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音楽が良く聞こえるかどうかは本人の気分や体調が最も影響する

音楽鑑賞が趣味であり、オーディオ機器も趣味でありますが、趣味というわりにはしっかりと音楽を聴き込む機会は意外と少なかったりします。
例えば平日帰宅してから自室でゆっくりしている時に音楽を流しても楽しめない時が結構あります。

なんというか、音楽が耳障りに感じてしまうことがあります。
そんな時は楽器の音色もさほど心に響きませんし、好きなボーカルもイマイチに感じてしまいます。

特に次の日が休みではない時などは寝る時間も気になってどうも落ち着いて聴いていられません。
そうかと思うと時間の無い時でも気分が乗っていると短時間でもイイ感じに楽しめるときもあります。

オーディオ趣味をやっているとどうしても音の良し悪しは機器や機器の使い方などにあるように思ってしまうのですが、最も影響するのは聴いている本人の気分や体調なのではないかと思います。
例えば耳垢の掃除をしただけでちょっと聞こえ方が変わったりするのも実際の鳴り方が変わったというよりも耳垢を掃除したから良く聞こえるようになったと思っている気分の影響が大きいような気がします。

逆に流し聞きをしていてたまたま特定の楽器の響きが耳に入って来てその美しさに気分が高揚して良く聞こえるようになるというようなこともあると思います。

長期間同じ機器を使っているのに日によって良く聞こえたりイマイチに聞こえたりするのはそんな本人の影響なのではないかと思うようになりました。
また、なんとなくいつもより少し大きい音で聴いたりしても音の鳴り方は違って聞こえるんですよね。

もちろん、聴く際の気温や湿度、その時使っていた他の家電製品の影響など・・・その時の様々な状況も実際の音の鳴り方に影響しないことはないと思います。
ですが、これらをすべて機器類の影響と考えるとしたら短期間にいくら機器を取り替えても自分にとって最高の音は得られない気がします。

人によって違いはあると思いますが、私の場合は音楽をとても良く聴くことが出来るのは1ヶ月に10日も無いかも知れません。
音楽鑑賞が趣味、オーディオが趣味といっても1週間、半月、場合によっては1ヶ月以上でもそれらから離れる必要がある場面が発生するかもしれません。

気分が乗らない時に聴いても苦痛であり、趣味が嫌いになってしまう原因になってしまいます。
今までは音楽鑑賞が好きだから出来るだけこまめに聴きたいと思っていたのですが、例え頻度が少なくても好きなときに好きなだけ聴けば良いと思うようになりました。

気分が乗っていて毎日聴きたければ毎日同じアルバムをリピートしても良いですし、好きな歌手でも気分が乗らなければ1ヶ月でも半年でも聴かなくても良いと思います。
久々に聴くお気に入りがこれまたイイ感じに良く聞こえたりします。

ふと、自分の音楽鑑賞とオーディオ趣味ってどうなんだろうと考えていたのですが、趣味とするからには頻繁にやらないといけないという考えは必要無いと思いました。

オーディオショップでの思い出

オーディオ趣味と言ってはいますがそうそう新しい機器を買うわけにもいかないのでなかなか書く機会がありません。
探せば無いこともないですが、ネットが無い頃からの趣味でありその頃は周りにオーディオ趣味な人間がいなかったのでオーディオは独りで楽しむ物という気持ちがどこかしらにあるのかもしれません。

出し惜しみ的なことではなく、こんなこと書いてもつまらないだろうと思ってしまうのです。

そんな中、オーディオ関係の某ブログを見たところブログを閉鎖すると出ていました。
ブログ運営費用が結構な額になったなど理由も記載されていましたが、どうもオーディオショップで塩対応(そっけない接し方)をされて気持ちが切れたところにあるような感じでした。

