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クニペックスのペンチとニッパーを買ってみた

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電子工作をしたいなぁ~と思いつつなかなかやる暇が出来ません。
そのうち、無意味に工具箱から工具を出していじってニヤニヤするようになってしまいました。

そして、そんなことをしているうちに新しい工具が欲しくなってしまうということに・・・。
工作する暇が無いならせめて工具を買って欲求不満を多少でも解消しようとテキトーな理由を付けて買ってしまおうと思いました。

何を買おうかなと思って見ていると、そういえばクニペックスのペンチを持っていないことに気付きました。
ペンチはバーコのものを愛用しているのですが、握り物は大多数がクニペックスで統一していたのでこの機会に揃えようと思いました。

ニッパーも小型の精密ニッパーと大きくゴツいニッパーはあるのですが、太めの線も綺麗に切りやすい手軽な大きさのものが無かったのであわせて揃えようと思いました。
バーコのペンチがコンフォートハンドルで使いやすかったので同じようなコンフォートハンドルの物にしようかと思ったのですが、バーコの160mmは使いやすかったのですが200mmがちょっと太かったので今回はプラスチックコーティングのものにすることにしました。

サイズはバーコの160mmと200mmがあるので中間の180mmにしました。
私の手の大きさだと200mmはちょっと大きめで160mmで良いくらいなのですが、たまに少し小さい感じがするので中間サイズを選びました。

ニッパーは180mmのゴツいニッパーがやや大きめだったので160mmにしてみました。
早速、Amazonで注文してすぐに届きました。

注文したのは、ペンチが180mmの201180、ニッパーが160mmの7001-160です。


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ちなみに、Amazonでクニペックスの工具を検索すると品番の中に『SB』という文字が入っているものと入っていないものがあります。
同じ品番の工具でも付いていたり付いていなかったりするのですが、どこが違うのか気になっていました。

そこでメーカーに問い合わせてみたところ・・・。
『SB』とは陳列が出来るように台紙がついている商品のことで、その表記がない商品は基本的に『箱もしくは袋入り』商品だそうです。

今回購入したペンチはSB表記が無いのでビニール袋入りでした。
ニッパーの方はSB表記有りなので台紙が付いていました。


ニッパーはちょっと手近に切るモノが無いのでとりあえずペンチを使ってみました。
先端部の作りはさすがクニペックスという感じでドイツメーカーらしい無骨なデザインがタマリマセン。


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表面の仕上げも綺麗です。
滑らかなカーブを描くバーコのペンチとは対照的ですね。

コンフォートハンドルに慣れていたので違和感があるかなと思ったのですが、むしろ本体をしっかり握っているという感触が強くなって良い感じです。

そして、他に購入した商品にホチキスの針が付いていたので試しに掴んでみようと思ったのですが・・・。
購入したクニペックスのペンチではスカスカで掴めません。

一瞬、『え?』と思ってしまったのですが、先端を良く見ると結構隙間が開いていました。
バーコの200mmと比べてみると結構開いています。


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この隙間にホチキスの針がスッポリ入ってしまい掴めませんでした。
バーコのペンチだと、台紙に刺さっている針を掴んで引き抜けます。

刃の部分や先端部分の合わせがズレているというわけではないので製造上の問題というわけではなさそうですが・・・。

また、バーコのペンチに比べて口の開閉がずいぶん軽いです。
これはかなり使いやすいところですね。

バーコのペンチは開閉が結構硬いので板バネを使って使うことが多いです。
好みの問題かも知れませんが、クニペックスの方が素早く使うのに向いてそうです。

多少気になるところはありましたが、さすがプライヤーのクニペックスという出来のペンチですね。
ニッパーの方も早く試し切りがしたいところです。

このペンチ、最初はヨドバシで取り寄せ注文をしたのですが、納期を問い合わせたところ現在メーカー在庫も長期欠品しているらしく次は5月上旬頃の入荷になるそうです。
いまのところAmazonにはまだ在庫がありましたが、気になる方はお気を付け下さい。



