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オーディオショップでの思い出

オーディオ趣味と言ってはいますがそうそう新しい機器を買うわけにもいかないのでなかなか書く機会がありません。
探せば無いこともないですが、ネットが無い頃からの趣味でありその頃は周りにオーディオ趣味な人間がいなかったのでオーディオは独りで楽しむ物という気持ちがどこかしらにあるのかもしれません。

出し惜しみ的なことではなく、こんなこと書いてもつまらないだろうと思ってしまうのです。

そんな中、オーディオ関係の某ブログを見たところブログを閉鎖すると出ていました。
ブログ運営費用が結構な額になったなど理由も記載されていましたが、どうもオーディオショップで塩対応(そっけない接し方)をされて気持ちが切れたところにあるような感じでした。

そのショップでずいぶんと買い物をしていた上での塩対応なのでその気持ちもわからなくもありません。
例えは違いますが、私も10年以上やっていたオンラインゲームをサクッとやめてしまったこともありますし、どれほど熱中していても意外と些細なことで気持ちが切れることは少なくありません。


昔、私がオーディオ機器を買い揃えていた頃は今ほどネット通販が普及していませんでしたので実店舗まで出かけて行って買うことが主でした。
オーディオ趣味初~中期にエントリー機を買っていた頃は秋葉原の石丸電気によく通っていました。

数百万円もするような高額な海外メーカー品などはありませんでしたが、国産の多様なメーカー品がズラッと並んでいて見ているだけでも楽しかったです。
確か石丸電気では店員から話しかけてこなかったと思うので、それも行きやすかったところでしょうか。

1店舗がすべて音楽や映像ソフトだけの店舗もあったりしてハード・ソフトとともによくお世話になりました。
CDを買うと好きなポスターがもらえたりするのもうれしかったですね。

結構買い物をしましたが、最も印象に残っているのはヘッドホンを買ったときです。

audio-technicaのヘッドホンを買ったのですが、その時の店員さんがメーカーから来ている人でかなり長時間しゃべっていました。
私がしゃべっていたのではなくほぼ相槌を打つのみで話を聞いていただけでしたが、とにかくよくしゃべる店員さんでした。

長いなぁと思いつつ話は面白かったので延々と聞いていました。
友人と一緒に見に行ったのですが、途中で友人がいなくなってしまうくらい長い時間でした。(表で待っていてくれました。

結局、その店員さんがオススメのチタン製限定モデルを購入したのですが、長いこと愛用出来る一品になりました。
話の内容はもうほとんど記憶にありませんが、買おうと決めたときにとても満足げな顔でお礼を言われたのは印象的でした。


初~中期のオーディオ機器購入の主な店舗は石丸電気でしたが、後期の今も愛用しているちょっと高めの機器を買っていたのは同じく秋葉原にあるテレオンというお店でした。
他にもケーブル類をオヤイデなどで買ったりしていましたが、アクセサリー類を含めてほとんどはこの2店ですね。

テレオンでは今も愛用しているアンプとスピーカーを購入しました。
アンプは今は無きサンスイのAU-α907Limited、スピーカーはAcustik-lab Bolero piccoloです。

どちらが先だったか覚えていないのですが、確かスピーカーが先だったような気がします。
試聴用CDを持って行かなかったのですが、店頭でピアノ曲(詳細は失念)をかけてもらいました。

国産の色々なスピーカーをひととおり聴かせてもらってから試しに聴いたBolero piccoloの音色に驚いてそのまま買ってしまいました。
海外製品はスゴイという考えが根付いた最初の出来事でした。

Bolero piccoloには安価な木目モデル(ウォルナットとオーク)と値段が高い(ピアノブラック・エラブルブルー・エラブルブラウン)モデルがありました。
この時は特に店員さんとのやり取りは多くありませんでしたが、『見た目だけだから安い木目モデルがイイですよ』とオススメされてそちらを選びました。

結構値段が違うので躊躇したのですが、その一言で安心して購入出来ました。
今思うとピアノブラックも良かったかなと思いますが、見た目で大きく音が変わるとは思っていないので飽きの来ないオーソドックスなオークモデルはお気に入りです。

そして、同じく秋葉原のテレオン(こちらは駅前店)で買ったアンプです。

三十数万円という多額の現金(1万円札)を持って買いに行きました。
これ以降今に至るまでこれほどの現金を持って行った買い物をしていないという・・・。

こちらの店舗ではアンプを買おうと思ってアキュフェーズ、ラックスマン、サンスイと悩んでいました。
どれが良いか悩んでいましたが、気持ち的には見た目にVUメーターがあるアキュフェーズかラックスマンがイイナァと思っていました。

いつまで悩んでいても決まらないのでお店の人に予算とよく聴く音楽(当時はほぼ邦楽のPOPSオンリー)などを伝えて相談したところ、『それならサンスイが良いよ』と言われました。
アキュフェーズはどちらかというとクラシック向きでラックスマンよりはサンスイの方が聴きやすいという感じで言われました。

その時点で同じサンスイのAU-α607 MOS Premiumを使っていたので他メーカーに・・・とも思っていたのですが、上位モデルを薦められました。
そのアンプを気に入っていたというのもあるかもしれないですね。

あまり有力な候補にしていなかったサンスイのアンプでしたが、『メーターが・・・』と思いつつもそう言われて決めました。
値引き交渉などしませんでしたが、ちょっとおまけしてくれました。

自分が薦めたものを買ってくれたというのもあるかもしれませんね。
店員も人間ですから。

その買ったアンプが限定モデルだったことや、その後のサンスイの運命もあったりしてこちらもまた今でも愛用しています。
確かに言われたとおり今でも聴きやすいアンプだと思います。


私の場合は幸いなことにオーディオ歴の中で店員さんとのやり取りは良い思い出ばかりです。
もしこれらが塩対応だったら、もしかするとオーディオ趣味自体やっていたかどうかわかりません。

ほんの些細な出来事ではありますが、その後長く残る印象的な出来事になりました。
店員の言いなりで買っているだけと言われるかも知れませんが、私はそれで良いと思います。

結果的に後悔の無い良い物を買えましたし、少なくとも当時の私と店員さんの知識や経験値では比べようもないくらいの差がありますからね。

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