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AKG Q701にオヤイデ HPC-X62を使ってみた
- 2014-03-17 (月)
- オーディオ、AV機器 | レビュー
コダワリ始めるとなかなか抜け出せないオーディオ沼ですが、以前から気になっていたケーブルを使ってみました。
ヘッドホンのminiXLR端子用のケーブルで、オヤイデのHPC-X62というものです。
ヘッドホンのケーブルは取り外し出来るモノも結構あって、サードパーティ製の良質なものに交換することが出来ます。
私が使っているAKGのQ701もケーブルが交換出来るのですが、利便性を優先してAKG純正のEK500Sというカールコードを使っていました。
DT990Proが元々カールコードだったのですが、これがすこぶる気に入ってしまいQ701もカールコードにしていました。
カールコードは絡まりにくくてある程度伸び縮みするのが利点なのですが、重いという欠点もあります。
使いやすさを優先して使っていたのですが、どうもケーブルを変えてから音質が落ちた気がしていました。
このカールコードもどんな線材を使っているのかよくわかりませんが、価格的にあまり期待出来る中身ではないかもしれません。
使いやすいとはいえ、だんだん音質に不満が出てきたので標準で付属しているケーブルに変えるとやはりだいぶ違います。
あまりヘッドホンのケーブルというのはこだわらなかったのですが、別途売られているケーブルにするとさらに変わるかも知れないと思い、思い切って買ってみました。
miniXLRのケーブルはいくつか出ていますが、オヤイデ製のものが最もリーズナブルな感じで評判もまずまずでしたのでこれを選んでみました。
ミニジャックと標準ジャック用とありましたが、変換プラグはあまり使いたくないので標準ジャック用を選びました。
ケーブルは短い1.3mで十分でした。
ケーブルはやや細めですが、質感は悪くアリマセン。
標準で付属しているものと比べると少々硬めですが、1.3mではさほど気になりません。
プラグはどちらもしっかりした作りで重量感もあります。
金色に慣れていると気になるかも知れませんが、金メッキより高価なロジウムメッキ仕様になっています。
早速繋ぎ替えて聴いてみました。
まずカールコードとの差は歴然です。
Q701付属のケーブルと比べても音の鮮度が上がった感じです。
高音がより綺麗な感じになり、中低音が締まって綺麗に聞こえます。
弦楽器の響きなどずいぶん変わった気がします。
ケーブルの長さが半分以下になったというのも結構大きいと思います。
3mというのは結構長いです。
これはもう固定で使用して良いレベルですね。
短めのケーブルが使いやすいです。
買おうかどうか結構悩んでいたのですが、サッサと買ってしまえば良かったと思いました。
こうしてオーディオの中でも特にハマるとやばいケーブル沼にハマっていくのかなと思います。
オヤイデ ヘッドホンケーブル HPC-X62/1.3オヤイデ 2009-07-02 by G-Tools |
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【レビュー】ORB ヘッドホンアンプ JADE casaを使ってみた
- 2014-03-15 (土)
- オーディオ、AV機器 | レビュー
現在、ヘッドホンはLUXMAN DA-100にて聴いているのですが、どうも今ひとつ鳴り方が気に入らなくなってきました。
解像感は高く元気もある感じなのですが、高音のキンキンした感じが気になります。
特にDT990Proでその傾向が強く、女性ボーカルのサ行も気になってちょっと長時間の視聴が厳しい感じです。
購入当初からいくつか手を加えてみたのですが、スピーカーで鳴る音はますます良くなってきたのですがヘッドホンは納得いくところまで来ませんでした。
そこで以前から考えていたヘッドホンアンプを追加してみることにしました。
色々調べてみると、D/Aコンバーターとの複合機ばかり目についてアンプ単体のものがあまり見当たりません。
DA-100と同じLUXMANからは数機種出ていますが、価格が結構高いのでちょっと足すには考えてしまいます。
そんな中、目に付いたのがORBのJADE casaです。
聞いたことがないメーカーでしたが、国内のメーカーだそうです。
ヘッドホン祭でスケルトンモデルを展示していたらしく、中身に自信があると思い選んでみました。
レビュー
今回はAmazon経由のe☆イヤホンで購入しました。
外装には何の印刷も無い無地の段ボール箱で届きました。
