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2012-06-08
キヤノンの気になる新レンズ、パンケーキ&ズームレンズ発表!
- 2012-06-08 (金)
- 撮影独り言
今日もいつものように帰宅してデジカメWatchを見てみると、なんとキヤノンから新レンズが発表されていました。
しかも、高価なLレンズでは無くわりとリーズナブルな価格帯のものでなかなか興味深い2種類です。
link >> キヤノン:一眼レフ用交換レンズ EF LENS|EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM 概要
link >> キヤノン:一眼レフ用交換レンズ EF LENS|EF40mm F2.8 STM 概要
link >> キヤノン、新AF駆動機構を採用した「EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM」 – デジカメWatch
link >> キヤノン、パンケーキスタイルのEFレンズ「EF 40mm F2.8 STM」 – デジカメWatch
まずは、ズームレンズのEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMですが、すでに発売済みのEF-S18-135mm F3.5-5.6 ISのモデルチェンジ的なモデルになるでしょうか。
同時発表のEOS Kiss X6iのキットレンズにもなっているようです。
STMというのは初めて見ました。
Stepping Motor=ステッピングモーターの略で、説明を読むと動画撮影向けに静粛性に優れたもののようです。
5D Mark IIIで動画にも興味が出てきたのでSTMというのはちょっと気になりますね。
ですが、それを置いておいてもこういうレンズを見るとAPS-Cの利点が見えてきます。
フルサイズの5D Mark IIIを使ってちょっと不便だと思うのは、使いやすそうなズームレンズが無いということがあります。
キットレンズにもなっているEF24-105mm F4L IS USMという良いレンズがありますが、これもAPS-Cで考えると15-65mmくらいになってしまいます。
広角側は良いとしても望遠側はもう少し欲しいところです。
他にはEF28-135mm F3.5-5.6 IS USMというのもありますが、こちらは広角側にもう一声欲しいのとちょっと設計が古いのが気になります。
また、EF28-300mm F3.5-5.6L IS USMというLレンズもありますが、価格、重量共に気軽に使えません。
イベント撮影などでは継続して7Dを使おうと思っているのもEF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USMという使いやすいレンズがあるためです。
35mm判換算で24-136mmになりますが、これくらいの新しいEFレンズがあればうれしいところなのです。
今回のEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMは、35mm判換算で28-216mmくらいになるでしょうか。
広角側にもう少し欲しいところですが、望遠側は良い感じですね。
肝心の画質が気になるところですが、最大撮影倍率も0.28倍となかなか良い感じですのでホビーイベントなどでは意外に使いやすいレンズかもしれません。
ただ、EF-S15-85mmで画質、焦点距離ともに十分使いやすいので購入までには至らないと思います。
でも、ちょっと気になるレンズですね。
そして、意表を突かれたパンケーキレンズです。
これは結構驚きました。
キヤノンらしからぬレンズという感じがしましたね。
確か、ニコンには純正でパンケーキレンズがあったように思いますが、キヤノンは初ではないでしょうか。
見た目の質感などは最近のEFレンズに共通した感じですね。
ただ、なんとなくエクステンションチューブのような感じにも見えてしまって見た目の魅力がちょっと微妙な感じです。
コシナのフォクトレンダーULTRONやCOLOR-SKOPARなどと比べるとちょっと見た目が気になります。
AFが使える分便利そうですが、手振れ補正はありません。
フルサイズ機でも使えるEFレンズというところと、価格がわりと安価なのが良いです。
1個持っていると面白そうなレンズですので発売後の評価次第ではちょっと欲しいですね。
価格が2万4,150円ということで実売は2万円くらいになるのでしょうか。
ここのところのキヤノンの新レンズは高価な物が多かったのでちょっと現実的ではありませんでした。
ですが、今回の2種は価格、性能ともなかなか興味深いレンズです。
特にパンケーキレンズは、今後のEFレンズのラインナップが楽しみになる一品ですね。
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