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EIZO純正DisplayPortケーブル『PP200-BK』を買ってみた
- 2019-06-23 (日)
- パソコン
メインPC用にEIZO CS2410を購入してすでに使い始めています。
以前使っていたEIZO SX2462Wと同じサイズなので違和感なく移行出来ました。
フレーム部分等多少チープな感じはありますが、今のところ映りは特に問題なしです。
80時間ほど使用していますが、1回だけWindowsのログイン画面が出るところで入力信号が途絶えました。
アレ?と思ったのですが、実はこの現象以前使っていたSX2462Wでも何度かありました。
7年ほど使っていてその中で数えるほどだったので特に気にしていませんでした。
PCの電源を入れてからまったく映らないこともありましたが、Windowsのログイン画面前まで映ることもあるのでPC側の問題かモニタ側なのかよくわかりません。
初期不良・・・なのかとも思いましたが、PCを再起動すれば普通に映りその後問題なく普通に使えるのでなんとも言えません。
そこで思ったのが、もしかするとDisplayPortケーブルの問題かも?ということでした。
今まで使っていたケーブルは調べてもどこで買ったものかわかりませんでした(モニタの付属品かも?)が、これを変えてみようと思いました。
そして、どうせ変えるなら安心の純正品にしようということでEIZO純正のPP200-BKというケーブルを買ってみました。
長さ2mですが、Amazonなどで売っている安価なDisplayPortケーブルの4倍くらいの値段という・・・。
ケーブルはやや太めでフェライトコアが付いています。
コネクタにはHOSIDENの文字が見えます。
聞いたことが無い名前でしたが、調べてみると通信大手の三大キャリアや任天堂などの機器にも部品供給している日本のメーカーらしいです。
出来ればEIZOのロゴが欲しかったところですが、まぁどうせ見えないのでよしとします。
ケーブルにはCHING TAIの文字がありましたが、調べたところ台湾のChing Tai Electric Wireのものかと思われます。
Amazonのレビューでやけに評判が良いので安心して購入しましたが、値段を考えると見た目がちょっとアレな感じです・・・。
実際、付け替えてみて映りがより綺麗になった・・・ということはありません。
入力信号が入らないという現象もめったに起きないので買ったばかりでは確認のしようがありませんが、安心感を買ったと思えばOKです。
ケーブルのレビューを見ていると意外と相性問題があったりするのには驚きました。
少し前にNAS周りのLANケーブルを一新したりしましたが、なんとなく以前より通信速度が安定した・・・ような気がします。
気分の問題で高い物を買うのはなんですが、気分も大事です。
LANケーブルでもCAT5とCAT6が混ざっていたりして雑な扱いをしていたPC周りの配線ですが、これを機にもう少し気を遣おうと思いました。
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余ったモニタでクアッドモニタ環境にしてみた
- 2019-06-20 (木)
- パソコン
先日、EIZOの新しいモニタを購入しましたが、それまでメインで使っていたモニタも使えなくなったわけではありません。
比べるとだいぶ暗くてくすんだ色合いになってしまいましたが、サブで調べ物をする程度に使うには十分です。
同じ24.1インチで大きいのでサブにはもったいないくらいですが、なんとか活用しようと思いました。
ただ、モニタそのまま置けるような場所はありませんので、モニターアームを使って設置する必要があります。
さらに今まで使っていたPhilipsのモニタもまったく壊れていないので使わないのはもったいないです。
そこで2つのモニタを縦に並べて配置出来るように支柱が長いモニターアームを使うことにしました。
安価なサンコー製70cmの支柱を用意しました。
ここに2枚のモニタを取付けます。
結構な高さになって壁のようになってしまいましたが、モニタの数が増えるほど秘密基地感が増すのはなぜでしょうか。
