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AKG Q701用にminiXLRケーブルを作ってみた

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今回は自作オーディオケーブル第三弾ということで、愛用のヘッドホン AKG Q701用のminiXLRケーブルを作ってみました。
AKGのQ701はケーブルが着脱出来るようになっており、その接続にminiXLRプラグが使われています。

このminiXLRプラグとヘッドホンプラグを使ってケーブルを作ります。

使用したプラグは、REANのRT3FC-BとNEUTRIKのNP3X-Bです。
ケーブルは、MOGAMI 2944を使うことにしました。

miniXLRのプラグは、半田付けする部分がとても小さいのであまり太いケーブルを使うと失敗しそうな気がしたので細めのケーブルを選びました。
MOGAMI 2944は外径2.5mmほどと細めのケーブルで、値段も1m70円ほどでリーズナブルです。

プラグはお馴染みのREAN&NEUTRIKです。
特にNEUTRIKのプラグは作りがしっかりしていて金メッキの色合いが金ぴか過ぎず渋い感じで好きです。

ヘッドホンプラグは色々種類があるので選びやすいと思います。
しかし、miniXLRは扱っている店も少なく、探した限りではREAN製の他はSWITCHCRAFTのTA3FX、オヤイデ電気で扱っているノーブランド(おそらくITTキヤノン製)のものくらいでした。

オヤイデ電気で扱っているものは現在使っているHPC-X62と同じものではないかと思います。
どれを選んでも良さそうですが、ここは使い慣れてきたREANのものを選びました。

RT3FC-Bとモガミのケーブルは共立エレショップ、NP3X-Bはサウンドハウスで購入しました。
材料費は、ケーブルが2mで3つ合わせて1,350円ほどでした。



レビュー

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今回使ったパーツです。
MOGAMI 2944、REAN RT3FC-B、NEUTRIK NP3X-Bの3つです。



AKG Q701用miniXLRケーブル

事前にどこにどの線を繋ぐかきちんと調べておきます。
ネットで調べてもよくわからなかったので、手元にあるオヤイデのHPC-X62をテスターで調べてみました。

RT3FC-Bは、半田付けする端子側から見た並びです。



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途中経過すっ飛ばしまくりですが、完成です。
夢中になると写真を撮るのをいつも忘れてしまいます。



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写真では分かりにくいですが、ケーブルが細かったのでプラグ内の部分に熱収縮チューブをかぶせて少し太くしてあります。

RT3FC-Bはかぶせた後端部分が少し外に出るようにして作ってみました。
動くことで結構負荷のかかるヘッドホンケーブルの根元なので補強の意味でやってみました。

NP3X-Bは、熱収縮チューブが短くて根元の部分にちょっと隙間が空いてしまいました。




今回は自作ケーブル第三弾ということでAKG Q701用のヘッドホンケーブルを作ってみました。

miniXLRプラグの半田付けがかなり小さいところなのでちょっと苦戦しました。
YouTubeで半田付けの動画を見てやったのですが、ケーブルと端子側に予備半田をしてケーブルを上から半田ごてで押さえるようにして熱すると楽に出来ました。

半田付けは下になる2番からやりました。
相変わらず仕上がりはあまり綺麗とは言いがたいものがありますが、だいぶ半田付けも慣れてきました。

NP3X-Bの方もチップとリングの間隔が狭いのでやりにくかったです。
どちらもきちんとプラグを固定してやるのが肝心ですね。

万力様様です。


半田付けが終わってから緊張のケーブルチェックですが、今回も特に問題なく出来たようです。
CT100ではminiXLRを直接接続出来ないので、SWITCHCRAFTのTA01という変換アダプタを使って計測しました。


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そして、緊張の試聴ですが・・・今回も普通に音が出ました。
当たり前と言えば当たり前なのですが、この瞬間が1番緊張しますね。

早速、シモツキンとゆかりんのアルバムを聴いてみました。

最初は気のせいかノイジーな感じがしたのですが、しばらく聴いているとなかなかにバランスの良い音です。
オヤイデのPCOCCを使ったHPC-X62に比べると解像感はやや劣る感じはしますが、中低域が増した感じで全体的に聴きやすくなったと思います。

解像度を高く楽器の音色を楽しむといった用途だとオヤイデのケーブルの方が向いてそうですが、ボーカルなども含めてポップスなどを聴くには良い感じだと思います。
HPC-X62は綺麗な音ではあるのですが、ちょっと音が硬いような気もします。

