Home > レビュー
レビュー Archive
【レビュー】テープの切り口がまっすぐになる「ニチバン 直線美mini」を使ってみた
- 2014-06-09 (月)
- レビュー
先日、ペットボトルの追加料金に耐えかねて申し込んでしまったAmazonプライム会員ですが、いざ申し込んで使ってみると思いの外便利です。
夜注文しても次の日仕事から帰る頃には届いているというのを何度も経験するとクセになりますね。
今回は、あわせ買いプログラム対象の日用雑貨を注文する際に金額合わせのために何か無いか探していて思わぬものを見つけました。
見つけたのはテープの切り口がまっすぐになるというテープカッターでした。
ニチバンの直線美miniという商品ですが、小巻のテープ用で金額も安いので試しに購入してみました。
link >> ニチバン:小巻ハンドカッター直線美® mini
普段、自宅ではセロテープの使用頻度は低いので単なる文具好きが興味本位で購入したものです。
とりあえずテープカッター自体はいくつもあるので、中身にマスキングテープを入れて使おうと思いました。
レビューでは18mm幅のものも使えるとのことだったので、3Mの幅18mm×長さ18mのマスキングテープをいっしょに購入してみました。
そして、最初から付いていたセロテープは自宅にあるテープカッターに移してマスキングテープをセットしてみました。
サイズもピッタリでなかなか良い感じです。
本体内にテープが隠れるのでホコリなどが付きにくくて良さそうです。
残念ながら先日購入したテフロンテープは微妙にサイズが大きくて入りませんでした。
少し使って巻きが細くなれば入りそうです。
側面にわずかに隙間が開いていてテープ残量が見られるのはなかなか良い工夫です。
デザインもスッキリしていてデスクの上に転がしておいても悪くないです。
そして、肝心のテープの切れ具合ですが、カッターで切るような綺麗な直線ではありませんがかなり綺麗にまっすぐに切れました。
既存の山型になっているテープカッターと比べると一目瞭然です。
ちなみに普通のセロテープを切るともっと切断面が綺麗でした。
買う前はカミソリのようなテープカッターになっているのかと思っていたのですが、凸凹のある一見刃物に見えないカッターでした。
指でなぞっても痛くありません。
切るには若干捻るようにして切る必要がありますが、何でこれで切れるのか不思議なくらいです。
思わず、無駄に何枚も切ってしまいました。
この製品は最近出たものかと思ったら、直線美シリーズ自体は5年ほど前に発売されたようです。
その中のminiは3年前の発売だそうです。
テープの切り口というのは山型になっているものだというのは小さい頃からの常識のようなものでした。
それがまっすぐに切れるようになるとは地味ながらすごい発明だと思ってしまいました。
このカッターのスゴいところは、まっすぐに切れるだけでなく指で触れても怪我をしにくいところでしょうね。
ケースのデザインも悪くないですし使い勝手も良好です。
久々に文房具でちょっと感動してしまいました。
ニチバン セロテープ 直線美mini 15mm×20m 黒 CT-15SCB6ニチバン 2012-10-01 by G-Tools |
- コメント: 0
- Trackbacks: 0
【レビュー】Olasonic NANOCOMPO NANO-NP1を使ってみた
- 2014-06-07 (土)
- オーディオ、AV機器 | レビュー
ヘッドホン環境を整えだしてからずいぶん経ちますが、やっと音が安定してきた気がします。
最初の頃は高音がやけに耳に刺さるような感じでしたがそれもだいぶ落ち着いてきました。
ただ、D/Aコンバーターを足して、ヘッドホンアンプを足して、接続コードを変えて、とやってきましたが音の響き方が今ひとつという感じがしていました。
下流ばかり変えていてもそろそろ限界かもしれないと思ったのですが、再生機であるネットワークオーディオプレイヤーはあまり選択の余地がありません。
PCで再生すれば良いのにとも思うのですが、オーディオはオーディオ機材で専用機で再生したいのです。
音質云々よりもPC上で操作すること自体をあまりやりたくないのです。
このプレーヤーを変えたいと思っていたのですが、アップグレードするにはいきなり10万超えのフルサイズ高級機になりそうなので躊躇していました。
もう少し安くて音の良さそうなものはないかなと思っていたところ、今年の3月にOlasonicからちょっと気になる製品が発売されました。
それが、NANOCOMPOのNANO-NP1です。
CDケース3枚分という小型の筐体でシンプルな外見とともに興味が沸きました。
ネットで情報を探してみたのですが、掲示板にもあまりコメントが無く、またブログなどでもほとんどレビュー記事が見当たらなかったのでどうしようか考えていました。
その後、いま使っているN-30よりも高音質らしいという話を見かけたので失敗しても良いかと思って購入してみました。
レビュー
縦22.5cm、横25cm、厚さ8.5cmほどのコンパクトな箱です。
シンプルに真っ白な箱にグレーで文字が書かれています。
箱を開けると左側に本体、右側に付属品が入っています。
本体前面には電源スイッチと入力切り替えの2つのボタンがあるだけでシンプルです。
ロゴも左下と右下に小さく書いてあるだけでとても控えめです。
