Home > レビュー

レビュー Archive

【レビュー】Pioneer ネットワークオーディオプレイヤー N-30 を使ってみた

2M4C2634.jpg


現在の音楽の聴き方は主に3通りで聴いています。
1つはWalkmanに入れて外出時に、2つめは自宅でPCを使ってPC用のスピーカーで、3つめはオーディオセットで。

こんな感じで聴いているのですが、不便なこともあります。
最も音が良く聴こえるのがオーディオセットなのですが、こちらはCD専用ですので聴くたびに何らかのCDを入れなければいけません。

Walkmanは内蔵のメモリに多数収録してありますし、その収録する曲はPCに入っています。
こちらは特に用意することもなく聴きたい曲を選んで再生するだけです。

そのCDをセットするというのが意外に面倒で、あちらこちらに点在しているCDを探したりしてプレーヤーに入れなければいけません。
そこで考えたのが、多少音質は劣るとしてもNASで全て管理すれば楽なんじゃないかと思いました。

PC内に入れている音楽データもNASに入れておけばPCの電源が入っていなくてもiPhoneなどでも簡単に再生出来ます。
基本的に自宅にいるときはPCの電源は入れっぱなしですが、NASで一元管理したほうが色々便利そうです。

そして、問題になるのがPC関連と完全に隔離しているオーディオセットでどうやってNASの音楽を再生するかということです。
そこで出てくるのがLANに繋いで使うネットワークメディアプレイヤーというものです。

音楽に限らず動画や画像も再生できるものがありますが、今回は音楽でしかもオーディオセットで聴くので出来れば音楽専用のちょっと音質が良さそうなプレイヤーが良いと思って探してみました。
その結果、選んだのが『Pioneer ネットワークオーディオプレイヤー N-30』です。

 link >>  N-50/N-30 | ネットワークオーディオ | パイオニア


上位機種のN-50も考えましたが、使わない機能も多いので下位機種で十分かと思いN-30を選びました。


自宅に届いてまずはセッティングをしましたが、ネットワークに繋げる機器の割に簡単に繋がりました。
LANケーブル、ピンケーブル、電源ケーブルの3つを繋いで電源を入れると起動に少々時間がかかりますが特に何事もなくNASを認識してくれました。

現在使っているNASは、AcerのRevoCenter RC111-N12FというWindows Home Server 2011(以下WHS2011)が入ったNASです。
早速楽曲を再生してみましたが、ここでちょっとトラブルがあって、WHS2011ではFLAC形式のファイルは認識しないようなのです。

色々と調べてみてAsset UPnPというDLNAサーバーソフトを入れると無事に再生出来るようになりました。

 link >>  Asset UPnP DLNA



音楽データのファイル形式

この『ファイル形式』は機器を購入するまでしばらく悩んだところだったりします。

私の使っているWalkman NW-A866はロスレスのファイルはATRAC Advanced Lossless(以下AAL)しか使えません。
一方で購入候補のネットワークディオプレイヤーでAALを使えるものはありませんでした。

ここがかゆいところに手が届かないもどかしいところなのですが、AppleのApple ロスレス(以下ALAC)なら再生出来るのですが、こちらはWalkmanでは使えません。
iPhoneで聴くには良いのですが、iPhoneの音質に不満があってWalkmanにしたので戻るつもりはありません。

WAVファイルならネットワークディオプレイヤーでもWalkmanでも聴けるのですが、WAVファイルにはアートワークなどの楽曲データが記録できません。
動画のファイル形式ほどではありませんが、まったく面倒くさいです。

色々検討した結果、FLAC形式でNASに保存することにしました。

 link >>  FLAC – Wikipedia


FLACとはフリーの音声ファイルフォーマットで可逆圧縮であるため、元の音声データからの音質の劣化が無いということなので選んでみました。
あまりなじみの無い形式ですが、購入候補に挙げたネットワークディオプレイヤーは各機種ともサポートしていましたし新型のWalkmanでも採用されたりなどしています。

このFLACファイルでNASに保存してこれをネットワークディオプレイヤーで再生しようと思いました。
手持ちのWalkman NW-A866はFALC形式に対応していないので、こちらはPC内にWAVファイルで保存して別途管理しようと思います。

いずれ新型のWalkmanを購入した際にNASのFLACファイルを使おうと考えています。
FLACは楽曲データを格納できるので、これを再生するとN-30でアートワークも表示されて良い感じです。


2M4C2631.jpg

CDからの取り込み用のソフトはSonyのMedia Goを使ってみました。
X-アプリでFLAC対応していれば良かったのですが、残念ながら今日現在対応していません。

