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2012-10-22
フルサイズ機でイベント撮影を考えてみた
- 2012-10-22 (月)
- 撮影独り言
今夏のワンフェス以降、これといったイベントに参加せず日にちが過ぎています。
そんなこともあり、ちょっとカメラいじりがしたいので、まだ少し先ですが2月のワンフェスに向けていまのうちから機材類を考えています。
特に新規に考えなくても7D+EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USMという抜群の組み合わせがあるので問題はありません。
ただ、せっかくフルサイズ機の5D3があるので、1度くらいは外でも活用したいと思ったりしています。
非常に優れた機種である7Dも5D3と比べると若干見劣りする部分もあったりします。
AF測距点の少なさやデュアルスロットなど5D3を利用したい部分はいくつもあります。
当然、何度かイベント撮影の利用も考えたのですがその都度断念してきました。
その最も大きな理由が、フルサイズ機で使える標準ズームが無いことです。
もちろん、天下のキヤノンが全く用意していないわけではありません。
EF24-105mm F4L IS USMという使いやすい焦点距離のレンズを用意しています。
イベント撮影では、広角24~28mm、望遠は80~100mm以上欲しいですのでこれを基準に考えています。
EF24-105mmは、Lレンズではありますが発売から少々時間が経っていたりして見劣りする部分もあったりします。
発売から時間が経っているとはいえ、決して安いものではありませんので導入は考えてしまいます。
ライバルのニコンが、AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VRなどという良い感じのレンズを出したことを考えると当然キヤノンも・・・と、考えています。
EOS 6Dなどというフルサイズ機も出しましたのでそれ相応のレンズも揃えてくることが考えられます。
とはいえ、まだ発表もないレンズを妄想していても始まりません。
現行のラインナップで考える必要があります。
EF24-105mm以外に使えそうなモノというと、キヤノン純正ではEF28-135mm F3.5-5.6 IS USMでしょうか。
こちらはさらに古いレンズです。
広角側にもう一声欲しいところですが、古いとはいえ魅力的な焦点距離です。
サードパーティ製のものでは、タムロン AF 28-300mm F3.5-6.3 Di VCなどありますが、こちらも結構前のレンズです。
キヤノンにEF28-300mm F3.5-5.6L IS USMという白レンズもありますが、価格が高すぎなうえに1.7kgはちょっとシャレになりません。
結局、コレ!というのが見つからず、7D+EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USMを使っている状態です。
こうしてフルサイズ機の環境を考えるとAPS-C機はレンズがとても充実していますね。
18-50mmくらいの安価なレンズから18-300mmの高倍率ズームまで多種出ています。
単純にカメラ本体だけでいえば、APS-Cよりフルサイズの方がセンサーサイズも大きいですし画質も有利ですが、それだけでは考えられないというのが現実です。
仕方無いので2台持ちも考えてみました。
5D3+Canon EF100mm F2.8Lマクロ IS USMをメインに広角が必要な場面だけ違うカメラを使うという感じです。
メインはフィギュアですので100mm固定でもそれほど問題無さそうです。
広角が必要なのはブースの写真などどちらかというとあまりメインではないものが多いです。
こちらをコンデジなどで対応してはどうかなと思いました。
EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USMの広角15mm(フルサイズ換算24mm)を基準に考えると結構色々なコンデジで対応出来そうな感じです。
手持ちのソニーDSC-HX5Vでも広角25mm相当あります。
色々探してみるとリコーのGR DIGITAL IV+ワイドコンバージョンレンズで21mm相当になるのがかなり魅力です。
ただ、ワイコンがかなり大きいですが・・・。
コンデジを使うなら、出来れば使う時以外はポケットかバッグに入れておいてサッと取りだして使いたいところです。
広角24mm相当であれば選択肢もずいぶん広がるのでこのへんが良いのかなと思います。
こうしてアレコレ考えるほどAPS-C機の便利さが逆に際立ってきます。
広角側を捨てれば、EF100mm F2.8Lマクロ IS USMを1本で十分なのですが、それは自分の撮影スタイルに合わないので考えていません。
2台持ちが良いのかなと思いつつももう少しキヤノンの新作レンズを待って、どうしようか考えようかなと思います。
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