天板にはNANOCOMPOのロゴがエンボス加工で彫り込まれていてさりげなく主張しているのが良いです。
背面は落ち着いたメタリックレッドになっていて全体が白とグレーのモノトーンの中アクセントになっていてとても綺麗です。
脚は最初から付いていますが、こちらも本体デザインに合わせた感じでなかなか良いです。
デジタル入出力、LAN、UP CONV切り替えスイッチ、DC INのみとなっています。
アナログ出力は無いのでD/Aコンバーターの機能を持っている機材が必要です。
デジタル入力は入力端子の少ないアンプやD/Aコンバーターとの接続を想定したものだそうです。
単なるスルー端子ではなく、ジッタの低減、アップサンプリング機能により48/96/192kHzへの変換が可能です。
付属品はACアダプタ、ACケーブル、同軸ケーブル、LANケーブルです。
他に保証書付きの説明書があります。
同軸ケーブルはかなり短いので接続機器のすぐそばに設置するには丁度良いかもしれません。
LUXMAN DA-100の上に載せてみました。
横幅がほんの少し大きいですがほぼ同サイズでおさまりが良いです。
感想
Pioneer N-30からのアップグレードで購入してみたNANO-NP1ですが、結果としては大変満足です。
まずは最も気になる音に関してですが、これは明らかに良くなりました。
N-30で気になっていた高音の刺さりも無くなり全体的な音の響きも綺麗になりました。
音の粒立ちも良くなって弦の響きなども美しく聴こえました。
女性ボーカルのサ行の響きもだいぶ緩和された感じで聴きやすいです。
LUXMAN DA-100のdf1で聴きづらくdf2で常用していたのですが、df1でも綺麗に聴こえるようになってdf1と2を切り替えて楽しめるようになったのが良かったです。
また、高音の刺さりで聴きにくかったBeyerdynamic DT990Proもだいぶ聴きやすい音になりましたのでこのヘッドホンの魅力があらためて分かった感じです。
見た目がシンプルでとてもスッキリしたデザインです。
写真で見ると樹脂筐体のようにも見えますが、アルミダイキャスト製で小さいながらもズッシリとした重さがあります。
前面の入力切り替えの上に付いているランプも緑と白でギラギラした感じは無くソフトな光りです。
見た目以上に機能もシンプルで、入出力ともにデジタルしかありません。
ヘッドホン端子もありませんし、D/Aコンバーターが無いと再生出来ないので要注意です。
このへんの割り切ったシンプル設計は好感が持てます。
操作ボタンが無くリモコンも付属しないので曲の再生停止などの操作はスマートフォンやタブレットなどからアプリを使って行います。
設定なども特にすることなく、LANケーブルを繋いで電源を入れるとしばらくしてから緑のランプが点灯してすぐにNASを認識出来ました。
iPhone5とiPad Retinaで使ってみましたが、操作に関しては少々難ありです。
専用アプリのナノコントローラーが公開されていて、アプリも日本語表示で使いやすいのですが再生している時は他のことが出来ません。
音楽再生している時にアプリを切り替えてしまうと現在再生している曲で終わってしまいます。
私の使っているNASとの相性もあるかもしれませんが、どうも調べてみると現状ではそういう仕様らしくアプリで再生機をコントロールしているのでアプリを起動状態にしておく必要があるようです。
この点に関してはN-30の方がはるかに便利です。
N-30は、本体にプレーヤーソフトの機能が入っているようで外部アプリを閉じても再生は止まりません。
付属のリモコンで直接操作も出来ますのでスマホやタブレットも必要ありません。
それに比べると少々不便ですが、操作は画面の大きいiPadを操作しやすい場所でスタンドに立てかけてやることにしようと思います。
他にも動作確認されているアプリがいくつもあるようですのでそちらも今後試してみようと思います。
また、MACアドレスなどの情報はPCやスマホなどのブラウザ上で確認することが出来ます。
そして付属の説明書には記載の無い機能でネイティブモードというのがあります。
通常は背面のUP CONVスイッチにより48/96/192khzにアップコンバートして再生するのですが、このアップコンバート無しに入力されたサンプリングレートのまま出力するものです。
詳細は公式サイトにpdfで説明書がありますが、電源ボタンの長押しで切り替えます。
現在聴いている音源はCDからリッピングしたFLACファイルで全て44.1khzなので出来ればこのまま聴きたいと思いましたのでネイティブモードを使っています。
ここは好みで切り替えてみて音の違いを楽しむのも良いですね。
果たして再生機を変えてそれほど変わるのだろうかと思っていましたが、かなり大幅な変わりようで驚きました。
最も気になる音質がだいぶ向上したのは機材を変更した甲斐があります。
操作に多少難があり、完全にアップグレードになっていないところは少し残念ですが音の良さで十分満足です。
シンプルなのがとても好感が持てますが、それゆえに再生に必要な機材を持っている必要があります。
シンプルなわりに価格が高いかなとも思ったのですが、音や本体の作りを見ても十分満足いくものでした。
