Kimagureman! Studio ~趣味全開! 気まぐれ更新日記~
撮影談義 ~機材と技術と考え方~
- 2010-06-01 (火)
- 撮影方法
週末に久々の撮影をして、すっかり撮影者気分になっている今日この頃です。
なかなか撮影もせずに撮影アレコレを語るのは気が引けるので、せっかくレビューをしたところで今日は少し堅苦しく語ってみたいと思います。
■ 技術や知識と自信
ある人が「自分は技術や知識が無いから自信がありません。」と言いました。
それを聞いた別のある人が「技術や知識に頼ろうとするのは自信のない証拠です。」と返しました。
ずいぶん昔に聞いた話しですが、時々思い出します。
とても奥の深いやり取りではないかと思います。
技術や知識というものは、なんらかの形のものを多くの人が欲するものです。
それは、仕事で必要なものだったり、趣味のものだったり・・・。
かくいう私も写真撮影のための技術や知識を得たいと思っています。
ですが、それはどれだけ得たところで使いこなせなければいつまで経っても自信が無いままなのです。
■ 機材と技術と考え方
写真撮影には、機材が必要です。
そして、その機材を使うための技術や知識が必要です。
カメラや三脚、照明などがあり、それらを使うための技術や知識が必要になることはわかると思います。
この場合の技術や知識とは、露出の調整や構図の決め方、ライティングといったものからカメラの操作方法などもそうですね。
そして、さらにその技術や知識、機材を生かすための考え方というものが必要になると思います。
私はその考え方というものを重要と考えます。
1枚の写真を撮るにも多くの考え方が生まれてくると思います。
ただ考え方と言っても漠然としていますが、技術や知識、機材等を使いこなすための元になるものというところでしょうか。
考え方があり、そしてそれにもとづく技術や知識があり、そして最後にその技術や知識に必要な機材があると思います。
技術や知識が無いから機材でカバーするという考えは間違いで、技術や知識が無ければどんな良い機材も宝の持ち腐れです。
機材は、最後の最後であり、その前の2つが無ければどうにもならないものなのです。
このあたりは、自分で言っておきながら耳が痛いところですが・・・。
ここでポイントなのは、使いこなすのは機材だけではないということです。
技術や知識も使いこなすものなのです。
先の例でもありましたが、頼るものではなく使うものなのです。
ある1つのフィギュアを撮影するのに、どういうイメージで撮るのか、そのイメージを生かすためにはどういう風にしたらよいのか、さらにそのために必要なものは・・・などなど。
撮影する際には色々と考えていくのではないかと思います。
例えば、○○さんのような写真が撮りたいと思ったとします。
では、○○さんの写真てどんな感じですか?と聞かれて、どれだけ具体的に説明出来るでしょうか。
美しいライティングに惚れたのなら、それはどんなライティングなのか。
見事な構図に惚れたのなら、それはどんな構図なのか。
あるいは、曖昧な言い方ですが、○○さんの性格がにじみ出る優しい写真というなら、それはどんなところから優しさを感じたのか。
・・・などなど。
そこから導き出される答えが多ければ多いほど、その○○さんのような写真を撮るための技術や知識、機材もわかってくると思います。
そしてあとは、それらの技術や知識、機材を使って撮影すれば良いのです。
そういったことを考える道筋や考える方法、考えるという考え方。
そんなことが実はとても重要なのではないかと思います。
写真の上手い人が写真についてアレコレ語れるのは、そんな様々な考え方がしっかり頭の中に出来ているからだと思います。
私はそんなことを考えながら撮影という趣味を満喫しています。
デジカメ フィギュア撮影術 ~今日からはじめるフィギュア撮影~
- 2010-05-31 (月)
- 撮影機材

他サイトさんで話題になっているのを拝見し、興味があったので購入してみました。
残念ながら昨日の十六夜咲夜の撮影後に購入したので、撮影に生かすことが出来ませんでした。
人物撮影や商品撮影などの書籍はいくつもありますが、『フィギュア』に限定した撮影本は初めてではないでしょうか。
内容は、まだパラパラとしか見ていませんが、なかなか充実した内容に思います。
特に構図の話しなどは、構図の決め方のあまり上手くない私としてはなかなか参考になります。
撮影時の服装などというところまで言及しているのは驚きました。
さすがにそこまで考えて撮影はしていなかったですね。
簡単な撮影スタジオ作りの話しや機材も意外と専門的なものまで取り上げていたりして良かったです。
各項目は、写真とともにコンパクトにまとめられていて読みやすいと思います。
ただ、撮影慣れしている人からすると少し物足りなさもあるかもしれません。
あとは、紹介されたテクニックなどを生かしたプロの作例などがあったりすると良かったですね。
本の帯にも書いてありますが、「知っているようで知らない」技術や知識もありますので、フィギュア撮影をされている方なら誰にでもオススメしたい本ですね。
これは、じっくり読みたい内容です。
【フィギュアレビュー】グリフォンエンタープライズ 東方プロジェクト 特別編 1/7 紅魔館のメイド 十六夜 咲夜~戦闘ver.~
- 2010-05-30 (日)
- フィギュアレビュー
撮影日 | 2010/05/30 |
---|---|
カメラ | Canon EOS 40D |
レンズ | SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG |
露出モード | マニュアル露出 |
絞り | F2.8 |
シャッタースピード | 1/25 |
ホワイトバランス | 5100K |
ホワイトバランス補正 | M2 |
感度 | ISO100 |
背景 | GIN-ICHI オンラインショップ BB-2808 |
久々の美少女フィギュアレビューです。
今回のフィギュアは・・・
『グリフォンエンタープライズ 東方プロジェクト 特別編 1/7 紅魔館のメイド 十六夜 咲夜~戦闘ver.~』です。
昨年夏のワンダーフェスティバルにて展示されているのを見て発売を心待ちにしていました。
当サイトでの初東方プロジェクトフィギュアです。
撮影も久々ということで、若干時間がかかってしまいましたが・・・。
今回の撮影は、ライトバンク1灯+箱バンmini+(グリッド無し)+白黒レフ板で撮影しました。
また、今回は土曜日の夜と日曜日の午後の2回に分けて行いました。
続きは、↓こちら。