そのショップでずいぶんと買い物をしていた上での塩対応なのでその気持ちもわからなくもありません。
例えは違いますが、私も10年以上やっていたオンラインゲームをサクッとやめてしまったこともありますし、どれほど熱中していても意外と些細なことで気持ちが切れることは少なくありません。


昔、私がオーディオ機器を買い揃えていた頃は今ほどネット通販が普及していませんでしたので実店舗まで出かけて行って買うことが主でした。
オーディオ趣味初~中期にエントリー機を買っていた頃は秋葉原の石丸電気によく通っていました。

数百万円もするような高額な海外メーカー品などはありませんでしたが、国産の多様なメーカー品がズラッと並んでいて見ているだけでも楽しかったです。
確か石丸電気では店員から話しかけてこなかったと思うので、それも行きやすかったところでしょうか。

1店舗がすべて音楽や映像ソフトだけの店舗もあったりしてハード・ソフトとともによくお世話になりました。
CDを買うと好きなポスターがもらえたりするのもうれしかったですね。

結構買い物をしましたが、最も印象に残っているのはヘッドホンを買ったときです。

audio-technicaのヘッドホンを買ったのですが、その時の店員さんがメーカーから来ている人でかなり長時間しゃべっていました。
私がしゃべっていたのではなくほぼ相槌を打つのみで話を聞いていただけでしたが、とにかくよくしゃべる店員さんでした。

長いなぁと思いつつ話は面白かったので延々と聞いていました。
友人と一緒に見に行ったのですが、途中で友人がいなくなってしまうくらい長い時間でした。(表で待っていてくれました。

結局、その店員さんがオススメのチタン製限定モデルを購入したのですが、長いこと愛用出来る一品になりました。
話の内容はもうほとんど記憶にありませんが、買おうと決めたときにとても満足げな顔でお礼を言われたのは印象的でした。


初~中期のオーディオ機器購入の主な店舗は石丸電気でしたが、後期の今も愛用しているちょっと高めの機器を買っていたのは同じく秋葉原にあるテレオンというお店でした。
他にもケーブル類をオヤイデなどで買ったりしていましたが、アクセサリー類を含めてほとんどはこの2店ですね。

テレオンでは今も愛用しているアンプとスピーカーを購入しました。
アンプは今は無きサンスイのAU-α907Limited、スピーカーはAcustik-lab Bolero piccoloです。

どちらが先だったか覚えていないのですが、確かスピーカーが先だったような気がします。
試聴用CDを持って行かなかったのですが、店頭でピアノ曲(詳細は失念)をかけてもらいました。

国産の色々なスピーカーをひととおり聴かせてもらってから試しに聴いたBolero piccoloの音色に驚いてそのまま買ってしまいました。
海外製品はスゴイという考えが根付いた最初の出来事でした。

Bolero piccoloには安価な木目モデル(ウォルナットとオーク)と値段が高い(ピアノブラック・エラブルブルー・エラブルブラウン)モデルがありました。
この時は特に店員さんとのやり取りは多くありませんでしたが、『見た目だけだから安い木目モデルがイイですよ』とオススメされてそちらを選びました。

結構値段が違うので躊躇したのですが、その一言で安心して購入出来ました。
今思うとピアノブラックも良かったかなと思いますが、見た目で大きく音が変わるとは思っていないので飽きの来ないオーソドックスなオークモデルはお気に入りです。

そして、同じく秋葉原のテレオン(こちらは駅前店)で買ったアンプです。

三十数万円という多額の現金(1万円札)を持って買いに行きました。
これ以降今に至るまでこれほどの現金を持って行った買い物をしていないという・・・。

こちらの店舗ではアンプを買おうと思ってアキュフェーズ、ラックスマン、サンスイと悩んでいました。
どれが良いか悩んでいましたが、気持ち的には見た目にVUメーターがあるアキュフェーズかラックスマンがイイナァと思っていました。

