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【レビュー】SONY MDR-EX650(T)を買ってみた
- 2014-06-28 (土)
- オーディオ、AV機器 | レビュー
通勤時のお供だったヘッドホンを使わなくなってだいぶ経ちました。
ヘッドホンやプレーヤーが壊れたとか音楽に飽きたというわけではなく、単に暑くなってきたのでヘッドホンを付けているのが少々厳しくなってきただけです。
ヘッドホンではなくイヤホンを使えば良いのですが、今までいくつも使ってみたのですがどうも耳に合わず、歩いているとズルズル外れてきてしまったりあるいは耳の穴に合わずに痛くなってしまったりとどうもイマイチでした。
現在はもっぱらiPhoneを見て時間を潰しています。
去年の夏はヘッドホンが辛いので音楽を聴かないという選択をしたので今夏もそうしようかと思っていたのですが、朝はともかく1日働いて疲れた帰りは癒やしの音楽を聴きたくなってしまいます。
そこでまた懲りずにイヤホンを試してみようと思いました。
イヤホンはあまり高い物を買ったことがなかったのですが、今回はネットの評判なども十分参考にして少しイイモノを使ってみようと思いました。
といっても、また合わない可能性があるのでヘッドホンのように数万も出すのは躊躇われますので1万円以内で探してみました。
すると、今年の初めに発売されたSONYのMDR-EX650というのが良さそうだったのでこれを購入してみました。
値段は6,000円ほどでした。
樹脂部分は価格相当かなという感じですが、ハウジングが真鍮製ということでなかなか高級感があります。
色はブラスブラウンを購入しましたが、金色もキンキラキンではなく落ち着いた色合いです。
真鍮製ということですが、思ったよりも小さいので重さはさほど感じません。
付属品は、ポーチとサイズ違いの交換用のイヤーピース、コードの長さを調整するアジャスターです。
ネットの評判ではケーブルが長めという意見も見られましたが、私の場合カバンの中からケーブルを伸ばすことになると思いますので長さはちょうど良いかむしろ足りない可能性もありそうです。
小型のウォークマンなどを胸ポケットなどに入れて使うとなるとちょっと長そうですね。
そして、気になったのはそのケーブル自体です。
これが思ったよりも細くてちょっと頼り無い感じです。
音的に不安というよりも強度的に多少不安を感じます。
ちょっと引っ張ったら切れてしまうんじゃないかと思ったりします。
セレーションコードというのは初めて使ったのですが、確かに絡まりにくそうな感じがします。
昔作った1/35スケールの戦車模型で使ったワイヤーに似ていてちょっと懐かしいです。
簡素な作りながらそこそこ見栄えの良い箱ですが、側面のアイコンはなかなかわかりやすくて良いですね。
ネット通販で買ったので購入時の参考にはしていませんが、店頭で買う際にはありがたいです。
そして、早速音を聴いてみました。
外出時に使っているiPhone4(HF Player)+SONY PHA-1の組み合わせです。
購入後すぐに一聴した感じではあまり良い音とは言えません。
低音が出ている感じはするのですが、音が籠もっていてガッカリです。
女性ボーカルは最初からでもわりと綺麗な感じですが、高音の響きなどイマイチです。
ただ、素性はわりと良い感じに聴こえるのでしばらく使ってエージングをすると結構音の響きが綺麗な感じになりそうです。
このへんがオーディオの面倒なところですね。
音質に関しては1ヶ月くらい使ってみて気に入れば使い続けようと思います。
肝心の付け心地ですが、これは思ったよりも良いです。
何の気なしに耳に入れてみたのですが、自然に耳に填まってしまいました。
イヤーピースもやわらかいのですが、絶妙なやわらかさです。
やわらかい割りにしっかり填まっていて外すときはキュポンと抜ける感じでした。
アルバム1枚聴いてみて後半多少痛いような感じがしなくもないですが、十分許容範囲です。
イヤーピースは特に変えることもなくデフォルトのもので良さそうでした。
真鍮製ということで重いのかなと思ったのですが、ハウジングも小さくて思ったより気になりません。
1時間付けていて平気なら十分使えそうです。
あとは歩いていてズルズル落ちてこなければOKです。
さすがに部屋の中を歩き回るわけにいかないのでこれは実際に外で試してみます。
作りの良さと思ったよりも良い付け心地のイヤホンでした。
音質に関してはまだ結論付けられませんが、暑さでヘッドホンを使いにくくなってもこのイヤホンなら結構良い感じに使えそうなので夏も外で音楽を楽しめそうな気がします。
ソニー ダイナミック密閉型カナルイヤホン (ブラスブラウン)SONY MDR-EX650-Tソニー by G-Tools |
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KIRIN「世界のKitchenから Sparkling Water」を飲んでみた
- 2014-06-17 (火)
- レビュー
お気に入りの清涼飲料水の中でも特にお気に入り度が高いのがKIRINの世界のKitchenからシリーズです。
現在は生産していませんが、とろとろ桃のフルーニュや柑橘ジャスミンなどクリティカルヒットな飲み物がいくつもありました。
我が家ではソルティライチの1.5Lペットボトルが常に冷蔵庫に入っている状態です。
