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Stable Diffusion
【AIイラスト】『Lama Cleaner』と『Photoshop』でイラストの微修正をやってみた
- 2025-06-14 (土)
- イラスト
今回はちちぷいに投稿したイラストの修正を解説してみたいと思います。
だいぶイイ感じに作れるようになったAIイラストですが、良いと思ってもびみょーに気になるところがあったりします。
AIで全部修正するのも良いですが、場合によっては手作業で直してしまった方が早い場合もあります。
手作業の場合は、だいたい『Lama Cleaner』と『Photoshop』を使っています。
Photoshopを使ってはいますが、それほど高度なことはしていないので同じような機能があれば他のアプリでも大丈夫です。
1)修正する場所
【修正箇所】
赤:ショルダーバッグのストラップ
青:右手の甲
黄:ショルダーバッグの留め具
他にも左手の小指とかバッグ後ろのストラップの角度とか気になるところはありますが、あんまりアレコレやっていると大変なので上記3カ所を修正してサクッとアップしました。
2)ショルダーバッグのストラップ
まずはショルダーバッグのストラップを消します。
右肩で斜めがけになっているので左肩にかかっているストラップを消します。
作業としては2段階でやります。
・ストラップを消去
・ビブカラーの修正
a:Lama Cleanerでストラップを消去
Lama Cleanerでストラップより少し大きめに範囲指定します。
範囲指定によって結果が変わるので綺麗にいかない場合は範囲を変えて何度かやり直します。
ビブカラーのレース部分が潰れてしまったので、次にPhotoshopで修正します。
b:Photoshopでビブカラーを修正
反対側のレース部分をなげなわツールで範囲指定して新しいレイヤーにコピーします。
なるべく綺麗に切り取りたいところですが、絵柄にもよりますが多少雑でも意外と気になりません。
新しいレイヤーにコピーしたレース部分を水平に反転します。
そして、潰れた部分に持っていきます。
自由変形で角度とサイズを調整して潰れたレースの上に重ねます。
元絵の潰れたレースがはみ出ているので、コピースタンプツールで修正します。
見えている部分だけ修正すればOKです。
3)右手の甲
右手の人差し指と中指の境目が無いのが気になったので修正しました。
ストラップと同じようにPhotoshopでコピーして貼り付けます。
中指と薬指の境目部分をコピーして新レイヤーに貼り付けます。
中指と薬指の境目部分の右側に持っていきます。
自由変形で角度やサイズを調整します。
角度やサイズを変えるとコピーしたのがわかりにくくなります。
左手に被ってしまった部分は消しゴムツールで消します。
4)ショルダーバッグの留め具
ショルダーバッグの留め具が2つあって不自然なので、左の留め具を消します。
これはLama Cleanerでサクッと消します。
後記
今回はちちぷいにいつも投稿しているイラストの修正を解説してみました。
細かくて修正しなくても気づかないと思うようなところはそのままにしたりしていますが、気になるところはわりと修正しています。
AIで修正しても良いのですが、結構試行回数をやっていると時間がかかってしまったりします。
せっかくイイ感じに出来たのにびみょーに残念なところがあったりするものは手作業で修正してしまうことも多いです。
AIイラストの性能は驚くほど向上してきていますが、まだ細かい部分の修正は必要ですね。
【AIイラスト】最近お気に入りのプロンプト4選
- 2025-02-27 (木)
- イラスト
かれこれ始めてからそろそろ2年近くになるAIイラストですが、相変わらず飽きずに作っています。
ほぼほぼ日課のように生成していますが、楽しいですね。
ブログの方がだいぶ閑散としてきてしまいましたが、ゲーム関係が原神、ニケともにイマイチやる気低下状態なのでたまには生成AI関係のことでも書いてみます。
今回は、最近お気に入りのプロンプトということで4つ(厳密には6つ)紹介してみようと思います。
どのモデルでも使えるかはわかりませんが・・・。
