Home > 撮影独り言
撮影独り言 Archive
イメージするということは、意味を明示すること。
- 2010-06-23 (水)
- 撮影独り言
昔、デザインの勉強をしていた頃に教わった言葉です。
イメージするということは、意味を明示すること。
デザインをする上での考え方を語呂合わせで説いたものですが、写真撮影でも言えることです。
フィギュアを撮る際もこういうイメージで撮りたい、ああいうイメージで撮りたいと、撮影前にアレコレ考えると思います。
私も撮影前に多少は考えたりしますが、結局撮影しながらイメージを膨らませていくことも珍しくはありません。
今まで撮った写真でも、どれだけイメージを膨らませられたかによって良く撮れた撮れないがかなり明確になっています。
なんとなく撮り始めてしまったものは、なんとなくな出来にしかなりません。
しかし、こんな感じにしようと決めて始めたものはわりと上手くいったりします。
不思議なもので、前回上手くいった方法で次回やったとしてもイメージが膨らまなければ上手くいきません。
そのキャラクターのイメージに合わせて考えていないので上手くいかないのだと思います。
キャラクターのイメージが明確にあってこそ、良い写真が撮れるのだと思います。
最近の撮影がどうも上手くないのも、今ひとつイメージが固まっていないのが大きいところです。
撮影の最初にやっていた方法を途中から全く変えてしまうのもその1つです。
また、似たような構図ばかりになってしまうのも撮るべき構図を明確に出来ていないのが原因です。
自分の好きなキャラクターでは見ているだけでアレコレ色々な想いが巡ってきます。
ですが、興味があって購入してみたもののそのキャラクターのことをあまり知らなかったりすると見ていてもあまり想いが巡りません。
このへんはかなり重要なことで、その想いが有る無しで見え方すら変わってしまいます。
見え方が変わってしまうのは、ファインダーを通っても同じです。
イメージするとは、意味を明示すること。
四角い枠の中にどのような姿をイメージ出来るかによって写真の出来不出来が決まってくると思います。
- コメント: 0
- Trackbacks: 0
自分の写真を何度も見返すこと。
- 2010-06-08 (火)
- 撮影独り言
あまり大きい声で言うのも何なのですが、私のPCの壁紙は自分で撮った写真を使っています。
今は、お気に入りのナリカの写真を使っています。
多少の自画自賛もありますが、自分の写真を目に付く場所に出しておくことによって自分の写真を見返すようにしています。
失敗した写真ならなお良いかもしれませんが、そこはいちおう壁紙なので良く撮れたものを使います。
写真はイラストと違って、どれだけ注意して撮ったとしても写真内の全てを把握出来ないと思います。
イラストであれば真っ白な紙に1本1本線を引き、色を塗ったりして自分で全体を把握して完成させる事が出来ます。
写真では被写体の形なども後々になって気付くことが多々あります。
意外と見ているようで見ていないのです。
数多く写真を撮るのであれば尚更ですが、自分の撮った写真はきちんと確認しているようで意外と見きれていないと思います。
撮った時に自分では最高に仕上がったと思っていた写真が、後日見てみるとそれほどでもなかったりするのはよくあることです。
ただ、壁紙にして毎日のように見ているとホントにイイなぁと思う部分は、何日経っても悪くないと思うようになりました。
といっても、それほどでもなかったと思う部分に比べると非常に少ないのですが・・・。
1枚の写真を事細かに見ていく作業はなかなか時間のかかるものです。
ナリカの写真も撮影から9ヶ月近く経ちますが、最近になってまた改善すべき点が見つかったりしました。
撮り直ししたいほどのことではありませんが、別の撮影で気にするようにしたいと思ったりします。
最初に『自画自賛』という言葉を使いましたが、自画自賛は大切です。
なんといっても自分で良かれと思って撮った写真ですから自賛しても良いと思います。
そんな前向きな気持ちはとても大事だと思います。
ただ、100%の自画自賛ではなく、80~90%くらいにしておき、残りの10~20%で冷静に見つめる必要はあると思います。
欠点ばかり探していても嫌になってしまいますので、実は結構見返してニヤニヤしていることも多いです。
自分の撮った写真を見てどう思うかは人それぞれですが、撮りっぱなしは良くないと思います。
見返してみて良かったとかイマイチだったとか考えるだけでも良いと思います。
そうすることによって、次回はここを気をつけようとか、ここは良かったのでまた同じようにやろうというようなことが1つでも見つかればそれは上達への1歩だと思うのです。
- コメント: 0
- Trackbacks: 0
上手いと思う写真を見ること。
- 2010-06-06 (日)
- 撮影独り言
最近は、FFXIへのログイン時間も減り、わりと他の事へ使う時間を確保出来るようになってきました。
そんな中、先週は撮影本を2冊ほど購入し、写真撮影気分にだいぶ戻ってきました。
ほどほどというのがどうも苦手な感じで、FFXIも100%の休日占有率が10%以下くらいになりそうです。
30~40%くらいで維持出来れば他の趣味と両立出来そうな気もするのですが・・・。
そのへんの切替が上手くないのは昔から変わりませんね。
それはさておき、撮影本を読むということは当然何かを参考にして自分の撮影に活かしたいと思うからに他なりません。
そして今まで以上に綺麗に撮れるようになるというのが撮影本を買う目的であります。
なかなか自分だけで試行錯誤していても上手くいかないことは多いです。
撮影中に構図や完成イメージが定まらずに悩むことが多いのです。
そんな時には、自分が目標としたい人の写真を見たりします。
ある程度撮影を意識してやっている人であれば誰かしらの目標となるべき人はいるのではないかと思います。
かくいう私も何人もの方々を目標としてそのお写真を参考にさせていただいております。
もちろん、見ただけで撮り方など技術的なものまでマネ出来るわけではありません。
ですが、撮影が上手い人の1枚の写真から得られるものというのはとても参考になります。
自分の撮った写真と、上手いと思う写真を比べてどこが違うのかをじっくり見比べて考えるだけでも撮影の勉強になります。
なかなか撮影方法まで詳しく書かれている方は少ないですが、その写真のイメージに近づくにはどうすればいいのかは撮影本などでもある程度知ることが出来ると思います。
ただ、知るためにはその上手いと思う写真がどう上手いのかを自分なりに分析する必要があります。
構図が上手いのか、陰影の付け方が上手いのか、背景の選択が上手いのか・・・などなど。
上手いと思う写真を見ることは撮影技術の上達には大切な事の1つだと思います。
最近は、撮影の上手いサイトさんがとても増えて恵まれた環境になってきていると思います。
同じような物を撮ってもここまで違うのかと愕然とすることもしばしばあります。
ですが、どこが違うのかをキッチリ分析出来れば次回の撮影に活かせると思います。
目標があるからこそそこへ進めるのであって、目標が無いと進むことすら困難になるかもしれません。
私もだいぶ目標が見えなくなってきていましたので、このへんで少し初心に返ってみたいと思いました。
- コメント: 0
- Trackbacks: 0
ホーム > 撮影独り言