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【電気工事士】 第二種電気工事士技能試験の練習方法など
- 2015-09-12 (土)
- 雑想
第二種電気工事士の試験には一次の筆記試験に加えて二次試験の技能試験があります。
実際に電線などを加工して小さい配線模型のようなものを作るのですが、これが思ったよりも難関です。
何が難関かというと、これもネットでよく言われることですが『時間が少ない』のです。
何を作るかというのは事前に候補問題ということで13問が公表されています。
そのうちのどれかが実際に出題されるのですが、これらを制限時間内に組み上げるのがなかなか大変なのです。
ポイントは、ただ組み上げるというところではなく、『制限時間内に』という部分です。
40分という時間は実際にやってみるとあっという間です。
しかも製作するのに必要な説明書ともいうべき複線図を描く時間もその中に入れなければいけないのです。
単に40分作業時間があるわけではなく、施工条件をきちんと読み、そして複線図を描いてから作業を始めなければいけません。
技能試験の参考書類
技能試験は実作業なので参考書は無くともYoutubeなどで動画を見たりすれば良さそうな気もします。
ただ、読んだら読んだで作業のポイントなど役に立ついろいろな記載もあるので1冊は持っておいても良いと思います。
私が使ったのは筆記試験で使って良かったすぃ~っと合格本の技能試験用です。
オーム社『2015年版 第2種電気工事士 技能試験 すぃ~っと合格』
筆記試験用と比べるとカラー写真が多くてその分中身が少ない感じがしますが、候補問題13問の完成品がすべてカラー写真で載っていたり重大欠陥や軽欠陥の事例などわかりやすく載っているのが良いです。
電線の被覆の剥ぎ取り方も電工ナイフでのやり方が詳しく掲載されています。
ケーブルストリッパーの使い方もありますが、参考程度であまり多くはありません。
ケーブルストリッパーは電工ナイフほど使い方が難しくないのでネットの動画など見て実際に何本か被覆を剥いでみれば慣れると思います。
ただ、ガシャコンと握るだけで被覆が剥けるタイプのVA線ストリッパーに関しては使い方などの記載はありません。
他には実際の試験で配布される問題用紙と材料が入った箱の写真などは試験会場でカメラの使用が禁止なので実物が見られる貴重な資料だと思います。
写真が多く、長さの測り方など参考になる部分も多かったので買って良かったと思います。
作業状況がDVDとして付録が付きますが、こちらは一部の作業を1~2回見ただけでした。
この本で1つ気になったのは埋込連用器具への電線の取り付けで被覆を剥く長さが12mmになっていたことでした。
確かにPanasonic製のものは12mmなのですが、明工社のものは16mmなのです。
4mm違うと結構長さが変わります。
私が練習で使った器具が明工社のものだったので最後まで違和感がありました。
実際の技能試験ではPanasonic製のものが使われたので12mmで良かったのですが、そのへんの記述が無かったのが気になります。
技能試験用の参考書類はこれ1つのみです。
実作業の練習
技能試験の練習は、実作業と複線図の描き方の練習を中心にやりました。
実作業に関しては工具を使うことに慣れていない人であればまずは工具に慣れるところから始める必要があります。
最低限試験に必要な工具も公表されていますが、使用頻度の高いペンチなどを実際に手で握ったり電線を挟んでみたりして使用感に慣れるところから始めると良いと思います。
技能試験の辛いところは練習材料や工具にお金がかかるところでしょうか。
13問分の器具や電線を揃えるだけでも結構な出費になり、工具が無ければさらに工具も必要になります。
工具はペンチ、ドライバーなどはあるかもしれませんが、圧着工具などを常備しているという方はあまりおられないと思います。
特にこのリングスリーブの圧着工具は必ず使い、無いと合格できません。
練習材料はモノタロウなどで1つずつすべて揃えても良いと思いますが、私は面倒だったのでAmazonで1回分の練習材料セットを買ってしまいました。
工具も技能試験用としてセットになったものがありますが、こちらは個別に揃えました。
試験当日の持ち物や工具等に関しては後日別途記事にしたいと思います。
まずは完成品を作ったり複線図の練習をする前に個別の作業に慣れるようにしました。