Media GoはSony純正ながら無料でダウンロード出来、使い勝手も悪くアリマセン。



CDからのリッピングについて

私は音楽データはCDから取得しています。
古い人間なので音楽をネットで購入するというのはいまだに馴染めません。

欲しい曲はCDを買うというのは、音楽を聴き始めて20年以上経ちますがいまだに変わりません。
そのCDをまずはPCへ取り込むわけですが、このへんが去年改正された著作権法で気になるところです。

CDのリッピングは違法になったのか?・・・調べてみました。

 link >>  平成24年10月から著作権法が変わりました 販売または有料配信されている音楽や映像の「違法ダウンロード」は刑罰の対象となりました:政府広報オンライン
 link >>  CDのリッピングは合法!勘違いしている人が多いリッピング違法化まとめ – Moxbit

なお、一般的に音楽CDはコピー防止機能が施されていませんので、個人的な利用の目的であれば、音楽CDを自分のパソコンや携帯音楽プレーヤーなどに複製することは、違法ではありません。

『政府広報オンライン』より


結果から言うと、CDのリッピングは違法ではないようです。
ただし、コピーコントロールCDなどのコピーガード機能が付いた物のガードを解除してのリッピングは違法になりそうです。

もちろん、個人的な利用の目的を逸脱しないのが前提です。
ちょっと気になっていたところなので調べてみてスッキリしました。



N-30の使い勝手や音質など

シンプルな見た目とALACなどにも対応しているということでN-30を選んだのですが、使い心地はなかなか良いです。

まずは見た目がシンプルで綺麗です。
底面を見ると安っぽさを感じますが、全面パネルはアルミでボタン類も小さくまとめられ液晶もそこそこ見やすいです。


2M4C2637.jpg

ネットで調べたところブラックモデルもあるようでしたが、国内向けではシルバーのみのようです。
また、動作がちょっともたつくというような書き込みも見かけましたが、私が使った感じでは最初の起動に時間がかかりますが高速起動モードをオンにしておけばすぐ起動しますし、メニュー選択や曲の再生開始も十分なスピードだと思います。

音質に関しては、古いとはいえさすが専用のオーディオ機器で再生しているだけあって十分満足なレベルで鳴りました。
ちなみに、アンプはSANSUI AU-α907Limited、CDプレイヤーはTEAC VRDS-25、スピーカーはAcustik-Lab Bolero Piccoloを使っています。

CDと比べると低域が少し弱く軽い感じはしますが、解像感は良くてPCのスピーカーで聴く音とは次元が違う美しさです。
もっとスカスカな音かと思ったのですが、予想以上に良好な音でしたのでこれからガンガン活用出来そうです。

ただ1つガッカリしたのは、iPhoneなどで操作のできるPioneer ControlAppという純正アプリがあるのですが、これが全く使えません。
動作が遅いとか見にくい以前に起動しないのです。

Pioneer ControlAppのVer.2.0.0とiPhone4(iOS6.1.3)、iPhone5(iOS6.1.4)の組み合わせで使ってみましたが、機器を認識しつつも操作画面の手前で止まってしまいます。
さらに機器情報のアップデートをすると真っ暗になってウンともスンとも言わなくなってしまいます。

ルーターの設定も色々いじってみましたが改善されませんでした。
使えれば便利なはずですが、バージョンアップを待ちつつしばらくは付属リモコンで操作しようと思います。

インターネットラジオなども聴けますので楽しみです。
リモコンも細身なわりに重量感があってシンプルですがなかなかカッコイイです。

今のところiPhoneでコントロール出来ないのが痛いですが、ルーターの設定なども見直して再度調整してみたいと思います。
おそらく、アプリと連動させて初めて本来の能力が発揮されると思います。

音質は十分、見た目もシンプルでグッド、久々のオーディオ機器的な機器を購入しましたが、なかなか満足度の高い逸品でした。



B005TPW7V6Pioneer ネットワークオーディオプレーヤー N-30パイオニア 2011-10-31

by G-Tools

ELECOM トラックボール付きワイヤレスキーボード TK-FDP021SV を買ってみた

2M4C2510.jpg

2年ほど前にiPhoneと共用で使えるBluetoothキーボードTK-FBP013EWHを購入しました。
横幅22cmとかなり小型で便利だったのですが、色々と不満があったので別のものに買い替えることにしました。

まずは不満の第1点は、キーが打ちにくいこと。
これは小型ゆえ仕方のないところですが、今ではiPhoneで利用することも無くサブPC専用となってしまいましたのであまり打ちにくいものだとサブPCを上手く活用出来にくくなってしまいます。

そして第2点が、認識するまで少し時間がかかること。
Bluetoothゆえのことかこのキーボード特有のことかわかりませんが、Windowsのログイン画面が表示されてからキーを押してしばらくしないと入力できるようになりません。

