正も無く終わりました。


そして、トーンカーブでRGB各色を微調整しました。
ホワイトバランスを調整して撮影をしていましたが、若干赤みがかっていたので調整しました。

コントラストはほとんどいじらずに調整しています。
最後にスマートシャープをかけ、ロゴを入れてjpgで書き出して完成です。


前回のディズィーで1200×800pxにしたのですが、ブログの横幅サイズを変更したことに伴って以前の960×640pxに戻すことにしました。
解像度はまだしばらくは1024×768pxに合わせようかと思います。

■ 差し替えパーツについて

逢坂大河 虎コスverは顔と尻尾を差し替えることが出来ます。
尻尾は引き抜けばすぐに交換出来ますが、顔は少々苦労しました。

スネ顔に変更する際は、前髪を外してから取り替えます。
最初、首を引き抜いて交換するのかと思いましたが首は外れなさそうです。

前髪は、最初に外す際はなかなか外れないかも知れませんが少しずつ手前に引っ張ると外れます。
その際は髪の塗装を傷つけないように気をつける必要があります。

また、右のもみあげ部分が右手と干渉します。
無理に付け外しすると右手の甲に傷を付けてしまう可能性がありますので、軽く右手を手前に引っ張りながら作業をすると良いと思います。

首も細いので前髪や顔の付け外しの際に破損しないよう注意したいところです。

■ 感想

今回は、『キューズＱ　逢坂大河 虎コスVer』をお送りしました。

ワンダーフェスティバル2011[冬]で見てからその完成度の高さに惹かれて気になっていました。
サイズは箱に記載が無いのですが、公式HPによると1/8スケールのようです。

非常にスレンダーな体型のため少し小さく見えます。
とはいえ、寝そべっているため思いの外展示場所のスペースが必要です。


キューズＱのフィギュアを購入するのは初めてでしたが、非常に完成度が高く満足出来る仕上がりになっています。
ワンフェスでのサンプル展示品そのままの出来です。

元になった版権イラストより少し大人びた感じですが、とても良いフィギュア化だと思います。
虎のコスチュームはシンプルですが、丁寧に細かいところまで作り込まれた造形がとても魅力的です。


原型は、ゆま氏（スワンボートのスーザ）とのことですが、オリジナルは残念ながら拝見したことがありません。

元になったガレージキットとの違いは、尻尾にリボンが付いたことと接地面が平らではなく立体的になったことだそうです。
展示しているとわかりにくいところですが、こういう見えにくいところの改良はウレシイですね。

台座はシンプルな楕円形のもので『とらドラ！』のロゴが付いています。
写真ではわかりませんが、台座も接地面に合わせて溝があります。


今回の逢坂大河 虎コスVerは期待していた通りのクオリティーでとても満足しました。
寝そべったポーズのフィギュアは少ないので新鮮です。

派手さは少ないですが堅実に作り込まれた文句無しの素晴らしい逸品だと思います。

■参考HP

★とらドラ！ 逢坂大河 虎コスVer│キューズＱ　2D & 3D Creative Studio

★スワンボートのスーザ：So-netブログ

★とらドラ! – Wikipedia


●キュートな虎コス、寝そべりポーズ「とらドラ！ 逢坂大河 虎コスVer」サンプルレビュー　（アキバHOBBYさん

●「キューズQ 逢坂大河 虎コス Ver.」レビュー　（怪人の集会所IIさん

●［フィギュア撮影レビュー］ キューズＱ　とらドラ！ 逢坂大河 虎コスVer　（studiorzhobbyさん

●逢坂大河 虎コスVer.とらドラ！レビュー　（よつばとフィギュアさん