正直なところ、1m70円のケーブルなんて・・・などと思っていたのですが、悪くないどころかかなり良い感じです。

MOGAMI 2944は、ケーブル自体はかなり細めですが、それほど柔軟という感じではありません。
外被覆はPVCで少しテカりがあって見た目がちょっとビニールぽぃ感じで高級感が少なめなのは値段を考えると致し方ないところですね。

とはいえ、導体はネグレックスOFC、絶縁体は架橋ポリエチレンと作りはしっかりしていると思います。
気になる場合はメッシュチューブでもかぶせれば良さそうですね。

ケーブル自体は無地でメーカー名とかケーブル名など入っていません。
扱っている店が少ないのが難点ですが値段を考えるとかなり良い感じのケーブルだと思います。

オヤイデのHPC-X62も綺麗な音で良いのですが、ややケーブルが短めで、かといって純正の付属ケーブルではちょっと長いので自作することで丁度良い長さで作ることが出来ました。
結構安く作ることが出来ましたし、線材やプラグを変えてまた作ってみようかなと思います。

【レビュー】日立工機 ヒートガン RH600T を買ってみた

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ここのところ半田ごてを使ってオーディオ用のケーブル作りをやったりしているのですが、だんだん慣れてくるともうちょっと色々やりたくなります。
その1つが熱収縮チューブを使った処理なのですが、前回作ったRCAケーブルで使った赤いチューブがイマイチうまく収縮してくれませんでした。

ヘアドライヤーを使ってやってみたのですが、延々と風を当ててもちゃんと縮んだのかよくわかりませんでした。
ネットで調べてみるとライターの火であぶったりしている記事を見かけましたが、正直なところ直火は溶けたり焦げたりしそうであまりやりたくありません。

そこで気になったのが工業用のドライヤーです。
実際に使ったことは無いのですが、これからいくつかケーブル作成をしたいと思っているので1台買ってみようかと思いました。

Amazonでいくつか見てみたのですが、ヒートガンは2,000円くらいから買えるようです。
ただ、消費電力が大きく熱が出るものなので出来れば信頼できるメーカーのものを選びたいと思いました。

私の中で電動工具といえば、ボッシュ、マキタ、そして日立でしょうか。
半田ごてと同じ白光製のものもイイナァと思いつつ色々見て選んだのが日立工機のRH600Tです。

今年発売された新製品らしいです。

 link >>  ヒートガン:RH600T (日立工機株式会社HP


レビュー

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質実剛健な工具らしいシンプルなパッケージです。



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見慣れない生産国ですが、Made in PRCのPRCとはPeople’s Republic of Chinaの略で、中国製という意味らしいです。
Made in Japanでないのが残念ですが、そこは信頼の日立製ということで・・・。



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HITACHIのマークにニヤニヤしてしまうケースです。
ケース付きというのも今回選んだポイントでした。



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ケース内に本体+ノズル4種、スクレーパーが付属します。
熱収縮チューブに使うのでノズルは丸型のものを主に使うことになりそうです。



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手の小さい私にはちょっとグリップが大きめですが滑り止めも付いていてしっかりした作りでなかなか良いです。
スイッチの感触はちょっと硬めのカチッカチッという感じでしょうか。



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RH600Tにはメインのスイッチ以外に冷却用のスイッチもあります。
説明書の表記がわかりにくいのですが、冷却ボタンが出っ張っていると冷却用の約50℃の温風が出ます。

凹んでいると本来の熱風が出ます。



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ちなみに本体の表記はMade in Chinaでした。




軽く熱風を出してみましたが、250℃でもかなり熱いです。
間違ってヘアドライヤーとして使うと髪がチリチリになりそうです。

1200Wと消費電力が高いのでうっかりブレーカーを落とさないように気をつけたいですね。
まだ実際に活用していませんが、今度の休みにまたケーブル作成をしようと思っていますのでその際に初使用してみようと思います。

熱風の感じから、結構良い感じに収縮してくれそうな気がします。



B00I5GFKVA日立工機 ヒートガン RH600T日立工機

by G-Tools

BELDEN 8412とNEUTRIKのプラグでヘッドホン延長ケーブルを作ってみた

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先日、RCAケーブルを作りましたが、今回はヘッドホン延長ケーブルを作ってみました。

