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【レビュー】タミヤ 「クラフトツールシリーズ No.92 ヘッドルーペ」を使ってみた

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先日、RCAケーブルを製作した際にプラグにケーブルを半田付けしたのですが、その時にちょっと小さくて見辛いと思っていました。
昔はこれよりも遥かに小さいパーツを組み立てて模型を作っていたりしたのですが、歳をとったせいか単なるゲームのやり過ぎか、ちょっと近距離のものが見辛い時があります。

ケーブルは夕方から製作を始めたのですが、それまで朝からずっとゲームをやっていたので眼精疲労で目のピントが合いにくい状態だったかもしれません。
それやこれやで原因はイマイチはっきりしませんが、作業をするのに拡大鏡のようなものが1つあっても良いかなと思いました。

テレビなどで匠の技などと称して職人さんの作業を映していたりする番組をたまに見たりします。
そんな時に職人さんがヘッドルーペを使っているのを見て、ちょっとイイナァと思っていました。

固定式の拡大鏡でも良いのですが、それを見て頭に付けるタイプのルーペも良いかもしれないと思いました。
早速、Amazonで探してみたところ、タミヤのクラフトワークシリーズのヘッドルーペの評判が良かったのでこれを試しに使ってみることにしました。


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付属品は、レンズ3枚と布ケース、ゆるい時に付ける装着アダプターです。
レンズは、1.7倍、2倍、2.5倍の3枚が付属しています。

本体に1枚ずつはめ込んで使います。
商品によっては2枚差し込んで倍率を上げられるものもあるようですが、この商品は1枚ずつしか付けられません。

付属のケースは全部収納出来ますが、ただの布の袋で中に仕切りなどありません。
そこそこ厚みのある生地ですが、クッション性はあまり期待できないので雑に扱うとキズが付いたり破損するかもしれません。



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レンズは左右繋がっていて思ったほど大きくないです。
横幅はメガネよりもだいぶ小さいです。

レンズは1枚ずつケースに入っていて、付け替える時はケースに入れて着脱すると手の油などで汚れなくて済みます。


早速使ってみましたが、思いの外使いやすいです。
レンズの質もそれほど悪くなく結構綺麗に見えます。

レンズの大きさが小さいですが気にならないですね。
逆にちょっとずらして目視で確認しやすくて良いかもしれません。

ただ、メガネのレンズほど焦点の合う距離が長くなく、特に倍率の高いレンズは使い始めにかなり違和感を感じるかも知れません。
あくまで近距離のものを拡大して見るものですね。

1.7倍、2倍、2.5倍と3枚使ってみましたが、倍率が低いほど焦点の合う距離も長いので使い勝手は1.7倍が1番良さそうな気がします。
2.5倍は大きく見えることは見えるのですが、少し動くとぼやけてしまったりしてちょっと使いにくい感じです。

逆にもし1.5倍などあればそれくらいでも良さそうな気がします。
とりあえず、1.7倍を常用して状況に応じて倍率を上げるようにしようかなと思います。

1.7倍というとあまり大きく見えないような気がしますが、実際フィギュアなどを見ていると意外と自然に大きく見えました。
レンズをずらして見ると急に小さく見えてしまい、確かに大きく見えていることを実感します。

このへんは個人差がかなりあると思いますのでなかなか難しいところですが、別売りの3倍、4倍のレンズは余程のことが無い限り必要ないかなと思います。
レンズは跳ね上げることも出来るので使わないときは跳ね上げたり、本体ごと頭の上に移動したり首にかけたり出来るのは便利です。


本体の作りは、パッと見で樹脂製とわかる作りですが、かなり軽く作られていて付け心地は良いです。
下手に金属部品などを使って重くなるより全然良いですね。

樹脂製とはいえ、アジャスターで左右に少し広がりますし作りはしっかりしていると思います。
付属の調整アダプターを使わずとも丁度イイ感じに頭にフィットしました。

頭に付けていても大して気にならず長時間の作業での負担も少なそうです。


ちなみにこの商品はタミヤブランドですが、テラサキ株式会社のメガビューコンパクトという商品のOEMらしいです。
テラサキの他の製品にはLEDライト付きのものもあったりします。