NANOCOMPOシリーズの1製品なので同シリーズの製品と合わせるのが見た目的にも良さそうですが、D/Aコンバーターやヘッドホンアンプはお気に入りがあるのでこの製品単体で利用することになると思います。
カラーが白のほかに黒もあります。
表面の仕上げ処理にもよりますが、黒はホコリが目立ったり触ると指紋が気になるので白にしてみましたが結果としては綺麗な色で良かったです。
今後は同軸ケーブルを変えてみたり、他のプレーヤーアプリも試してみて使いやすいものを選んでみたいと思います。
試聴環境
acer REVOCENTER(Windows Home Server 2011 / Asset UPnP)
↓LANケーブル(型式不明)
NETGEAR GS108v3
↓ELECOM LD-GPY/WH3
Olasonic NANO-NP1(ネイティブモード)
↓audio-technica AT-ED1000/1.3
LUXMAN DA-100 + LUXMAN JPA-10000
↓audio-technica AT6A66/1.0
LUXMAN AS-4III
↓自作ケーブル(BELDEN 8412 0.8m + REAN NYS352G)
ORB JADE casa
↓自作ケーブル(MOGAMI 2944 2m + NEUTRIK NP3X-B + REAN RT3FC-B)
AKG Q701
※音源はCDからリッピングしたFLACファイル 44.1khz。
※NANO-NP1以下の電源はTASCAM AV-P25RMKIIIに接続。
Olasonic NANO-COMPO ネットワークプレーヤー ホワイト NANO-NP1東和電子 2014-03-17 by G-Tools |
- コメント: 8
- Trackbacks: 0
【レビュー】劇場版 機動戦士ガンダム Blu-rayトリロジーボックス プレミアムエディションが届いた!
つい数日前に予約したばかりでしたが、『劇場版 機動戦士ガンダム Blu-rayトリロジーボックス プレミアムエディション』が届きました。
色々考えた結果、特典付きのプレミアムエディションにしましたが、届いたAmazon箱がやけに重くて開封前からワクワク感がタマリマセンでした。
Amazonのレビューでは色々な意見もありましたが、果たしてその中身は・・・。
レビュー
安彦良和氏と大河原邦男氏のパッケージイラストです。
パッケージからして贅沢な内容です。
ぎっしり詰まった各種ディスクに資料など。
特典付きにして良かったと思える充実した内容です。
劇場三部作がそれぞれ別になっていて、各本編と特別版が一緒に入っています。
カトキハジメ氏のイラストが美しい特典ディスクです。
PVやCMなど2枚のディスクに入っています。
これぞ特典付きのプレミアムエディション最大の魅力です。
劇場公開時のパンフレットの縮小版に200Pにもおよぶ分厚い資料集、チラシなど。
これだけのためにプレミアムエディションを買っても良いくらいです。
確か、本来の発売日は明日28日だったと思いますが、Amazonでは1日前に届きました。
予約にあわせてAmazonプライムに入ったのですが、こう早く届くと高い金額を払ってプライム会員になって良かったと思えます。
A4サイズより少し小さめですが、小さすぎず大きすぎないサイズのパッケージは保管しておくのに良いです。
以前購入したテレビ版のボックスとサイズが共通で並べて置けるのがうれしいところですね。
早速、機動戦士ガンダムIから見始めてみましたが画質は良好です。
画面サイズが4:3なので左右に黒帯が付いてしまいますが、あまり気になりませんね。
さすがに古いアニメなので所々にゴミのようなものが入っていたりもしますが、このへんは仕方のないところです。
むしろ、30年も前のアニメがよくここまで綺麗に見られるようになったものだと驚くばかりです。
気になる特別版はまた後日ゆっくり見てみようと思います。
今回のBlu-ray版のボックスは、LD版の劇場版ボックスを購入して以来の購入になりました。
しばらく前からLDプレーヤーの調子が悪くてうまく見られない状態が続いていましたが、やっと高画質で劇場版が見られるようになりました。
これでテレビ版と劇場版のBlu-rayが両方揃ってホクホクです。
特典無しの通常版でも良いかなとも思ったのですが、やはり特典付きを買って良かったです。
200Pにもおよぶ資料集や当時のパンフレットの縮小版など読み物としてもとても面白い特典です。
もちろん本編のアニメを見るというのが主たる目的ではありますが、こういう資料類を見ながら映画鑑賞するのは気分が盛り上がりますね。
残念ながら当時劇場へ見に行っていないのでなおさらパンフレットなどありがたいです。
あとは井上大輔氏の主題歌などを収録したサントラなんかもあったら至れり尽くせりでうれしかったですね。
30年というのはずいぶん長い時間が経ったのだということを感じます。
もういまさらファーストガンダムは・・・と、思ったりすることもありますが、名作は何度見ても名作であることに変わりはないですね。
Blu-rayで再びあの感動を味わえて幸せです。
劇場版 機動戦士ガンダム Blu-ray トリロジーボックス プレミアムエディション (初回限定生産)バンダイビジュアル 2014-05-28 by G-Tools |
- コメント: 2
- Trackbacks: 0
ホーム > レビュー