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『開運なんでも鑑定団 お宝サロン』を見てみた

ゴタゴタがあっての新番組スタートとなったらしい、石坂浩二氏の『開運なんでも鑑定団 お宝サロン』を見てみました。
すでに3回目の放送なのですが、初回放送を録画予約しておいたところなぜか地デジの鑑定団が録画されていて見ることが出来ませんでした。

2回目は録画したもののまだ見ておらず、3回目の今日はリアルタイムで見てみました。

 link >>  極上!お宝サロン|BSジャパン


番組スタートから石坂浩二氏のおしゃべり全開でニヤッとしてしまいました。
私が石坂さんを特に印象深く見たのは、知る人ぞ知る名番組『世界まるごとHOWマッチ』でした。

当時から豊富な知識でアレコレしゃべっていてスゴイ人だと思っていました。
となりにはビートたけし氏がレギュラー解答者として座っており、司会は大橋巨泉ということで今考えるととんでもない出演者ですね。

大橋巨泉に本名の『へいちゃん』と呼ばれていたのが懐かしいです。


美川憲一所有のお宝を中心におしゃべりが続いて、美川憲一が骨董市に行った様子などが落ち着いた雰囲気で続きます。
ベテラン同士の会話は見ていて安心感がありますね。

若手芸人が騒いでいるだけの地デジのバラエティ番組にウンザリしていた身にはとても新鮮に見えました。
いちおう、専門の鑑定士の方が同席していますが、いちいち値付けするような無粋なことがないのも良いです。

なかなか面白いなぁと思ってい見ているとちょうど番組の半分くらいでいったんトークが終了になりました。
1時間みっちりゲストとトークというわけではなく2週にわたって展開されるようです。


そして、後半は別の鑑定士の方が連れてきたコレクターとのトークになりました。
芸能人ではありませんが、おそらくその道の名のあるコレクターと思われる人で、その方とのトークになりました。

こちらはこちらで専門のコレクターが好きにしゃべるので聞いていて楽しいですね。
アレコレぺらぺらといろんな話が出てきます。

これだけ専門的なコレクター相手にトークをするにはかなりの知識が必要と思われますが、そこはさすが石坂さんですね。


ひととおり見て気になったのは、ちょっとCMが多いような気がするのとテーブルの照明でしょうか。
夢中になって見ていたので『またCM?』と思ったのかもしれませんが、良いところで切れたりすると気になってしまいます。

そして、トークをするテーブル内に照明がついているようなのですが、これが白いものを置くと白飛びして見にくかったです。
スタジオではお宝が見やすいのかもしれませんが、テレビで見ると特にお宝の下部分が見にくくなってちょっと残念です。


地デジの鑑定団と比べて鑑定額を前面に出さずに蘊蓄をアレコレ聞くことが出来るのが良いです。
久々に毎週楽しみなテレビ番組になりそうです。

昔から気になっていた『ヘッジホッグ』がどんなものか調べてみた



昔、滝沢聖峰氏の漫画で見て気になっていた英軍の対潜兵器『ヘッジホッグ』がどんなものか調べてみました。
『幻の豹』というコミックのJUNGLE EXPRESSという話に出てきます。

それ以前にも名前は聞いたことがあったのですが、その当時はどんなものかよくわからずにいました。
それからずいぶん経ちましたが、先日見た映画『Uボート』の影響もあって思い出して気になったのでwikiやYoutubeで調べてみました。

 link >>  ヘッジホッグ (兵器) – Wikipedia


ロケット弾のようなものかと思っていたのですが、対潜迫撃砲ということでなるほどという感じでした。
思ったよりも小さく簡単な作りなのは驚きました。

砲弾が29kgということであまり大きくない感じですが、発射数が多く装甲の薄い潜水艦なら十分だったのでしょう。
爆雷が側面や後方に発射するのと違って前方にも発射できるのは利点ですね。

海上自衛隊でも54式対潜弾投射機としてライセンス生産していたそうです。


相変わらず艦これ絡みのことに興味が向いてしまいますが、海外艦の実装とともにヘッジホッグも追加されたら面白そうだなぁと思いました。

『U・ボート(ディレクターズカット版)』ブルーレイを見てみた!

IMG_3110s.jpg


艦これwikiの『おすすめ映画・書籍』ページを見ていて久しぶりに戦争映画を見てみたいと思いました。
ずいぶん前にU-571という映画を見て面白かったのでまた見ようかと思ったのですが、同じように潜水艦を題材にしたU・ボートという映画がわりと評判が良かったのでこちらを見てみることにしました。

またレンタルでも良いかと思ったのですが、ブルーレイでディレクターズカット版というのが出ていたので思わずポチってしまいました。
『劇場版』『ディレクターズカット版』『完全版』とあるらしいですが、他のブルーレイはちょっと見当たりませんでした。

元々テレビシリーズで1話50分、全6話300分で放送されたものらしいです。
似たような名前の映画が他にもあるようですが、監督:ヴォルフガング・ペーターゼン、出演:ユルゲン・プロホノフのDas boatという映画です。


今回見たディレクターズカット版は約209分と結構長いですが、途中ダレることもなく最後まで緊張しながら見ることが出来ました。
冒頭に出撃前のパーティシーンがありますが、あとはUボートに乗ってほぼ最後まで艦内の様子が描かれています。

魚雷を撃つ雷撃シーンはわずかしかないので派手な戦闘シーンを期待すると残念な気分になると思います。
攻撃側よりも駆逐艦の爆雷攻撃に耐える緊張感の描写が主でしょうか。

艦内は男ばかりで見るからに汗臭い感じです。
ひげ面で汚れた男ばかりですが、それがとてもリアルな感じに潜水艦の乗組員を表現しています。

古い映画なので多少残念な描写もありますが、潜水艦内はとてもリアルで違和感が無いですね。
原作者のブーフハイム氏が実際にUボートに乗り込んで体験した出来事が元になっているそうです。


ひととおり見て気になったのは、スペインの港での補給船にいきなり場面が変わったところでしょうか。
あとは、終盤のジブラルタル海峡からラロシェルに帰港するところが???な感じでした。

多少違和感のあるところもありましたが、潜水艦という逃げ場の無い海の中での男達の苦闘が3時間半という長い時間を忘れさせて映画に集中出来ました。

派手に敵艦を撃沈するような爽快感のある映画ではありませんが、パニック映画のような緊張感がたまりませんでした。
なるほど、評価が高いのも頷けます。

メインテーマのBGMは有名らしいですが、私は残念ながらあまりピンときませんでした。


そしてなにより衝撃的だったのがラストです。
ヒドイという批評も見ましたが、このラストはそれまでの3時間半を締めくくるものとしてやるせない気持ちにもなりますが、私の戦争映画に対する考え方に一石を投じるものでした。

事前に知ってしまうとつまらないので映画に興味のある方は批評や感想は読まないことをオススメします。


艦これからこういった艦船に興味を持つと、日本の艦船の多くが潜水艦に撃沈されているのを知ると思います。
そうすると潜水艦つえーというイメージが沸くかも知れませんが、映画の冒頭にあるように出撃したUボート乗組員4万人のうち3万人は帰らなかったというのを見るとかなりの数の潜水艦が海の底へ消えていったと思われます。

最近は、摩耶様カワイイヨとかニヤニヤしてることが多かったですが、色々と胸に刺さる思いです。
少々長い映画でしたが、久しぶりに良い映画を見ました。



B005MM43WMU・ボート ディレクターズ・カット [Blu-ray]角川書店 2011-11-25

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