また、中国製かと思いきや安心のMade in Japanでした。


今回初めてヘッドルーペというものを使ってみましたが、なかなか悪くない感じです。
なんといってもこういうのを使って作業をするとなんとなく匠的気分になれそうなのが良いです。

実用的であるというのももちろん大事ですが、やっぱり気分的なものというのも大きいです。
さすがに付けた状態で鏡を見てニヤニヤするのはキモいですので、匠的な状況でやっているのを妄想しつつ作業をすると程良いニヤニヤ感を得られると思います。

早速、次の休みにケーブル作成の続きをやる際に使ってみようと思います。



B002P67ASWクラフトツールシリーズ No.92 ヘッドルーペ 1.7/2/2.5倍レンズつき 74092タミヤ 2009-11-22

by G-Tools

【レビュー】BELDEN 8412でRCAピンケーブルを作ってみた

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以前からやってみようと思っていたことの1つにRCAピンケーブルの自作がありました。
市販品で十分といえば十分なのですが、自分で好きなプラグとケーブルを使い、なおかつ好きな長さで作れるのは自作の利点です。

ただ、半田付けという最大の難関があったので今までなかなか作るところまでいきませんでした。
ですが、ネットでRCAピンケーブルの自作記事を見ていると、結構簡単に出来そうな気がしてきたので思い切って工具を揃えて作ってみることにしました。

今回作ろうと思ったのは、BELDEN 8412を使ったRCAピンケーブルです。


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なぜこのケーブルを選んだかというと、このケーブルが高域抑えめの中低域に量感があるという評判を見たからです。
自宅のヘッドホン環境はだいぶ充実してきましたが、相変わらず一部の女性ボーカルのサ行が気になったり、高域の耳障りな感じがいまだに解消出来ていませんでした。

そこで、もしかするとこのケーブルでかなり良い結果になるのではないかと思って作ってみることにしました。

組み合わせるプラグは、REANのNYS352Gを使うことにしました。
これは、以前購入したPROCABLE MOGAMI 2534 RCAケーブルで使われていたプラグと同じものです。

1つ150円ほどと安いわりに見た目が綺麗で作りもしっかりしています。
多少コネクタへの抜き差しが固いのが気になりますが、PROCABLEのケーブルも結構気に入って常用しています。

また、ケーブルは違いますが、見本として使えるから同じものが良いかなと思ったというのもあります。
プラグとケーブルは、サウンドハウスで購入しました。

 link >>  サウンドハウス – PA音響機器、楽器、DJ・DTM、照明機器、ステージ、カラオケ機材の全国通販


使用工具類

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まずは、使用した工具です。
何を作るんだというくらい色々用意してしまいましたが、良い機会なので出番の少ないクニペックスの工具類を思い切り動員してニヤニヤすることにしました。

半田こては20年近く前に購入したものでボロボロだったので温度調整機能付きの白光製のものに新調しました。
ついでにこて台、ヒートクリップ、ワイヤーストリッパーなどを新たに用意しました。

また、半田は評判の良かった日本アルミットのKR-19というものを買ってみました。
半田こてなどはお馴染みAmazonで購入しましたが、半田のみ千石電商のオンラインショップで購入しました。

 link >>  せんごくネット通販


製作レビュー

ケーブルの先端処理

まずは、長さを測ってケーブルを切ります。
今回は、1本85cmで作ることにしました。

PROCABLEで購入したケーブルと同じ75cmでも良いかと思ったのですが、失敗したときのために10cm余分に長くしておきました。
そして、これまた少し長めに2.5cmほど先端の被覆を切り取ります。


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外皮は、カッティングマットの上でカッターの刃を当てて回しながら切り込みを入れていきます。
少しずつ力を入れていくと刃にシールド線が当たる感触があるのでそこで止めるようにします。

1周切り込みを入れて少し捻りながら引っ張ると綺麗に抜けます。
シールド線の外側に紙(?)が巻いてあるようですが、これも一緒に綺麗に取れます。



次に編んであるシールド線をほぐしていきます。
これは、千枚通しやキリなど使うとやりやすいです。


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シールド線の内側に綿(?)のようなものがあるのでそれを選り分けながら丁寧にほぐしていきます。
白いのと茶色いものがあるので、芯線を傷つけないようにニッパーでバッサリ切り落とします。

