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2013-10-02
機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックスを見終わって
- 2013-10-02 (水)
- アニメ、漫画

購入から1ヶ月ほど経ちましたが、やっとBlu-ray版機動戦士ガンダム全話を見終わりました。
LD-BOX版を過去に何度か通して見ていましたが、Blu-ray版は兎にも角にも綺麗で大満足でした。
内容をいまさら語ることもありませんが、今見ても面白いですね。
良く聞く名セリフなどを見ると思わずニヤリとしてしまいます。
確かに作画が・・・という場面も多々ありますが、そんなことはさほどの意味もありません。
CGなどまだ使っていない時代に手描きで描かれたアニメは味があって好きです。
思い出補正も多分にありますが、それを差し引いても見ていて懐かしさに浸ります。
もう30年以上前の作品になりますので、これを今のアニメと比べるのは野暮というものですね。
ガンダムシリーズの中でとかくファーストガンダムは別格扱いされることがありますが、やはり『最初』にこのアニメがあった意義は計り知れないモノがあると思います。
このガンダムで育った人たちが今では実物大のガンダムを作り、そしてそれを実際に見ることが出来るまでになっているのは感慨無量です。
私も些細ではありますが、その後のアニメ趣味などに大きな影響を与えてくれた作品になります。
ただ、私はこの作品を他人に薦めることはしません。
なぜなら今見るべき作品ではなく、30年前に30年前の状況で見ることに価値があったからです。
当時の私と同年代の今の人たちが見ても感動どころか2~3話くらいで飽きてしまうかもしれません。
それは時代が違うので仕方のないことです。
では、今のそんな人たちが私たちが味わったようなガンダムの感動を味わえるような状況にあるのでしょうか?
それを考えるとちょっと可哀想な感じがします。
多感な少年時代に心震えるような感動を与えてくれた素晴らしい作品。
1ヶ月ほどかかって全話鑑賞しましたが、30年以上経った今でも何ら色褪せることはありませんでした。
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