段ボールを開梱すると緩衝材がたくさん入っていてさらに商品がプチプチで包まれていました。
e☆イヤホンは初めて利用しましたが、注文した当日に発送してくれて翌日には届きました。
製品はシンプルな白い箱に入っていました。
側面に商品名などの記載があります。
蓋を開けて一瞬驚きましたが、緩衝材が曲がって入っていました。
外れてはいませんでしたが、LUXMANの丁寧な梱包に比べるとかなりアバウトな感じがします。
付属品は、電源コード、ステレオミニケーブル、ゴム足、説明書、保証書のみです。
DA-100もそうでしたが、最近の傾向なのかもしれませんが足を自分で取付ける製品が多い気がします。
説明書と保証書はいかにもプリンターで印刷した紙でかなり簡素な感じです。
電源ケーブルは太めのしっかりしたものが付属していましたのでひとまずこれを使おうと思います。
ピンケーブルは付属のものはまず使わないので無くても問題ないです。
付属のゴム足では心許ないので、Fostex PM0.3で使っていたaudio-technicaのAT6089CKを貼り付けてみました。
接着はブチルゴムを丸く切って貼ってあります。
直径18mmほどの小さいインシュレーターですが、安価ながら質感も良くてなかなかイイ感じになりました。
オヤイデのINS-USとINS-SPあたりを組み合わせて使っても良いかなと思います。
背面はシンプルでRCAとステレオミニの2系統の入力、電源、電源スイッチのみです。
右下にあるMade in Japanの文字がうれしいところです。
本体のサイズと発熱が大きいということで1番上に置いてみました。
ORBのロゴが存在感をアピールしてくれます。
使用感
今回初めて購入したORBの製品ですが、モノとしての作りはなかなかイイ感じです。
フロントパネルのデザインが海外製品ぽぃ印象でしたが、国内の自社工場でせっせと作っているそうです。
名前の読み方ですが、ジェイドカーサという感じに読むそうです。
casaはイタリア語で家の意味だそうですので翡翠の家という感じでしょうか。
最初、ジェイドケースかと思っていました。
まず目立つのが前面左にある大きめの液晶(?)画面です。
何が表示されるのかと思ったら、メーカーロゴが出るだけでした。
購入前からこれは必要あるのかと思っていたのですが、いざ点灯してみると落ち着いた感じの発光具合がなかなかイイ感じです。
下にある赤字のJADE casa / Headphone amplifierが良いアクセントになっています。
カラーが、ブラックと新色のネイビー、在庫限りのオーシャンブルーと3色あったのですが、無難にブラックを選んでしまいました。
結構悩んで選んで悪くは無いのですが、もう少し冒険しても良かったかなと思います。
ブラックの筐体は、質感は悪くないのですが触ると跡が付いて目立つのが難点です。
フロントパネルは綺麗な作りで安っぽさはありません。
ただ、独特のザラザラした手触りは綺麗なのですが、指でなぞると首筋にゾワゾワッとした感じが走ります。
ボリュームつまみは逆テーパー形状で、中央部が凹んでいます。
回したときの滑らかさはもう少し欲しいところですが、大きめのつまみで程良いトルク感があって回しやすいです。
InputセレクトとDynamicモードのボタンは出っ張りが少なく薬の錠剤のような形ですが、爪が伸びていると少々押しにくそうです。
Inputは、点灯(ステレオミニジャック)と消灯(RCA端子)で入力を判断します。
入出力はシンプルで、出力は前面にφ6.3ヘッドホンジャック、入力は背面にRCA端子が1系統とステレオミニジャックが1系統あるのみです。
奥行きはDA-100と同じくらいで、横幅がだいぶ大きいですが厚みが薄いので思ったよりコンパクトな感じです。
また、これもDA-100と同様ですが、電源スイッチが背面にあります。
結構発熱するので外出時などは電源OFFにしたいところなのですが、背面スイッチは使いにくいです。
気になる音質
接続は、DA-100にアナログ出力が1系統しかないのでいったんプリメインアンプに入れてそこから出力して接続しています。
試聴は、霜月はるかの月追いの都市、星空アンサンブル、レムルローズの魔女などを聴いてみました。
- Pioneer N-30 (光出力)
- AUDIOTRAK GlassBlack2plus
- LUXMAN DA-100
- audio-technica AT6A66
- SANSUI AU-α907 Limited(NORMAL-1入力、TAPE1 REC出力)
- Zonotone Silver Meister AC-1001
- ORB JADE casa