そして、シールド線を白い芯線の方に束ねます。
これは半田付けする際に白い線が下になってシールド線と一緒にコールド側に半田付けするためです。


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芯線が出てきたらプラグに仮合わせしてみて各芯線を切ります。
長さを測ってその通りに切っても良いのですが、こういう場合実際にあてがって切った方が早くうまくいくことが多かったりします。

半田付けする部分が狭いのでホット側の黒い線の被覆は最低限短く剥いて、白い方はシールド線と一緒に半田付けするので逆に長めに剥きました。
今回初めてケーブルストリッパーを使いましたが、綺麗に簡単に被覆を剥くことが出来て便利ですね。



半田付け

ここからいよいよ本番です。
半田付けです。

テンパっていて写真が全然ありません。
まず、芯線とプラグに予備半田をしてから万力2台で押さえて作業しました。


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万力も今回初めて用意したのですが、これは便利です。
1個1,200円ほどでしたが、今回購入した工具類の中で最も使い勝手が良かったです。

BELDEN 8412は少し硬めのケーブルなので万力などでしっかり固定して作業するととても捗ります。


B007FMYZTISK11 ホビーバイス V-2NSK11(エスケー11)

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プラグを直接挟むと傷ついてしまうのでワコーズのメカタオルを小さく切って挟んであります。
芯線は、ヒートクリップで挟んで固定してから半田付けしました。

結果は・・・。
道具は良かったのですが、腕の方がイマイチで半田がボコボコになってしまいました。


今回は、片側のみシールド線をコールドに結線してみました。
よくある方向性のあるケーブルを作ってみたかったのです。

ネットで調べてみると、下流側のシールド線を結線するらしいのでBELDENの文字のN側を結線しました。
このへんも両側を結線する方法やシールド線を結線しない方法、シールド線を上流のみ結線するなどあるようです。

機会があれば同じケーブルとプラグを使ってそれらを聞き比べてみたいところですね。



ケーブルテスターでチェック

両端の半田付けが終わったらケーブルテスターでチェックです。
緊張の瞬間です。


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PIN1とPIN2がそれぞれ繋がっているランプが点きました。
とりあえず大丈夫そうです。

2本目もチェックしましたが、同じでした。
念のために引っ張ったりして外れないかどうかやってみたりしてチェックしましたが特に変化無しでした。

ケーブルテスターもこれだけのために購入しましたが、チェック無しで使うのは恐ろしすぎます。
BEHRINGER CT100というケーブルチェッカーですが、Amazonで2,800円ほどでした。


B000CCIVCABEHRINGER / ベリンガー CABLE TESTER CT100 ケーブルテスターBEHRINGER

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完成

これで完成です。
所要時間は、3時間くらいでしょうか。

初めてでかなり時間がかかりました。


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プラグを閉じてしまえば、ボコボコの半田は見えません。
見た目はとても綺麗です。

ちなみに、参考にしたPROCABLEのケーブルはさすがプロの仕事です。
素人の私とは比べものにならないくらい仕上がりが綺麗です。


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これを見るとやっぱりお店で頼んで買った方が良いかな・・・と、思えます。

とはいえ、作るのは楽しかったので良しとします。
汚い半田付けは音質に影響がある可能性もあるのでちょっと心配ですが・・・。



試聴

いよいよ緊張の稼働機材への接続です。
もし、結線がおかしかったりしたら接続機材を破損させてしまいます。

試聴環境は、以下の通りです。

Pioneer N-30 + LUXMAN JPA-10000
 ↓ AUDIOTRAK GlassBlack2plus
LUXMAN DA-100 + LUXMAN JPA-10000
 ↓ PRO CABLE MOGAMI 2534
LUXMAN ラインセレクターAS-4III
 ↓ 今回自作したBELDEN 8412 RCAケーブル
ORB JADE casa
 ↓ オヤイデ HPC-X62/1.3
AKG Q701


ドキドキしながら繋いで再生してみました。

・・・。

ちゃんと音が出ました。
結構、感動です。

もう普通に音が出るだけで感動ものですね。
特にノイズらしきものも無く普通に鳴ってくれました。

一聴してネットの評判通り中低音域がしっかりした気がします。
そして、気になっていた高域のキンキン感もだいぶ和らいだ感じです。

霜月はるかのレムルローズの魔女などでも以前はだいぶ気になっていた耳に付くサ行の音もだいぶ良くなった感じです。
Q701は音は綺麗なのですが、ちょっと低音が弱めでもう少しという感じでしたが、思いの外土台がしっかりして安定感が増した気がします。