そんな世界のKitchenからシリーズに新作が出たので早速近所のスーパーで買ってみました。
モロッコのお母さんが花を蒸留して作るフラワーウォーターを元に作ったというSparkling Waterです。
果実由来の糖類は含まれますが、これまでのシリーズの中で無糖飲料は初めてではないでしょうか。
正直なところ無糖の炭酸水ではさすがの世界のKitchenからシリーズでも・・・と、思いつつも期待して飲んでみました。
最初にレモンの香りと思われる味わいが広がっていき、後味にほんのり甘みのあるような香りが残ります。
この後味に感じるものがエルダーフラワーの香りなのでしょうか。
エルダーフラワーとはハーブの一種でハーブティーとして利用されることが多いそうです。
無糖なだけあって後にべたつく感じが無いのは良いです。
ただ、ぶっちゃけると・・・あんまり美味しくないです。
レモンは良いのですが、後味の微妙な甘みが人工甘味料を思わせるような感じがしてどうもイマイチです。
この後味を気に入るかどうかがポイントになりそうです。
飲んでいて気付いたのですが、元になったモロッコのお母さんが作るフラワーウォーターには炭酸は入っていないのです。
炭酸で割らずにそのままエルダーフラワーとレモンピールのフレーバーウォーターとして出した方が良かったんじゃないかなと思ったりします。
自宅でのどを潤すために飲むには合わなかったですが、もしちょっと高級なレストランなどで高そうなグラスに入って出てきたら結構良さそうです。
食事の時に飲むと料理の味を邪魔せずにちょっとオシャレな感じでスッキリ美味しく飲めそうな気がします。
私の場合は、普段無糖飲料を飲み慣れていないというのもあると思いますが、残念ながら今回はこれ1本飲んで終わりになりそうです。
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AKG Q701用miniXLRケーブル 第二弾を作ってみた
- 2014-06-13 (金)
- オーディオ、AV機器 | レビュー
先日製作してすこぶる調子の良かったAKG Q701用のminiXLRケーブルですが、見た目がイマイチだったのであらためて作ってみることにしました。
そこで以前から使ってみたかったメッシュチューブというものを使ってみました。
メッシュチューブというのはケーブルの上にかぶせて保護をするものですが、見た目に高級感が出ます。
今回は保護目的というよりも見た目の綺麗さ目的で使ってみました。
使った材料は以下のものです。
- 【フォンプラグ】NEUTRIK NP3X(サウンドハウス)
- 【miniXLRコネクタ】ITTキャノン M-XL-3-11M(せんごくネット通販)
- 【ケーブル】MOGAMI 2944(共立エレショップ)
- 【メッシュチューブ】VIABLUE ブレイディングメッシュスリーブ ネオン(Art Music)
※括弧内は購入店
フォンプラグはNEUTRIKのNP3Xを使い、miniXLRコネクタはITTキャノンのものを使いました。
NP3Xは金メッキ無しですがあまり金メッキにこだわることもないかなと思ってコネクタとシルバーボディで色を合わせることにしました。
肝心のメッシュチューブは、Q701のグリーンに合わせようと思ってグリーン系を選んでみました。
中身のケーブルは前回同様MOGAMI 2944です。
材料費は4点あわせて1,900円くらいでしょうか。
ただ、購入店が違うので送料がだいぶかかってしまいました。
製作は前回と同じような感じですが、今回は絶縁にテフロンテープを使ったりしてみました。
miniXLRコネクタの端子はとても小さいので今回も3箇所半田付けするのに苦労しました。
製作のポイントはメッシュチューブの扱いでしょうか。
プラグ内でどこまで引き込むかというのと、両端のプラグを固定する際にメッシュが弛まないようにしっかり伸ばして固定しました。
REANのRT3FC-Bと比べるとITTキャノンのコネクタは少し重いですがその分とてもしっかりした作りで信頼感がありますね。
ケーブルもより太いものが使えます。
Q701への着脱も緩くなく、かといってキツすぎずという感じでしっかりハマります。
メッシュチューブを被せたことでケーブルがだいぶ硬くなってしまいましたが、使用する上では許容範囲かと思います。
ケーブルテスターでチェックをして試聴してみましたが、プラグの違いからか多少解像感が落ちたような気もしますが音の響きは逆に良くなったような気がします。
このへんはエージングが進むとまた変わってきそうですが常用するのに特に問題のあるレベルではなさそうです。
今回初めてメッシュチューブを使ってみましたが、見た目が綺麗になってなかなか良い感じです。
多少ケーブルが硬くなってしまうのが難ですが、ナイロン製の軟らかいものなどもあるので気になる場合はそういうのを選ぶと良さそうです。
ケーブル製作もだいぶ慣れてきて見た目にもこだわれるくらいになってきましたが、やはり仕上がりが綺麗だと満足感も違いますね。
特にMOGAMI 2944は音は良いのですが、お世辞にもあまり高級感のある見た目では無いのでかなり効果的でした。
メッシュチューブは探してみると結構色々な種類があるのでまた別の機会に使ってみようと思います。
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