メインモニタの左側に19インチの液晶テレビがあり、右側に2枚のモニタが配置されて合計4枚になりました。
液晶テレビもPCの画面出力が出来ますが、こちらはテレビ専用で使っています。
ただ、上下に並べて思ったのですが、上は高すぎて常用に向きませんし下は微妙に低くて見づらかったりします。
用途的には上のモニタはオーディオ用でfoobar2000でネットワークオーディオプレーヤーの操作画面を出しておこうと思っています。
下のモニタをサブで使い、ゲームをやっている時の検索やブログを書いているときにYoutubeの動画を流したりして使おうと思います。
1台のPCに2台繋ぐデュアルディスプレイも考えましたが、これはやるたびに違和感があってやめてしまうので基本1PC1モニタです。
まだ運用を始めたばかりで違和感がヤバイですが、慣れれば便利・・・ではないかと思います。
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【レビュー】『EIZO ColorEdge CS2410 + CH2400』を買ってみた
新PC移行計画の続きですが、Win7サポート終了に合わせてPCを新調するにあたってモニタも新しくしようと思っていました。
メインで使っていたモニタはもう少しいけるかなという感じではありましたが、購入後7年ほど経っていたのでサブにまわしてこのメインのモニタを新調することにしました。
いままでモニタはいくつも買い替えてきましたが、初めて買ったIBMのAptivaに付属のモニタから三菱の17インチCRTモニタに変えて、それ以降はずっとEIZOのモニタを愛用しています。
今回はBENQ、IOデータ、iiyamaあたりでも良いかなと思ったのですが、PCを使うに当たって最も利用頻度の高い機材なので今までと同じくEIZOから選ぶことにしました。
ただ、今のラインナップだとどうもコレ!というのがありませんでした。
現在のFlexscanシリーズでは遮光フードを付けられる物が無いというのがその理由です。
遮光フード慣れしてしまってこれはちょっと譲れない条件なのでどうしようかと思っていたところ、今年の3月にColorEdgeの廉価版が出ていたのでこれはイイと思いました。
CS2410という24.1型のモニタなのですが、sRGB色域を100%カバーながら49,800円(税別)という価格なのでこれにすることにしました。
link >> ColorEdge CS2410 | EIZO株式会社
このモデル、どうやらEIZOの直販専用のようでAmazonやヨドバシなどでは見当たりませんでした。
直販以外では銀一ショップなどの専門店で扱っているようです。
付属品など
今回はEIZOダイレクトでCS2410とCH2400のセットを購入しました。
個別で購入するより5,388円お得になります。
注文した翌日には届きましたので配送は早かったです。
付属品は2芯アダプタ付電源コード、USBケーブル、DisplayPortケーブル、HDMIケーブル、各2 m。
VESAマウント用取付用ねじ(M4×12 mm)×4もあります。
DVIケーブルは無いのでDVIで使う場合のみ別途ケーブルが必要です。
ただ、付属の映像用ケーブルはやや品質が気になる感じなので別途高品質のケーブルを用意しても良いかもしれません。
付属ケーブルが多いのはColorEdgeの入門機という扱いだからなのでしょうね。
同時購入した遮光フードのCH2400は説明書のみ付属です。
入力端子
映像入力はDVI-D、HDMI、DisplayPortが各1つです。
アナログ入力はありませんが、この3つがあれば特に困ることは無いと思います。
他にUSB 3.1 Gen 1:Type-Aが3つあり、そのうち1つが最大10.5W給電可能になっていますのでスマホの等の充電にも使えそうです。
このへんはいかにも今風な機能ですね。
本体各所
外観は特に飾り気も無くシンプルです。
背面上部に目立つEIZOロゴと前面上部に目立たないロゴがある以外はスッキリです。
見た目はコストダウンしてあるらしいモデル的な感じで質感もそれほど高級感は無いかなと思います。
意外と良かったのがスタンドです。
