- 2011-05-01 (日) 17:54
- フィギュアレビュー
撮影日 | 2011/05/01 |
---|---|
カメラ | Canon EOS 40D |
レンズ | SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG |
露出モード | マニュアル露出 |
絞り | F6.3 |
シャッタースピード | 2.5 |
ホワイトバランス | 5000K |
ホワイトバランス補正 | M2 |
感度 | ISO100 |
背景 | GIN-ICHI オンラインショップLY-6498 |
久々の美少女フィギュアレビューです。
今回のフィギュアは・・・
『アルター GUILTY GEAR XX ΛCORE ディズィー』です。
発表されてからその完成度の高さに期待していた作品です。
今回使用したライティング機材は、ライトバンク+白レフ板などです。
撮影に使用したカメラはEOS 40D、レンズは愛用の70mmマクロレンズを使用しました。
- Canon EOS 40D
- SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG
続きは、↓こちら。
■ フィギュアレビュー
※各画像データ(絞り値・シャッター速度・ホワイトバランス・ホワイトバランス補正)
■ 撮影状況解説
全身が入った構図での様子。
右上後方から手前に向けたライトバンク。
フィギュアの左右と手前に白レフ板を配置して調整しています。
また、背景を明るくするためにライトバンクの右側に白レフ板をぶら下げています。
主に上半身の構図での様子。
ライトバンクの位置、向きは構図によって多少調整しています。
フィギュアの左に白レフ板を配置し、右側に白レフ板を配置したりしなかったりして調整しています。
今回の撮影ではライトバンク1灯を使い、後ろ上方から光を当てる感じでやってみました。
久々の撮影でしたので慣れたやり方でやっています。
右上のライトバンクは、手前に向けつつ背景やフィギュアへの光の当たり具合を見て、向きや高さを微調整しています。
ほとんどフィギュアの方は向いていません。
ちょうどライトバンクの後ろの背景に暗い影が出来てしまうのでライトバンクの横に白レフ板をぶら下げて背景に反射するようにしてあります。
今回のディズィーに限らず前回のシャマルもそうですが、光の当たり具合の判断の1つに髪の毛があります。
前髪の凹凸の凸部分に明るいところとやや明るいところが出来るようにし、凹部分が暗くなるようにするとより立体的に見えると思います。
このへんは、写真よりもイラストなどが参考になりそうですね。
また、ホワイトバランス補正がM3になっているものはPLフィルターを使用しています。
これは主に頭頂部に当たる光を調整する為に使ってみました。
使うより使わない方が写りもクリアな感じになるので出来ればあまり使わないようにはしたいところです。
★ハレ切り
ハレ切りをしないでフレアが発生した写真。
黒レフ板を手でかざして光を遮っています。
以前からライトバンクを手前に向けて撮影をすることが多かったのですが、このやり方には欠点があります。
光源がカメラの方を向いていますので、そのまま撮影をするとフレアが発生してしまいます。
レンズによってはフレアに強いものもあると思いますが、基本的にハレ切りは必須です。
ハレ切りをしないと写真が白っぽくなってしまいます。
レンズフードも付けていますが、近距離からは良いのですが遠めからの撮影ではあまり役に立ちません。
そんな時には大きめの黒レフ板を使って光を遮っています。
手持ちでやっていますが、構図に入らないようにします。
また、フィギュアへの光も遮ってしまわないように気をつけてかざします。
大丈夫かと思って撮った写真がなんとなくクッキリしない時にハレ切りをすると改善することが多いですね。
■ 後処理解説
まずは、ホワイトバランス調整を行いつつ撮影をしました。
最初にホワイトバランスをしっかり調整することはとても重要だと思います。
撮影したRAWファイルはCameraRAWで露光量などを少し調整してからPSDファイルに出力しました。
その後にゴミやキズ、汚れ、色の微調整をPhotoshopにて行いました。
まずは、等倍にしてゴミやキズ、汚れなどを修正していきます。
その中でゴミではないのですが、不自然な感じのものは修正しました。
例えば、後ろから撮影して尻尾からコスチュームの裾の先端がほんの少し出ていたのですが、ゴミが付いているように見えたので修正してあります。
