今まで音楽プレーヤーとしてSONYのウォークマンを使っていました。
ですが、iPhoneを導入したことで音楽再生が出来る端末を2つ持ち歩くことになります。
また、音楽の管理もXアプリとiTunesとそれぞれ別のソフトで扱うことになります。
どうせならiPhoneに統一した方が管理も楽になるので、ウォークマンから移行することにしました。
ただ、小型とはいえiPhoneはウォークマンに比べて大きいです。
出来れば、ワイヤレスで使いたかったので、Bluetoothヘッドホンを検討してみました。
link >> Bluetooth – Wikipedia
そんな中、ヘッドホンを自由に選べてわりとリーズナブルなこのレシーバーを選んでみました。
珍しくAmazonではなく、錦糸町のヨドバシカメラで購入しましたが、約6000円ほどでした。
ちなみに、DRC-BT30とDRC-BT30Pは、販路が違うだけ(BT30がAV向け、BT30Pが携帯向け)で仕様は同じもののようです。
link >> DRC-BT30 | ヘッドホン | ソニー
BT30は、カラーバリエーションが白黒のみですのでブルーやピンクが欲しい場合はBT30Pを選ぶと良いと思います。
レビュー
大きさは、単三電池がちょうど1本入るくらいです。
電源スイッチは2秒以上押すと反応します。
側面に充電用のUSB端子とペアリング用のボタンがあります。
iPhoneとペアリングするとiPodアプリにDRC-BT30が出てきます。
★簡単なペアリング
まずは、iPhoneとペアリングしないといけません。
取扱説明書にはauとdocomoの携帯電話との設定の仕方が記載されています。
iPhoneでの説明はありませんが、特に難しいことはなく『設定→一般→Bluetooth』と開いて、BT30のペアリングスイッチを押したままにすればすぐに設定出来ました。
パスキーの入力も無く、あまりの簡単さに本当に設定出来たか不安になるくらいでした。
iPhoneは、iOS4.1で曲送り・曲戻しなどに対応しています。
link >> iOS (アップル) – Wikipedia
再生ボタンを押すと何が再生するのか気になっていたのですが、どうやらランダム再生がデフォルトのようです。
好きな曲だけ再生するには本体の操作が必要ですね。
★ボリューム調整
ペアリングすると、BT30用のボリュームが表示されますが、最初MAXになっているのでいきなり大音量でスタートしました。
iPhoneでボリュームを調整すると、BT30ではそれ以上音量が上がりません。
内蔵スピーカーのボリュームは別扱いなので、BT30を切ってもスピーカーが大音量になる心配はありません。
また、出力先をBT30に設定していると本体から音が出なくなります。
以前のバージョンのiOSではBluetoothヘッドホンを使っているとカメラのシャッター音が消えたそうですが、残念ながらiOS4.2.1ではシャッター音が鳴ります。
ただ、BT30で音量調整をすると、その都度再生が瞬断するのは少々気になります。
★使用感
便利なモノで音楽再生中に着信があると、音楽が停止してイヤホンから着信音が鳴ります。
移動中に着信があっても音楽プレーヤーでは気付かないことがほとんどです。
iPhone本体を出さなくてもこのレシーバーとイヤホンで通話が出来るのはうれしいところです。
通話が出来るのも利点ですが、メインの目的は音楽再生用として購入したので音質も気になるところです。
ウォークマンで使っていたPhilipsのSHE9701-Aというイヤホンをそのまま使っています。
耳へのはまり具合で音が全く変わってしまうちょっとクセのあるイヤホンですが、ちゃんとはまるとなかなか良い音で鳴ってくれます。
ウォークマンと比べて落ち着いた感じになり、聴きやすくなったように思います。
ショルダーバッグにiPhone本体を入れて、胸ポケットにBT30を入れて聴いていますが、気になっていた音切れというのも今のところありません。
通信はなかなか安定していると思います。
BT30の電源を入れて、再生ボタンを押してもすぐに再生しません。
再生出来るまで少し時間がかかるのが気になるところです。
普段から電源を入れておいても良さそうですが、ジョグスイッチが簡単に反応してしまうので持ち歩いている間は電源を切っておこうと思います。
待受は、最大120時間ほどもちますが、通信をしてしまうと最大7時間ほどしかもちません。
うっかりバッグの中で再生を始めてしまうとあっという間にバッテリーがなくなりそうです。