今使っているCDプレーヤーのTEAC VRDS-25も低音がしっかり出るのが気に入ってDENONのCDプレーヤーから買い替えました。
DENONのDCD-1650GLはキラキラ感が心地よいプレーヤーではありましたが、低音が今ひとつでじっくり聴いていると少々物足りなさを感じました。

VRDS-25はキラキラ感は抑えめですが低音がしっかりしていて結果として音がとても安定して聴けます。
それと同じように少し低音側にシフトした感じになって音が安定してきた感じがしました。

MOMENTUMでもJADE casaのDynamicモードを使わずとも十分な中低域の量感が出ている感じがします。
ただ、じっくり聴くと少し音が粗い感じがしなくもないですが、このへんはボコボコの半田付けが関係あるかもしれませんね。

自画自賛ではないですが、思った以上に良いケーブルだと思いました。



反省会

実際に作ってみての感想は、半田付けはやはり難しいということですね。

見本のケーブルのような綺麗な半田にならずにボコボコになってしまいました。
半田こての設定温度は270度でやったのですが、ちょっと温度が低かったかもしれません。

そしておっかなびっくりやっていたのでもう少し思い切りよく半田をのせた方が上手くいきそうです。
チョビチョビ半田を追加していたのも良くないですね。

あと、今回使わなかったのですが、熱収縮チューブを使うともう少し綺麗に仕上がったと思います。
これは次回ぜひ使いたいです。

今回は、RCAケーブルのLR1本ずつ作りましたが、まだもう1組分のプラグとケーブルが残っていますので次の休みの日にでも作ろうと思います。
また、ヘッドホンの延長ケーブルも作ってみたいのでそちらも挑戦したいと思います。

久しぶりの工作でしたが、やはりこういう作業は楽しいですね。

ビバリー「ダークエンジェル・オリヴィエ」 1000ピースジグソーパズル

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ちょうどコトブキヤのフィギュアも発売された神撃のバハムートのオリヴィエですが、あえてここでフィギュアではなくジグソーパズルを買ってみました。
神撃のバハムートというとイラストのクオリティが高く、絵を眺めているだけでも満足してしまいます。

 link >>  株式会社ビバリー / ダークエンジェル・オリヴィエ


実際、ゲームの方はまったくやったことがないのでどんな内容なのかは知りません。
ただ、イラストに惹かれて興味が沸いたといったところです。

そんなニワカさんなのであまり詳しくは知りませんが、オリヴィエとケルベロスが頭一つ抜けて気になっていました。
どちらもフィギュア化されるのですが、個人的にはダブルスエードのB1もしくはB2タペストリーで欲しいかなと思っています。

フィギュアの出来がかなり良いらしいですが、1/8スケール(実質1/6スケールくらいのサイズでも)くらいだとやはり小さいんですよね。
壁一面に堪能出来るイラストと比べると常時鑑賞するには少々厳しいモノがあります。

ポスターでも無いかなと思って探していたら、ジグソーパズルが出ていました。
ジグソーパズルというと当然絵が細かくバラバラになっていてそれを組み立てなければいけません。

ハッキリ言って面倒ですが、他になさそうだったので思いきって購入してみました。
72×49cmサイズということでB2サイズよりほんの少し小さいくらいでしょうか。

早速、開封してみましたが、当然のことながら絵がバラバラでなんだかわかりません。


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届いてすぐに飾れないのが辛いところですが、蛍光塗料付きで暗くすると光るらしいので楽しみです。
ジグソーパズルなど小学生の頃に東京タワーの小さいパズルを作った記憶があるくらいでここまで大きいのは初めてです。

せっかくなのでパネルも同じビバリーの72×49cmで木製枠のものを購入しました。
フチの色で悩んだのですが、ゴールドライン入りの青にしてみました。

まだ作り始めていませんが、果たしていつ完成するのやら・・・。
製作途中のものを置いておく場所がないので床に直置きになりますが、ゴミだらけにならないうちに完成させたいと思います。



B00E377W8O1000ピース ダークエンジェル・オリヴィエ 81-090ビバリー 2013-08-11

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