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ヘッドホンアンプ用に『新日本無線 MUSES 02』を買ってみた

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最近はオーディオ関係がすっかり落ち着いてしまってCDを買うばかりで聴きにまわっています。
これはこれで音楽を聴く趣味としては問題ないのですが、オーディオ好きとしては機器の方も気になります。

特に今のところ大きな変更をするつもりもありませんし、現状で満足してはいますがちょろっとヘッドホンアンプで使っているオペアンプを変えてみたくなりました。
ずっと気になっていた高価なオペアンプである新日本無線のMUSESシリーズです。

いつの間にか1回路のMUSES03なるものが出ていて驚きましたが、今回は気になっていた02を使ってみたくなりました。

 link >>  高音質オペアンプ MUSES02 | MUSES オフィシャル Webサイト


1個数十円~数百円で買えるオペアンプの中で3,400円という価格はなかなか買う機会がありませんでしたが、ちょうど久しぶりに秋葉原に行く用事があったので秋月電子で買ってきました。
店頭には置いておらずレジで言うと出してくれました。

『みゅーずぜろに』と言って店員さんも『みゅーず』と言っていたのでそれで良いのかなと思います。
ネットで見たら『みゅーぜす』などと書いてある記事もありましたので・・・。

さすがに値段が高いだけあってちゃんと技術資料も付いており、おまけのソケットにシリカゲルも入っていました。



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物が小さいのであんまり買った感が無いのは残念ですが、早速ヘッドホンアンプに取り付けてみました。
現状のオペアンプはこんな感じです。

聴き比べをして決めてからそのまま使っています。
今回は3つのオペアンプのうちU3:MUSES8920をMUSES02に変更してみました。

【試聴環境】
ネットワークオーディオプレーヤー:Olasonic NANOCOMPO NANO-NP1
D/Aコンバーター:PS AUDIO NuWave DAC
ヘッドホン:beyerdynamic DT990Pro

試聴ディスク:Judas Priest / Defenders Of The Faith(30th Anniversary Edition)[Remastered]
※FLAC形式でリッピングしたものを試聴



最初はあまり変わった感じがせず、むしろ音がぼやけたような感じがしたのですが音に慣れてくるに従って安定して聴こえるようになりました。
8920も良かったのですが、比べると音の躍動感がかなり増した感じです。

音に潤いが出て来た感じですね。
多少ボーカルが後ろに引っ込み気味な感じはありますが、弾力感のある聴いていて楽しい音です。

DT990Proの持ち味である低音もバッチリコントロールされている感じです。
8920でも十分な解像感がありましたが、解像感がありつつしっかり駆動している感じに変わりました。

結果的により好みの音になりました。
まだ使い始めなのでエージングが進めばもう少し変わりそうな気がします。

ちょっとお値段高めですが、オーディオ的に言えば3,400円程度でここまで音が変わるというのはスゴイことですね。
いちいちヘッドホンを変えていたらたまりません。

それにしてもDT990Proの能力の限界がどこにあるのか気になります。
もしかしてまだまだその能力を引き出せるのではないかと思うと楽しみです。

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