最初はVVFケーブルとケーブルストリッパーを使って被覆の剥ぎ取りから始めました。
電工ナイフよりも簡単に出来るとはいえ上手くやるコツのようなものはあります。
そのへんを少し練習してからランプレセクタブルの『輪作り』を始めました。
ランプレセクタブルの『輪作り』は候補問題13問中12問で出題され、なおかつ残りの1問もランプレセクタブルが露出型コンセントになっただけですので実質100%必要な作業です。
これに慣れるのがまず第一と考えて1番多く練習しました。
ペンチを使ったりもしましたが、結局はケーブルストリッパーの先端部分を使って輪を作る方法に落ち着きました。
他には埋込連用器具や引掛シーリング、配線用遮断機などへのケーブルの取り付けで被覆を剥く長さを何度も練習して慣れるようにしました。
参考書で紹介されている線の長さにいかに早く正確に出来るかどうかというのを覚えるようにやりました。
それ以外の例えばそれほど練習しなくても良さそうな防護管の取り付けなどは1回サラッとやっただけでした。
また、実際にやってみて意外と上手くいかなかったリングスリーブの圧着も輪作りで使った短い線材を使って練習したりしました。
リングスリーブの圧着作業はスリーブを被せて圧着工具をあてがうときに電線がずれたりして意外と難しいです。
得意な作業は何度もやる必要は無いと思いますので、まずは苦手な作業を見つけてそれに慣れるのが良いと思います。
そして、その合間に何度か時間を計って完成品を作ってみましたが、結局13問全部はやりませんでした。
実際に作ってみたのは5つほどでした。
残りの8つは完成させていませんが、それぞれの施工の中で他には無い部分だけ練習で作りました。
例えばNo.8のリモコンリレーやNo.12のPF管などです。
また、試験会場での作業スペースが狭いというのが結構キツいです。
会場によっても多少違うかもしれませんが、配線材や器具、工具を出すとかなり狭いです。
事前に作業スペースが狭いというのはわかっていたので練習は小さい机を使ってやりました。
実際の試験のテーブルより小さい環境でやりましたが、これは結構役に立ちました。
複線図の練習
実作業の練習と同じかそれ以上に練習したのが複線図です。
実際の試験ではこれを見ながら作業を進めていきますので非常に重要です。
これを間違えると間違った完成品になってしまいます。
プラモデルでいうところの組立説明書のようなものでしょうか。
複線図は設計図のようなもので、これを見ながら線を切ったり繋いだりするので複線図が間違っていると大変です。
もちろん、候補問題13問を暗記するほどにやっていれば描かなくても良いかもしれません。
ですが、実際の試験では緊張したり色々と普段と違う環境でやらなければいけないのでやはり描いた方が良いと思います。
私はもちろん暗記するほど問題をこなしていませんし、緊張すると色々飛んでしまいますので試験時間がもったいないですが最初に複線図を描いてから作業を始めました。
練習のポイントとしてはなるべく『早く』『正確』『コンパクト』に描けるように練習するというところでしょう。
今回の平成27年度上期技能試験では、問題用紙右側の下にA5より少し小さいくらいのスペースがありましたのでそこへ描き込みました。
裏表紙は全面真っ白ですが、裏に描くと配線図や施工条件を確認するたびに問題用紙を開け閉めしないといけないので手間がかかってしまいます。
私はシャープペン1本で済ませていますが、多色ボールペンなどを使って色分けしても良いかもしれません。
ただ、複数本のペンを持ち込むと試験会場の作業スペースが狭いのでやりにくいかもしれません。
実際の試験では自分で描いた複線図と元の配線図を見ながらやりました。
技能試験の練習時間
技能試験の練習は筆記試験が終わってから始めました。
筆記試験から技能試験まで約1ヶ月半くらいありましたが、6月中は輪作りなどちょろちょろっとやるだけで本格的に始めたのは7月に入ってからでした。
せっかく買った練習材料セットにさらにプラスしてVVFケーブルなど買い足したのですがかなり使わずに余ってしまいました。
私の場合、電子工作などをやっていてそれなりに実作業は慣れていたので実作業よりも複線図の練習に時間を割いていました。
筆記試験の勉強中に複線図も描けるようになってさらに実作業に慣れているのであればそれこそ試験前に少しやるくらいでもいけそうです。