シンプルですが、台座が約25cmほどの円形で背面の柱の出っ張りも少なくわりと省スペースな感じです。
今まで使っていたSX2462Wのスタンドがかなり後ろに出っ張っていたので後ろがだいぶスッキリしました。
また、円形台座は回転しますので向きを変える時も便利です。
実測ですが、モニタを下げるとテーブルから3cmくらいの高さまで落とせましたので机上台などを使う際にも良さそうです。
ただ、上下の移動がわりと力がいる上にスムーズにいかないのがちょっと気になります。
本体の設定画面は右下で操作します。
最初電源が入らなくて焦ったのですが、機械式の物理ボタンでは無くタッチで反応する電子式のボタンになっていました。
電源と6箇所のボタンで操作しますが、高さ調整などでちょっと触れただけで反応してしまうのがやや難ですね。
そして白いランプに少々安っぽぃ感じが・・・。
私のメインモニタには欠かせない遮光フードです。
以前使っていたCH4というフードは組み立て式で取付が結構面倒でしたが、CH2400は折りたたみ式の上に磁石でくっつくのでネジ類も無くはめるだけで取付が簡単です。
ただ、キャリブレーション用のセンサーを使うための穴が無いのでキャリブレーションをやるたびに外さなければいけないのはちょっと面倒ですね。
樹脂製でEIZOのロゴも入っている純正品でしっかりした作りですが、結構値段が高いんですよねぇ・・・。
後記
今回、約7年ぶりにモニタを新調しましたが、やはりEIZOのモニタは綺麗ですね。
長年使っているとモニタの劣化というのは意外と気づきにくいのですが、比べてみるとスッキリ爽やかになり色味もとても綺麗になって見やすくなりました。
比べてみると今まで使っていたモニタは経年劣化のためか細かいところがやや滲んで見えますが、新しいモニタは細かいところまでシャープです。
しかもデフォルト設定のままでもブライトネスが高すぎず調整無しでも綺麗に映るのが素晴らしいです。
今までEIZOのモニタはいくつも使ってきましたが、初期状態でここまで綺麗なのは初めてかもしれません。
廉価版とはいえさすがColorEdgeというところですね。
ハードウェアキャリブレーションにも対応しているので手持ちのColorMunki Photoのセンサーを使って調整してみましたが、デフォルトの見た目からほとんど変わりませんでした。
わかる範囲ではブライトネスが少し上がったくらいです。
色合いに関してはまったく問題なしです。
例えばAmazonのWebサイトにあるようなオレンジ色などもくすまずに綺麗な発色で見られました。
全体的にはどちらかと言うとあっさりめの色合いという感じでしょうか。
モニタの買い換えで悩んだのがサイズです。
今まで24.1インチの1920×1200のWUXGAモニタを使っていましたので27インチのWQHDにしようかとも思ったのですが、場所の問題もあって同じサイズにしました。
もう少し画面サイズが広い方が良いかなと思ったのですが、あまり大きすぎても目を動かす範囲が広くなるので疲れそうです。
値段も高くなりますし、いちおうフルHDサイズでの運用を考えてグラボも選びましたのでこれでイイかなと思います。
今回購入したColorEdge CS2410はシリーズの中ではかなり安価な製品ですが、映像の品質は十分満足できる物でした。
ただ、Adobe RGBに非対応だったり各所の作りがやや安っぽぃ感じがするなど随所にコストダウンの形跡が見受けられます。
今のところEIZOの直販と一部の専門店のみでしか扱っていないのでセール等で大きく値下がりすることが無さそうなところは安心して買えました。
私は遮光フードが必須なので合計すると結構イイ金額になってしまいましたが、本体のみならわりとリーズナブルですね。
本格的に写真をやったり業務で使ったりするとなると役不足感もありそうですが、趣味でちょっと映りの綺麗なモニタが欲しいというくらいなら良いモニタだと思います。
個人的にはフレームと右下のボタン類が安っぽぃ感じで見た目に残念なところですが、それ以外は概ね満足なモニタでした。
他メーカーからは安価なモニタがたくさん出ていますが、やはりEIZOにしておいて良かったなぁと思いました。
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