B000XULUGUクニペックス 強力型ペンチ 180mm 201180クニペックス

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B0001D9J6Cクニペックス KNIPEX 斜ニッパー (SB)7001-160クニペックス KNIPEX

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【レビュー】三菱鉛筆「ピュアモルト 4&1 5機能ペン」を買ってみた

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久々に筆記具を買ってみました。

なにげなくAmazonを覗いて文具を色々見ていると気になるものがありました。
昔よく使った複数のペン先が格納されている多機能ペンです。

小さい頃、近所の文房具屋で買った赤青黒の3色が入ったボールペンを使っていたのですが、お世辞にも使いやすいという感じではありませんでした。
使っていると勝手にペン先が引っ込んでしまったり、ペン先の保持が良くなくてブレブレでした。

その後、社会人になってからロットリンクの多機能ペンなども使ってみたのですが、あちこちからカチャカチャと何か動くような音がしたり、ペン先がブレたりして使い心地はあまりよくありませんでした。
1本でボールペンやシャープペンが使える利点は大きいのですが、いかんせん使いにくいのです。

そんな感じで便利だとは思いつつも多機能ペンは使いづらいという印象しかありません。
ですが、久々に見たところレビューではわりと好印象な感じでした。

そこで、あれからずいぶん経つのでだいぶ改良されて使いやすくなったのかなと思って久々に1本買ってみることにしました。

もちろん、メーカーはお気に入りの三菱鉛筆です。
そしてその中でも特にお気に入りのピュアモルトシリーズから5機能ペンを選んでみました。



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やわいペナペナの紙ケースですが、この程度のモノでもケース入りだとちょっと高級感があって良いですね。



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ペン軸の先端部分を回すと外れて中のペン芯が見えます。
ペン先部分のちょうど握るあたりにはこのシリーズの特徴であるウィスキー樽のオーク材があって木の手触りが良い感じです。



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おしりの部分にはシャープペン用の消しゴムが付いていますが、基本的にペンに付いている消しゴムはもったいないので使わない派です。



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ペン先を外してみて気付いたのですが、本体が妙に軽くてペン先がグッと重く感じます。
重さを量ってみると本体の方がわずかに重いですが、持ち比べてみるとペン先のほうが重く感じます。

この2つを組み合わせてみると中心より少しペン先側に重心が来る絶妙な重量バランスになって描きやすいですね。



早速、少し文字を書いたりしてみましたが、ジェットストリームインクのおかげか非常に滑らかな書き心地です。
気になっていたペン先のブレもほとんど感じません。

各色の切り替えもつまみが大きめに出来ていて押しやすいですね。
ただ、シャープペンだけはプッシュした時にギシギシした感じがあってイマイチです。

シャープペンはあまり使わないのでいいのですが、無いよりは付いていた方が安心かなという感じです。
本体はABS樹脂に塗装をしたもので綺麗な仕上がりではありますが、樹脂製ということでちょっとチープ感は否めないところです。

値段が値段だけにこのあたりは仕方ないところでしょうか。
もっとしっかりした仕上がりを望むならもう少し上のクラスを選ぶべきですね。

とはいえ、気楽に持ち歩いて使うにはちょうどいいくらいの値段と仕上がり具合だと思います。

ボールペン4本とシャープペンを格納しているだけあって結構太いです。
メインで常用するにはちょっと厳しい太さですね。

とりあえず好きなピュアモルトのペンだから1本持っておいても良いかなぐらいに考えて買ってみたのですが、思ったよりも使い心地が良かったです。
末永く愛用する・・・というにはちょっと役不足ではありますが、便利な多機能を実用的に使えそうなペンでした。



B004G5N8S6三菱鉛筆 多機能ペン ピュアモルト 4&1 MSXE520050724 ブラック三菱鉛筆

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【レビュー】Gotham Audio Cables GAC-2111でRCAピンケーブルを作ってみた