ただ、そういった特例を除けば、筆記試験が終わって答え合わせをして合格になりそうなことがわかったらすぐに練習を始めるべきかと思います。
上期試験では筆記試験から技能試験まで約1ヶ月半くらいありました。
これくらいあればよほど実技が苦手な方で無ければ十分な練習が出来るのではないかと思います。
とはいえ、実作業が苦手な人はホントに大変だと思いますので筆記試験の勉強と並行してランプレセプタクルの輪作りなど少しずつでも早めに始めた方が良いかもしれません。
ただ作業に慣れるというだけで無く『制限時間内に作る』ということでいかに時間短縮するかというのも課題です。
技能試験の難易度
技能試験の難易度を言うのはなかなか難しいところですが、そこそこ作業に慣れている人でも結構大変だと思いました。
何が1番大変かというと、ネットでもよく言われていることですが『時間がない』ということにつきると思います。
試験時間は40分なのですが、この時間で配線図、施工条件を見て複線図を描き、実作業をして完成させます。
実際に練習でやってみて、実作業だけでも結構な時間がかかります。
候補問題も13問すべて同じ難易度というわけではなく、問題によっては時間がかかるものもあります。
実作業に慣れていれば時間短縮もそれほど大変では無いかもしれませんが、慣れていない人がやるには40分という時間はそうとう短く感じると思います。
試験の難易度は使用する工具によってもある程度下げることが出来ると思います。
電工ナイフをケーブルストリッパーに代えるだけでずいぶん難易度は下がると思います。
実際、試験では私の周りで電工ナイフで作業していた何人かの方が終了時間になっても配線がバラバラで完成していないのを見かけました。
他の資格の技能試験をやったことがないので比較は出来ませんが、ざっくり言っても電工二種の技能試験は決して楽ではないと思います。
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今年も待望のカントクカレンダーの予約が始まった!
- 2015-09-09 (水)
- 雑想
来年のカレンダーの予約が始まると今年の終わりが見えてくる感じです。
1年というのも長いようで短いと感じてしまいます。
Amazonを見ていたら2016年のカレンダー予約が始まっていました。
毎年今頃になると来年のカレンダーを選ぶのが恒例になっています。
ここ数年は毎年3つ買うのがお約束なのですが、今年も例に漏れずそうしようと思います。
3つのうち1つは確か17~8年くらい買っている片岡鶴太郎さんのカレンダーで決まりです。
落ち着いた絵と見やすい日付で3つのうち唯一カレンダー的に使うものです。
そして、もう1つがここ数年毎年買っているカントクカレンダーです。
年が明けても気に入ったイラストをそのまま継続して飾っているカレンダーなのですが、可愛いイラストを見ているだけでニヤニヤが止まりません。
去年はAmazonでの登録がずいぶん遅くて確か10月中旬くらいだったように思います。
早かった年は8月末くらいには登録されていましたが、今年はもうすでに登録されていました。
もちろん見るなり即ポチです。
発売してから買おうとすると買えなかった年もありましたし、Amazonなら後でキャンセルも容易ですので欲しい方は早めの予約をオススメします。
そして、残りの1つを何にしようかというのが毎年の楽しい悩みです。
今年は大当たりのレーシングミクでウハウハだったのですが、来年は三嶋くろねさんのカレンダーとか出ないかなぁと期待しています。
カントク カレンダー2016カントク 廣済堂出版 2015-11-27 by G-Tools |
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【電気工事士】 第二種電気工事士筆記試験の勉強方法など
- 2015-09-08 (火)
- 雑想
第二種電気工事士試験の下記筆記試験まで1ヶ月を切りました。
もう申し込みはずいぶん前に締め切られていますが、試験前で頑張っている方も多いと思います。
今日は、実際に私が筆記試験のためにやった取り組みなどを書いてみたいと思います。
筆記試験の勉強方法
私はきちんとした『勉強』というものは長いことやったことがありませんでした。
わりと新しい趣味のカメラや電子工作などもいわゆる『勉強』というのはやっておらず、なんとな~くわからないことをネットで見たりして覚えてました。