いつまで悩んでいても決まらないのでお店の人に予算とよく聴く音楽(当時はほぼ邦楽のPOPSオンリー)などを伝えて相談したところ、『それならサンスイが良いよ』と言われました。
アキュフェーズはどちらかというとクラシック向きでラックスマンよりはサンスイの方が聴きやすいという感じで言われました。

その時点で同じサンスイのAU-α607 MOS Premiumを使っていたので他メーカーに・・・とも思っていたのですが、上位モデルを薦められました。
そのアンプを気に入っていたというのもあるかもしれないですね。

あまり有力な候補にしていなかったサンスイのアンプでしたが、『メーターが・・・』と思いつつもそう言われて決めました。
値引き交渉などしませんでしたが、ちょっとおまけしてくれました。

自分が薦めたものを買ってくれたというのもあるかもしれませんね。
店員も人間ですから。

その買ったアンプが限定モデルだったことや、その後のサンスイの運命もあったりしてこちらもまた今でも愛用しています。
確かに言われたとおり今でも聴きやすいアンプだと思います。


私の場合は幸いなことにオーディオ歴の中で店員さんとのやり取りは良い思い出ばかりです。
もしこれらが塩対応だったら、もしかするとオーディオ趣味自体やっていたかどうかわかりません。

ほんの些細な出来事ではありますが、その後長く残る印象的な出来事になりました。
店員の言いなりで買っているだけと言われるかも知れませんが、私はそれで良いと思います。

結果的に後悔の無い良い物を買えましたし、少なくとも当時の私と店員さんの知識や経験値では比べようもないくらいの差がありますからね。

音楽鑑賞とオーディオ趣味

いつものようにまとめサイトを見ていると個人的に驚く書き込みがありました。
オーディオ関係のスレなのですが、『オーディオと音楽鑑賞が別の趣味だということを・・・』というレスでした。

機器としてのオーディオ好きと純粋に音楽を聴くことが好きということは別趣味であるということが目からうろこでした。
私が音楽を聴くことに興味を持ったのは中学生の頃でしたが、その後自然とオーディオに興味も持ってきたのでその境界はまったく意識していませんでした。

音楽を聴くのが好きでその音楽をよりよい音で聴きたいからオーディオにこだわるということで特に分けて考えていなかったのです。
そのためネットで素晴らしいオーディオを所持している人などはどんな音楽を聴いているのか興味があったりしましたが、今思うともしかすると機器好きのオーディオファンだったかもしれません。

オーディオ好きとしてオーディオ関連のまとめ記事はよく読むのですが、機器と音楽がいっしょに語られているレスが少ないのに違和感がありました。
機器の良し悪しだけ言われてもイマイチぴんと来ないのです。

○○には向くけど××には向かないとか、△△を聴くには最高とか・・・。
低音がどうとか解像度が云々とかはあっても音楽とからめての感想が少ないのが気になっていました。

そのへんもオーディオと音楽鑑賞のどちらかのみ、もしくは片方にあまり興味がないのであれば両方ひっくるめた感想は出てこないですね。


私の場合は音楽鑑賞から入ってオーディオ好きにもなりました。
両方好きではありますが、時期によって音楽鑑賞寄りだったりオーディオ寄りだったりします。

今はだいぶイイ感じのシステムになってきたのでどちらかというと音楽鑑賞寄りですね。
洋楽を中心に色んな曲を聴いています。

オーディオ寄りになると結構お金がかかるので、なかなか常日頃オーディオオーディオしていられないというのはあります。
とはいえ、音楽を聴きながら『この曲を○○のアンプで聴いたらどんな感じに鳴るのかな』とか興味を持ったりします。

いままでオーディオにこだわるのは『音楽を聴く』という大前提があることに疑いを持たなかったのですが、あらためて考えてみると音楽を聴くことにそれほど興味が無くても機器が好きということで十分趣味として成立すると思いました。
そう考えるといままで見ていたオーディオ関連のまとめサイトの記事もちょっと見方が変わって来そうな気がします。

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