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2024-05-07
【AIイラスト】水中のイラストを作ってみた
- 2024-05-07 (火)
- イラスト
先月、念願の新グラボに換装してから以前にも増してAIイラストにハマっています。
処理時間の大幅な短縮で作成時間が減るかと思いきや短時間で出来ることが増えた関係でアレコレこだわりだしてむしろ時間がかかっているような状態です。
換装後もちちぷいにアップする枚数があまり増えていないですが、試作出来る枚数が数倍に増えて記憶容量の減りが加速しています。
以前は1枚当たりの生成時間が長かったため妥協せざるをえないことも多かったのですが、それがだいぶ改善されました。
今回はちちぷいのGW企画で『旅行』をテーマにして作っていたのですが、その中で水中の表現をやってみようと思いやってみました。
以前にも水中イラストをやったことはあるのですが、上手くいかなかったのであらためて新グラボのパワーを使ってやってみることにしました。
※下記イラストはすべてStable diffusionで出力したままで加筆していません。
水面問題
色々試して結局上手く改善できなかったのが『水面』の描写です。
イイ感じに水中ぽぃ感じになっても上部に水面を入れてしまうのです。
頭のすぐ上に水面があると浅いところにいるように見えてしまいます。
これはこれでそのように作ろうとしているのなら良いのですが、深いところにいるようにしたい場合は困ります。
水面・海面・波などをネガティブプロンプトに入れてはみたもののスッキリ改善とまではいきませんでしたが、多少は効果はあった・・・と思います。
枚数を出していると確率は低めでしたが、イイ感じに出なくなりました。
ただ、そうすると水中ぽさが薄れる感じもするので魚や気泡などを追加してみました。
魚だけでもそれっぽく見えますが、泡が出ているとよりいっそう水中感が出ますね。
ポーズに関しては指定しなくてもAIが自動でわりとイイ感じにしてくれました。
私は使いませんでしたが、水中の姿勢を出すのに無重力といったプロンプトを入れている方も見受けられました。
水面が消えると・・・
水面が無くなるとイイ感じに水中感が出ますね。
縦長、横長と作ってみましたが、私が試したところでは正方形が1番イイ感じかと思いました。
また、作風にwatercolorを指定しましたが、これもボンヤリした水の濁り感を出すのに良かったと思います。
watercolorの表現は好きなので今回に限らず使うことが多いです。
1.1~と効果を上げると面白い絵になりますね。
仰瞰気味になると水面がイイ感じになる
人物を正面から描くとわりとすぐ上に水面がある感じになってしまうのですが、wide shotを入れて広角寄りにすると水面が高くなってこれはこれでイイ感じになりました。
やや下から見上げるような感じにすると遠近感が出て水面が高くなりますね。
ちょっと強引ですが、水没した高層ビルを入れて高さを稼いだりもしてみました。
海底に人工物があるのはワクワクしますしね。
さらに今回わりとイイ感じにハマったのがHires. fixのアップスケーラーLatentでした。
ハマると細かい描き込みのある精細なイラストになって好きなのですが、崩れることが多くて制御が難しいです。
このへんはモデルにもよるかもしれませんが、今回はSampling stepsとCFG Scaleの数値を微調整しながらなんとかやってみました。
新グラボで試行回数を多く出来るようになったのが助かります。
ビシッと決まるととてもイイ感じでになりました。
後記
今回はちちぷいのGW企画で水中イラストを作成しました。
絵が安定するまでだいぶかかりましたが、満足出来るくらいに出来ました。
日常的な絵も良いですが、非日常的な絵は作っていて楽しいです。
『旅行』というテーマでのイベントでしたが、今回は海底旅行をテーマにしてみました。
昔見た『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』から思いつきました。
海底でキャンプをするなど今思うととても夢のある発想だと思います。
最近はゲームをやっている時間よりAIイラストをやっている時間の方が長くなってしまいました。
新グラボは値段がネックだったので買ってもどうだろうと思っていましたが、結果的には良かったです。
イラストだけでは無く、ゲームにも恩恵がありますからね。
今のところあまり快適になった感はありませんが・・・。
相変わらずチマチマと絵をアップしていますが、どうも似たようなものが多くなりがちです。
なるべく色々な絵を作りたいのでタイトルに番号を振ってあまり多くならないように気をつけています。
難しいシチュエーションは作るのが大変ですが、今後も色々やってみたいです。
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