ですが、資格試験というキッチリしたものを受験するとなると、なぁなぁで済ますわけにはいきません。
しっかり勉強しなければいけないわけですが、1番の難関はその『勉強』の習慣が無いところにその習慣を作るということでした。
やり始めの頃は、勉強し始めてもすぐにやるのが辛くなってしまいました。
また、単に参考書の重要項目を書き写すだけで時間がかかっているわりに大して頭に入っていきませんでした。
それからしばらく続けてなんとなく自分に合った勉強方法を見つけて最後はそこそこ効率よく勉強出来たと思います。
勉強慣れしている人はすぐに自分なりの勉強方法で効率よく勉強を進められると思いますが、勉強慣れしていない人はまず勉強慣れするところから始める必要があると思います。
私が第二種電気工事士筆記試験対策で使った参考書類などは以下の2つです。
講習とか通信講座といったものはやらずに市販の参考書類のみで勉強しました。
オーム社『2015年版 第2種電気工事士 筆記試験 すぃ~っと合格』
書籍は、第二電工の試験ではわりとわかりやすいと評判の本を選びました。
結構厚みのある本ですが、約360ページのうち半分は過去問なので参考書部分は半分やれば済みます。
豊富な写真や図でわかりやすいです。
最初は各項目の重要なところを紙に書き写していくだけで時間ばかりかかってしまいました。
その後、各項目を一通り読んでからすぐに関連した過去問を解いてみてなんとなく出題の感じを覚えるようにしました。
わかりやすいとはいえ、器具や工具などをはじめ、各項目ともそれほど詳しくは解説されていません。
広く浅くという感じです。
足りない部分などは、ネットで検索したりしてその都度確認しました。
例えば『電線管支持金具(パイラック)』は、金具の写真が2つ掲載されているだけでどうやって使うのかわかりませんでした。
そこで『パイラック』で検索して実際の使用状況の写真などを見て使い方などを確認しました。
確認すると、『あ~。パイプとか固定してるアレか!』とすぐにわかりました。
また、巻頭に『上手な学習方法』という内容があるのですが、これを読んでみるとなんとなく自分でも合格できそうな気分になりました。
とてもわかりやすい本ではありますが、ほぼ参考書としてだけ使って過去問に関しては一部を使っただけで大半は以下のアプリを使いました。
iOSアプリ『第二種電工 一般問題』有料版
iOSアプリ『第二種電工 配線図問題』有料版
次に過去問をやる必要があると思ったのですが、書籍の過去問だと開いたり答えあわせなど面倒だったのでスマホのアプリで良さそうなものが無いか探してみました。
すると受験者の多い資格なだけにいくつかあったので、そのうちの1つを使ってみました。
シンプルに年度毎に問題が分かれていて見やすく、回答後に簡単な解説もついているなどなかなか便利なアプリです。
回答すると正解、不正解が○×で見えてわかりやすいです。
ジャンル毎に問題をやったり間違えた問題からランダムにやったりといったことも出来て便利でした。
試験前最後の1週間くらいはこのアプリで繰り返し過去問をやっていました。
iPhone片手にベッドに寝転がってポチポチ回答しながら出来るなど物ぐさな私には良かったです。
この過去問で合格点の60点以上十分にとれたので当日はだいぶ自信をもって受けることが出来ました。
私はいきなり有料版を買ってしまいましたが、お試し用の無料版もありますのでまずはそちらから試すと良いと思います。
ただ、便利で実用的アプリだと思いますが、先に過去問を始めるのはあまりオススメしません。
確かに出題傾向は毎回同じような感じなので過去問を繰り返しやってそれなりに点数がとれれば合格は出来ると思います。
とはいえ、電気関係のことをあまりよくわからない人がいきなりやり始めると何を言っているのかサッパリわからなかったりしてやるほどに自信ややる気が無くなってしまう可能性があります。
私も最初にサラッとやってみたのですが、不正解ばかりでちょっと自信が無くなってしまいました。
理系の高校や大学などで電気関係の勉強経験のある人ならいきなり過去問から入っても良いかもしれません。
慣れていない人でも最終的には過去問の繰り返しはやるべきと思いますが、まずは参考書である程度勉強してからの方が良いと思います。
筆記試験の勉強時間
筆記試験の勉強時間は正確には測っていませんが、トータルで50~60時間くらいかと思います。
期間としては、ちょうどゴールデンウィークの終わり頃から本格的に始めましたのでだいたい1ヶ月くらいでしょうか。