ヘッドホンアンプやD/AコンバーターがPCデスクのすぐわきにあるのでそこへ座っているときは良いのですが、ベッドで横になってまったり聴くには場所が離れていて困っていました。
ヘッドホンの延長ケーブルというと市販品は細くて長さもせいぜい3mくらいとオーディオ用にはちょっと使いづらいものが多いです。

今まではaudio-technicaのAT645L/3.0を使っていました。
このケーブルはプラグ部分はまぁまぁ良い感じの作りなのですが、ケーブルが細くて頼り無いです。

また、長さが3mというのも微妙に足りなくてキツキツでケーブルを敷いていました。
市販品で探しても欲しいものがなさそうでしたので、ここは作るしかないと思ってRCAケーブルのパーツと一緒に揃えました。


今回用意したのは、ケーブルは先日作ったRCAケーブルと同じBELDEN 8412を4m。
プラグはL型ステレオフォンコネクターNEUTRIK NP3RX-B、フォンメスコネクターNEUTRIK NJ3FC6-BAGです。

ケーブル、プラグともに最近よく利用するサウンドハウスにて3,500円ほどで購入しました。
使った道具などは前回の記事にて。



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配線はネットで探してみたのですが、L型のNP3RX-BはよくわからなかったのでストレートタイプのNP3Xを参考にテスターで導通チェックして場所を決めました。
NP3RX-BのGR(スリーブ)は、半田付けしてしまったのですが、シールド線はチャックとハウジングに挟み込むようにしてやるのが正解だったかもしれません。

RCAケーブルよりも半田付けする場所が小さく、しかも隣接しているのでなかなか大変でした。
あいかわらずボコボコの半田付けになってしまいましたが、前回のRCAケーブルよりはだいぶマシになった気がします。

今回使ったケーブルがヘッドホンケーブルにしては太めだったのでそれも苦戦の原因になりました。
おしり部分のブッシングの穴が小さくてそのままでは入らないかと思ったのですが、無理やりギュムッと押し込むと入りました。

思ったよりも穴が広がるので太めの8412でも十分入ります。
ただ、これはケーブルを剥いてしまってからですとまず入らないと思います。


NJ3FC6-BAGは、側面のネジを外せば簡単に分解できます。
こちらはブッシングとハウジングをケーブルに通してから半田付けします。

NP3RX-Bよりも半田付けしやすかったですが、3箇所の端子が近いので十分ケーブルの長さを吟味してからやる必要があります。


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結構時間がかかりましたが、なんとか無事に完成です。
ヘッドホンのケーブルにしてはかなりゴツい感じですが、4mほど延長するのには頼りになりそうな太さです。

完成後のケーブルチェックはCT100でやりました。
そのままではチェックできないのでメス側には市販の3.5mmオス-オスのケーブルに変換プラグを付けたものを差し込んでやりました。

端子が小さく、ちゃんと半田でくっついているのか心配でしたが、多少乱暴に引っ張っても大丈夫そうでしたので早速使ってみました。

プラグはオスメスともにとてもしっかりした作りで安心感があります。
特にメス側のNJ3FC6-BAGはプラグをロック出来るので安心感があります。

試聴した感じでは、さすがにアンプ直差しより少し音質が落ちる感じがしますがいままで使っていたAT645Lよりだいぶ良い感じです。
8412らしい中低音のしっかりした音になってなかなか良いです。

これなら離れたベッドで聴くにも十分満足感が得られそうです。
ただ、枕元で音量調整が出来ないのが難点ですが・・・。

パッと見でアンプの前面にあると不格好なくらい太いケーブルを使ってしまいましたが、音質的には満足出来たので良かったです。



ついでにRCAケーブルをもう1組作ってみました。
今回は前回の反省を踏まえて、ケーブルの向きがわかりやすいように赤の熱収縮チューブを付けてみました。


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ただ、熱収縮チューブを付けるとプラグのハウジングの穴がギリギリになってしまいます。
片側はうまく入らずにグリグリやってしまってちょっと汚くなってしまいました。

D/Aコンバーターとラインセレクターの間に入れてみましたが、なかなか良い感じです。
MOGAMI 2534も悪くなかったのですが、程良く高域が抑えめで中低域が強めのBELDEN 8412に変えてだいぶコクのある感じになって音楽的にはより楽しく聴けるようになりました。

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