サブPCの利用頻度が上がるとこれがなかなか煩わしくなってきます。

これはもうiPhone専用ということで割り切ってサブPC用にあらためてワイヤレスキーボードを用意することにしました。
有線の方が安定していますし選択肢も多いのですが、やはりケーブル無しは便利なのでワイヤレスにすることにしました。

ただ、置き場所が狭いためフルキーボードはまず無理です。
そのため小型キーボードから探しますが、あまり小さすぎても同じような不満が出てきます。

そこで、サイズ、値段、評判を見てELECOMのTK-FDP021SVを購入してみました。

 link >>  トラックボール付きワイヤレスキーボード – TK-FDP021シリーズ


テンキーレスで大きすぎず小さすぎず、カナ表記が無いのでスッキリ見やすいということで選んでみました。
おまけでトラックボールが付いていますが、これはあまり使いやすくないので使わないと思います。

そしてワイヤレス機能がBluetoothではなく2.4GHz帯/DS-SS方式というのが良いです。
同梱の専用レシーバーとセットで使いますが、BIOS画面でも利用出来るのが利点です。

特にドライバのインストールも必要なくケーブルの代わりに差し込めばすぐ使えました。
ただ、以前のTK-FBP013EWHでもありましたが、なぜか英語キーボードと認識してしまいましたのでELECOMのwebサイトから修正プログラムをダウンロードして日本語キーボードに直しました。

 link >>  「USBキーボード 101->106変更ユーティリティ2」 (Windows 8/7/Vista用) – ELECOM


それ以外は特に問題なしです。

使用感はまずまずといったところです。
メインで使っている東プレのキーボードの使いやすさには遠く及びませんが、打鍵感はほどほどに良いです。

これで毎日のブログ記事を書くのは厳しいですが、あまりキーボードの利用頻度が多くなければ結構良い選択だと思います。

認識するまで時間がかかるといったこともなくワイヤレスを意識すること無く使えます。
TK-FBP013EWHより二回りくらい大きくなってしまいましたが許容範囲です。

キーボード選びは、PC周辺機器の中でもモニタやマウスと並んで難しいと思います。
しばらく利用してみて問題無ければこのまま利用していこうと思います。



B004CR61S2ELECOM キーボード ワイヤレス接続 2.4GHz パンタグラフ式 トラックボール付き 日本語87キー シルバー TK-FDP021SVエレコム 2010-11-15

by G-Tools

スチールラックにドライバーホルダーを付けてみた

2M4C2406.jpg

手持ちの工具の中でも最も使用頻度が高いのがドライバーです。
使用頻度が高いだけに出来るだけすぐに取り出しやすい場所に置いておきたいものです。

以前に100円ショップで大きめのペン立てを購入してそこに立てておいたのですが、本数が増えてきてなおかつロングドライバーまで使うようになってちょっと置きにくくなってきました。
そこで、何か良い保管方法はないかと探していたのですが、工具箱に入れてしまうと出すのが面倒ですし40cm近いロングドライバーにサイズを合わせると結構大きな工具箱が必要になります。

そんな中、PB SWISS TOOLSのドライバーを見ていたところ良さそうなモノを見かけました。
それが、PB SWISS TOOLSのドライバーホルダーでした。

レール内部にスプリングが入っていて樹脂製のバネでドライバーの軸を挟んで固定するものです。
台座のレール部分の両端にネジ止め用の穴が開いていますので、ここを使って壁面などに固定します。

どこに付けようかと思ったのですが、ちょうどフィギュア専用のスチールラックの奥行きがちょうど良かったのでラックの最上段側面に付けることにしました。
高さは十分あるのでロングドライバーも余裕です。

固定は結束バンドを使って両端で留めました。
強度的にどうかなと思ったのですが、結構しっかり留まりました。


2M4C2409.jpg

赤いグリップなので結構目立ちますが、工具好きとしては綺麗に並んでいるのを見るとニヤニヤしてしまいます。
軸を少し挟んでいるだけなのですぐ外れてしまうかと思ったのですが、思ったよりしっかり固定できます。

構造上、挟む本数が増えるほどキツく固定できるようになっています。
雑然とペン立てに入れていたときよりも綺麗になりましたし、取りやすくなりました。



B002NENLG6PB ドライバーホルダー 505MPB SWISSTOOLS

by G-Tools

ホーム > レビュー

リンク
Blog Parts
にほんブログ村 ゲームブログへ
にほんブログ村 ゲームブログ スカイリムへ
にほんブログ村 PC家電ブログへ
chichi-pui(ちちぷい)
chichi-pui
原神
05s.jpg
わぷー
ja.wordpress.org 公式キャラクター『わぷー』
ブログを見に来てくれた人たち


フィード

Return to page top