ネットでブログの体験記や掲示板などを見たりするともっと長かったり逆にもっと短くても余裕だったりとなかなか判断が難しいと思います。
私は理系出身ではありませんし、電気関係はあまり得意ではありませんが器具とかそういったところは工具好きなこともあってそのへんのところから始まる上記の参考書でわりとスンナリ始められました。
学習経験はありませんでしたが、興味のある分野でもあったので覚えやすかったかもしれません。
私自身が基準になってしまいますが、こういう電気関係のことにまったく興味が無い人だともう少し長く勉強した方が良いかもしれませんね。
勉強する上で結構難関だったのは計算が必要なところでしょうか。
合成抵抗値、熱量、力率などなど・・・頭がショートして頭痛がしてきましたが、とりあえずやるだけやってみて大半を捨てる覚悟でいました。
6割正解すれば良いので少しでも得意なところで稼いで、残りの4割のうち捨てるところは捨てて足りないところに注力すべきかなと思います。
実際の筆記試験
実際の筆記試験は世田谷区の東京都市大学で受験しました。
なかなか良い雰囲気の町並みを抜けたところにある大学でしたが、B29の実物のエンジンが飾ってあって驚きました。
そこそこ暑い日でしたが、教室内にはエアコンもあったので悪い試験環境ではありませんでした。
30分くらい前について、トイレに行ったり最後の復習をしてみたりしてからいざ本番の試験に臨みました。
試験時間は2時間ということでわりと長く取られているのですが、試験が終わって早々に退出する人が結構多かったので人数が減るたびに結構焦りました。
私のいた教室では最後までいたのはとても少なくて14~5人くらいでしょうか。
もちろん、早く終われば終了まで待っていなくても良いのですが、早く退出しても大したメリットは無いので終了時間いっぱいまで見直していました。
一部の問題で見直すことによって正解になっていたものもありましたので、すべての回答が終わっても可能な限り時間いっぱい頑張っても良いと思います。
また、出題はすべて4択問題なので答えがわからなくても諦めずに必ず何かしら選んで回答しておくべきだと思います。
筆記試験はよほどゆっくりやるのでなければ2時間で十分全問回答は出来ると思います。
周りの回答が早い人達に惑わされずに自分のペースでやりきるというのが大事だと思います。
筆記試験の難易度は?
ネットで検索すると試験の難易度について質問しているのを何度も見かけました。
それぞれの回答を見た感じだとどちらかというと易しい感じの試験という回答が多い印象を受けました。
実際に6月の試験では答え合わせをしたところ92点ということで十分な合格範囲でした。
過去問では92点という点数は取ったことがなかったので私には今期の試験は易しかったことになります。
多少の難易度の上下はあると思いますが、過去問をやってみて70点、80点ととれるようなら十分合格できるのではないかと思います。
難易度は受ける人の過去の勉強経験、興味や趣味なども関わってくるので一概には言えませんが、文系でも工作好きだったりすると難易度は下がりそうです。
配線器具とか工具などを見て少しでも興味が沸くようなら難易度も下がると思います。
また、出題範囲すべてを完全に勉強するとなるとかなり大変ですが、合格基準の6割を目安にして苦手なところや難しいところを飛ばしてやればずいぶん楽になると思います。
私自身が実際に勉強して試験を受けてみての感想は、やる内容はそれなりに難しかったですが『合格』だけを考えれば事前に考えていたよりも易しかったという印象です。
ただ、物理とか化学とかサッパリな私程度の者でも合格できたとはいえ『国家資格』でありますので国家資格の中では易しいかもしれませんが、決して『簡単』という言葉を使うことは出来ないでしょう。
実際、筆記試験の合格率はだいたい50~60%くらいなので誰でも受ければ合格できるというものではありません。
受験資格が無いので、中には付き合いで受けたとか会社から言われて形だけ仕方なく受けに来たといったような人もいるかもしれませんが・・・。
『普通に勉強していれば落ちることはありません。』というような記述もたまに見かけますが、『普通』というのが人それぞれで違うので難易度の判断はなかなか難しいです。
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