- 2010-06-23 (水) 22:09
- 撮影独り言
昔、デザインの勉強をしていた頃に教わった言葉です。
イメージするということは、意味を明示すること。
デザインをする上での考え方を語呂合わせで説いたものですが、写真撮影でも言えることです。
フィギュアを撮る際もこういうイメージで撮りたい、ああいうイメージで撮りたいと、撮影前にアレコレ考えると思います。
私も撮影前に多少は考えたりしますが、結局撮影しながらイメージを膨らませていくことも珍しくはありません。
今まで撮った写真でも、どれだけイメージを膨らませられたかによって良く撮れた撮れないがかなり明確になっています。
なんとなく撮り始めてしまったものは、なんとなくな出来にしかなりません。
しかし、こんな感じにしようと決めて始めたものはわりと上手くいったりします。
不思議なもので、前回上手くいった方法で次回やったとしてもイメージが膨らまなければ上手くいきません。
そのキャラクターのイメージに合わせて考えていないので上手くいかないのだと思います。
キャラクターのイメージが明確にあってこそ、良い写真が撮れるのだと思います。
最近の撮影がどうも上手くないのも、今ひとつイメージが固まっていないのが大きいところです。
撮影の最初にやっていた方法を途中から全く変えてしまうのもその1つです。
また、似たような構図ばかりになってしまうのも撮るべき構図を明確に出来ていないのが原因です。
自分の好きなキャラクターでは見ているだけでアレコレ色々な想いが巡ってきます。
ですが、興味があって購入してみたもののそのキャラクターのことをあまり知らなかったりすると見ていてもあまり想いが巡りません。
このへんはかなり重要なことで、その想いが有る無しで見え方すら変わってしまいます。
見え方が変わってしまうのは、ファインダーを通っても同じです。
イメージするとは、意味を明示すること。
四角い枠の中にどのような姿をイメージ出来るかによって写真の出来不出来が決まってくると思います。
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