通信時間の短さもさることながら、充電のしにくさも気になります。
側面にUSB端子があるのですが、蓋がとても開けにくくゴム素材の蓋の付け根が破損するのは時間の問題だと思います。
おそらくイヤホンジャックの位置と反対側にアンテナが内蔵されたため側面にもってきたと思われます。
最大7時間の通信時間では使い方によってはかなり頻繁に充電しないといけないので気になるところです。
ジョグスイッチも引っ掛けると簡単に破損しそうですので要注意ですね。
また、クリップは、固定で外すことは出来ません。
まとめて
専用のレシーバーではないので細かい操作は難しいですが、音楽再生中に通話も出来るのはうれしいところです。
音質も悪くなく良いと思います。
レシーバーのみなので好きなヘッドホンを使えるのが良いですね。
アンプ内蔵のスピーカーを繋げばそのまま再生出来るのも利点です。
デザインや使い勝手に多少難がありますが、iPhoneがまた楽しくなるアイテムです。
SONY Bluetooth ワイヤレスオーディオレシーバー BT30 ブラック DRC-BT30/B ソニー 2009-11-10 by G-Tools |
SONY Bluetooth ワイヤレスオーディオレシーバー BT30 ホワイト DRC-BT30/W ソニー 2009-11-10 by G-Tools |
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コメント:3
- ぎゅわん 11-01-09 (日) 20:51
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こんにちは。ぎゅわんです。
BT30を使用してちょうど1年でバッテリーの寿命で充電をしなくなりました。そして
BT60は本体が大きい
MW600はサイドのボリュームがタッチセンサーによるスライダーであまり評価が高くなかった
という理由でこの度2台目を買いました。
今回コメントをさせていただいたのは、下記のAmazonによる評価レビューのTOP記事を見て欲しかった為。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002P67DZW
電源が切れた状態で、電源ボタン&ジョグボタン中央(再生・停止)を長押しすると、LEDが点灯して音質重視モードに変更ができる。というモノです。
…私はこれを数カ月前に知りました。
えぇ、説明書はきちんと読みましょう。
というおはなしでした。
ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ - ホビクロウ 11-01-10 (月) 17:17
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こんにちは。
私もiPhone3GSでDRC-BT30を使用してます。
防滴イヤホンをつけてジムのトレーニングする時に重宝してます。
20mくらい離れても問題なく使用できます。
中心のスティックがフニャフニャで音量をあげようとして曲送りしてしまったりするのが
難点ですが自分の好きなイヤホンが使えるというのが良いですね。 - Rio 11-01-10 (月) 21:43
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>ぎゅわんさん
こんにちは。
モード変更の情報ありがとうございます!
iPhoneでは簡単に使えるようになりましたし、BT30自体も設定とか無さそうだったので説明書は大して読んでませんでした。
やはり、説明書は大事ですね。
SONYのQ&Aにもありましたし、早速試してみたいと思います。
http://www.faq.sonydrive.jp/faq/1040/app/servlet/qadoc?23035
>ホビクロウさん
こんにちは。
ホビクロウさんもBT30をお使いでしたか!
20mとはすごいですね。
私の使い方ではせいぜい2mくらいでしょうか。
それなら、問題無いのも当然ですね。
やはりこのスティックの使い勝手がイマイチなところですね。
私も音量調整しようとして曲送りや戻りしてしまいます。
それでも、イヤホンの自由も含めて結構便利なのでなかなか気に入っています。
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