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最近は、休みの日に半田ごてを握らないと落ち着かなくなってきました。
とはいえ、そうそう休みのたびにアンプや何やらを作るというわけにもいきません。

お手軽に出来るのはやはり自作ケーブルでしょうか。
最近あまり作っていなかったのですが、以前から作りたいと思っていたモノを作ってみることにしました。

お気に入りのケーブルもいくつか出来てきましたが、たまには違うメーカーのものも使ってみたくなります。
以前、アンプとD/Aコンバーターを繋ぐXLRケーブルを製作した際に使ったGothamです。

今回は、そのGothamのGAC-2111というラインケーブルを使って製作してみました。


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久々のケーブル自作でしたが、今回初めてピンケーブルでスリーブを被せてみました。
電源ケーブルやXLRケーブル、ヘッドホンケーブルなどで使っていたのですが、ピンケーブルはまだ使ったことがありませんでした。

スリーブを被せると製作が面倒くさくなるのですが、仕上がりはケーブル剥き出しよりも段違いに良くなるので出来ればスリーブ有りのものを作っておきたかったのです。


今回は、GAC-2111で約1mほどのピンケーブル1組を作りました。
材料は以下の通りです。


  • Gotham GAC-2111
  • REAN NYS352G
  • ナイロンソフトスリーブ内径3.0mm

プラグはお気に入りのREAN NY352Gです。
安価なわりに見た目も悪くなく半田付けしやすいのが良いです。

スリーブはずいぶん前にオヤイデ電気で購入したナイロンスリーブを使いました。
実はこれがなかなかのくせ者で苦労しました。

ナイロン製で非常に柔らかいのですが、内径が広がりにくく中にケーブルを通すのが大変でした。
しかもたるみを無くすために何回も手でしごいていたところちょっと毛羽立ってしまいました。

PET素材のスリーブなどと比べて曲げやすいのですが、ちょっと製作は面倒ですね。
今回はそのスリーブの装着以外には特に困るところはありませんでした。

GAC-2111は2芯シールド線なのですが、今回はシールド線は結線しないで作りました。
なんとなく気分的にそうしてみました。


完成してテスターで念入りに導通チェックをしてから早速試聴してみました。


試聴環境

【試聴ディスク】
霜月はるか『なないろスコア』

【試聴機材】
QNAP TS-421(Asset UPnP)
↓LANケーブル(型式不明)
NETGEAR GS108v3
↓ELECOM LD-GPY/WH3
Olasonic NANO-NP1(96Khzモード)
↓audio-technica AT-ED1000/1.3
PS AUDIO NuWave DAC(Nativeモード) + 自作電源ケーブル(BELDEN 19364 1.5m、AET PSE-018HG & PSE-320HG)
製作ケーブル(Gotham GAC-2111 + REAN NYS352G)
ORB JADE casa

AKG K550

※音源はCDからリッピングしたFLACファイル。
※NANO-NP1以下の電源はTASCAM AV-P25RMKIIIに接続。



BELDEN 8412と差し替えて聴いてみましたが、なかなか良い感じです。
8412と比べて少し音が軽くなった感じはしますが、レンジが広がり音の粒がハッキリしてきた気がします。

ボーカルも綺麗に聴こえますしバランスは悪くないです。
MOGAMI 2534と比べても明瞭感が上のような感じがします。

ケーブルが地味なグレーで細くて少し頼り無い見た目ですが、出てくる音はなかなかのものでした。
スリーブを被せてしまえば見えませんし、元のケーブルがわりとやわらかめなので取り回しは良いです。

8412はケーブルが硬めなのがちょっと難でしたが、その点も良いですね。


BELDENやモガミはアンプや安定化電源の内部配線などにも使ったりしてわりと利用頻度が高いです。
特にBELDEN 8412はRCAピンケーブルとしてかなりお気に入りです。

ですが、今回Gothamを使ってみてかなり良い感じでした。
入手出来る店がかなり限られてしまうのが難点ですが、他にもいくつも種類があるのでまた機会があれば使ってみたいケーブルですね。

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