とはいえ、全体的にとても綺麗な仕上がりでしたのでレタッチ無しでも全く問題無いと思います。
色の調整は、トーンカーブの自動調整にて調整して、その後手動で微調整しました。
最初にホワイトバランスを合わせておけばそれほど大きく修正しなくて済みます。
今回は、コントラストは気持ちほんの少しだけ強くしてみました。
また、今まで960×640pxのサイズで縮小していたのですが、今回から少し大きめの1200×800pxにしました。
当サイトを見に来ていただいている方々の画面解像度を見ると、以前より解像度が高い方が増えたためです。
ただ、あまり大きくするとアラが見えそうで恐いですが・・・。
■ 感想
今回は、『アルター GUILTY GEAR XX ΛCORE ディズィー』をお送りしました。
前回のシャマルからだいぶ時間が経ってしまいましたが、久しぶりのフィギュア撮影は楽しいものです。
ディズィーは発表からその完成度の高さに惹かれて発売を楽しみにしていました。
1/8スケールということで、1/6や1/7に慣れていると少し小さい感じもします。
ですが、小さいながらも細かいところまで作り込まれた造形がとても魅力的です。
ディズィーというと、もっと可愛らしい感じのキャライメージでしたが、クールで大人びた感じになっています。
キリッとした目つきも素敵ですし、個人的にはこういう雰囲気は大好きです。
さすがのアルター製ですね。
この製品にはディズィー本人以外にネクロとウンディーネも付属しています。
これらがフィギュアのボリューム感を増してくれます。
パッケージにはそれぞれ分割されて入っていますので開封後に取り付ける必要があります。
個体差はあると思いますが、ネクロの方は若干差し込みにくかったです。
とはいえ、大した手間も無く簡単に組み上がります。
台座は、シルバーとブラックに色分けされ、『DIZZY』のロゴが入った円形のシンプルなものです。
久しぶりのフィギュア撮影でしたが、期待していた以上のクオリティーにとても満足しました。
ポーズに派手さはありませんが、元々の造形の素晴らしさに加え、ネクロとウンディーネによって見所の多いフィギュアになっています。
完成品フィギュアのクオリティーも限界まで上がってきていると思っていましたが、さらに1歩上がった感じがしました。
今回のディズィーは、文句無しの素晴らしい逸品だと思います。
■参考HP
★アルターALTER Co.,Ltd | ディズィー
★ギルティギアイグゼクスアクセントコア公式ウェブサイト
★GUILTY GEAR XX – Wikipedia
●アルター ディズィー (GUILTY GEAR XX ΛCORE) – foo-bar-baz (foo-bar-bazさん
●アルター「GUILTY GEAR XX ΛCORE ディズィー」メガホビEXPO・展示サンプル
●アルター「GUILTY GEAR XX ΛCORE ディズィー」WF2011冬展示・試作成形サンプル (アキバHOBBYさん
●アルター GUILTY GEAR XX ΛCORE ディズィー (アスまんが劇場さん
●ふはフィギュアのふ アルター ディズィー レビュー (ふはフィギュアのふさん
GUILTY GEAR XX ΛCORE ディズィー (1/8スケール PVC塗装済み完成品) アルター 2011-04-26 売り上げランキング : 540 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
コメント:2
- なかた 11-12-27 (火) 17:18
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初めまして。
写真のクオリティが素晴らしいです。
自分もこんな写真が撮れたら・・と考えているのですが難しいですね。
撮影時はライトセット以外の部屋の蛍光灯などは消しているんでしょうか? - Rio 11-12-27 (火) 22:45
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なかた様
はじめまして、こんにちは。
コメントいただきありがとうございます。
撮影時は部屋の照明は消しています。
パソコンが近いので、多少はモニタの明かりが入ってしまっているかもしれませんね。
外光も入らないように撮影は夜限定でやっています。
照明器具を複数使うと作品の幅が広がると思いますが、まずは1灯で位置を色々変えつつやってみるのがよいのではないかと思います。
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