- AKG Q701 / beyerdynamic DT990pro
JADE casaにスルーアウトが無いのでちょっと遠回りの接続になってしまいました。
まだ使い始めでエージングもなにも無い状態ですが、一聴して聴きやすいバランスになっていると思いました。
プリメインアンプ経由なので少々解像感は落ちている感じですが、高音のキンキンした感じがマイルドになって全体の質感が安定した感じです。
Dynamicモードを使うと広がり感は少なくなりますが、低音が増強されます。
Q701でもこんなに低音が出るのかと驚くような感じになりました。
逆にDT990Proは元々低音も十分出るのでDynamicモードではちょっと低音が鬱陶しい感じがします。
ただ、ロックなどズンズン聴きたい人にはなかなかイイ感じではないかと思います。
かなり感じが変わるのでヘッドホンや聴く音楽に合わせて切り替えると良さそうです。
まだ使い始めなので評価しきれないところもありますが、DA-100と比べて全体的に聴きやすくなったと思います。
出来ればDA-100から直挿しで使いたいところなのですが、そうするとスピーカーで聴くのに毎回ケーブルを差し替えないといけないので悩ましいところです。
ヘッドホンの利用は増えましたが、やはりメインはスピーカーなのです。
性能の良さそうなラインセレクターなど使ってみようか思案中です。
DA-100にもヘッドホンアンプが搭載されていて、果たして単体のヘッドホンアンプを追加してどうだろうかと思ったのですが、なかなか良好な結果で満足です。
ただ、DA-100の性能が悪いというわけでは無く、やはりメイン機能はD/Aコンバーターなのだと思います。
実際、DA-100の商品名はD/Aコンバーターでありスピーカーからの音は素晴らしく魅力的になりました。
DA-100は今後もD/Aコンバーターとして活躍してくれそうで、ヘッドホンをJADE casaに任せるという感じになりそうです。
5万円前後くらいの価格帯ではD/Aコンバーターとヘッドホンアンプの複合機が多く、単体のヘッドホンアンプが少ないです。
D/Aコンバーター無しのヘッドホンアンプだとなんとなく物足りない気もしますが、シンプルにヘッドホンの駆動に徹しているだけあって非常に使いやすく思います。
これからエージングが進んでこなれてくると思いますが、ますます音楽を聴くのが楽しみになります。
ORB ピュアオーディオクオリティヘッドホンアンプ JADE casa black オーブORB オーブ by G-Tools |
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明治リッチバナナチョコレートを食べてみた
- 2014-03-13 (木)
- レビュー
今日は仕事帰りに近所のスーパーに寄ってちょっと甘い物を物色してみました。
雨、風ともに強くなってきているのでサッサと帰ればいいのですが、甘い物が食べたい衝動に駆られるとこんな天気でもつい寄り道してしまいます。
甘い物といえばチョコレートですが、冬期限定のものはスッカリ無くなってしまいました。
何か新製品はないかと見ていると気になるモノがありました。
それが、明治リッチバナナチョコレートです。
特にバナナ好きというわけでもなく、あったら食べる程度です。
ただ、チョコレートになっている上にたっぷり練り込まれてしまっているらしいので思わず買ってしまいました。
なにげに板チョコのわりに198円とちょっと高かったです。
早速、夕飯後に食べてみました。
開封するとバナナ臭がふわ~っと漂ってきます。
バナナ嫌いだとこの時点でアウトですね。
食べてみるとなるほどバナナです。
乾燥バナナを使っているようで、バナナといっても安っぽぃ香料のような感じはしません。
バナナ感を主張しすぎず、甘さもくどくなくそれでいてチョコレート感もあって、どちらかというと大人向けな感じです。
なかなか美味しくてパクパク1枚全部食べてしまいました。
難点としては、見た目の色があまりよくないのと食感に少しジャリッとした感じがあります。
パッケージのような鮮やかな色ではなく、くすんでいて模型のレジンみたいな感じです。
かすかなジャリッとした食感は砂糖かバナナパウダーかなにかかと思いますが、もう少し舌触りが滑らかだと良かった気がします。
ちなみに、バナナというのは台湾バナナ(4~6月)を除いて特に旬が無いそうで1年を通して旬だそうです。
特にバナナ好きでもないのでリピートするかと言われると値段が高いのもあってちょっと微妙ですが・・・。
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