1,lips
まずは、『lips』です。
唇を描写するプロンプトですが、結構好きで使っています。
萌え系のイラストでは唇を描かないことが多いのですが、ほんのり唇感があるのが好きです。
山下しゅんや氏や士郎正宗氏などのイラストのようなぷっくり存在感のある唇も好きなのですが・・・。
ロリ系の絵にはあまりいらない描写かなぁとも思いますが、思ったより印象が変わるのが良いです。
『red lips』と色を指定すると口紅を塗った感じになってより大人っぽさが出ますね。
メガネとともに不要な描写に数える人も多そうですが、唇の描写は結構好きです。
2,sidelocks
『sidelocks』は、もみあげ、横髪、サイドヘアーというプロンプトです。
目の横に垂れている髪ですね。
指定しなくても描写が出ることは多いですが、指定すると結構しっかりしたもみあげになって好きです。
ポニーテールやツインテール、ショートにロングなどなど色々な髪型にひと味加える感じで追加しています。
長い髪の場合はあまり目立たないかもしれませんが、短いともみあげも短くなることが多いので入れると結構印象が変わります。
ポニテやツインテを使う人は多いと思いますが、追加で指定するとちょっと印象が変わって良いです。
3,pigeon-toed
『pigeon-toed』は、脚を内股にするプロンプトです。
結構わかりやすくつま先が内側を向いて脚が内股になってくれます。
使わなくても気になるような脚にはならないと思いますが、脚のちょっとした向きの違いで結構印象が変わりますね。
個人的な趣味嗜好もありますが、つま先が内側を向いている方が可愛く見えるので好きです。
4,tareme,tsurime,large eyes
最後は、目に関するプロンプトです。
垂れ目、つり目、大きい目です。
目はキャラクターの印象が大きく変わりますね。
large eyes,taremeとlarge eyesの違いがびみょーですが、よく見ると垂れた感じになっています。
目そのものを変更するプロンプトは効果が無いモデルもあったりします。
以前は目に関するLoraを入れたりしていたのですが、SDXL移行後は入れなくても良い感じになるようになりました。
垂れ目とつり目は気分で使い分けていますが、特に垂れ目は『happy』などと一緒に使うととても可愛い感じになりますね。
目は、ちょっと大きいかなぁというくらいが好きです。
後記
今回は最近よく使うお気に入りのプロンプトを紹介してみました。
最近は微細な描写よりもわりと手描き感のある感じのイラスト寄りになってきました。
一時期よく作っていたリアル寄りのイラストも衣装などの精細な描写が好きでしたが、程よくデフォルメが効いた感じの絵になってきました。
イラストの作成は、最初にお試しで低解像度で作ってから良さそうなモノをHires.fixで高解像度化しています。
このへんは最初の頃から変わりません。
ただ、Upscalerは、ほぼLatentオンリーになりました。
以前はLatentだと仕上がりが安定しないので4x-AnimeSharpを好んで使っていましたが、今はだいぶ安定してきました。
他のUpscalerと違ってほどよく描き込みが増えて良い感じになるのが好きです。
その分、お試しの絵から大きく変わってしまうこともありますが・・・。
【AIイラスト】2024年お気に入りのR-18イラスト7選
- 2024-12-28 (土)
- イラスト
2024年お気に入りイラストの最後はR-18です。
簡単に言うと、えちちイラストです。
作っていて1番テンションが上がるジャンルですが、2024年は332と意外にも全年齢と比べて35ほど多いだけでした。
R-18ばかり出していたような気がしなくもなくもなくないような気がしなくもないようでそうでもない感じです。
ちなみにR-18Gというカテゴリもあって、こちらにも出してはいるのですが数が少なく、最近は触手モノ専用みたいになっていますので今回は選出していません。
いざ振り返ってみて見直したのですが・・・。
意外とう~んう~んという感じでコレ!!!というのが見当たりません。
作っているときは相当ハイテンションなんですけどねぇ・・・。
とはいえ、そんな中から7つほど選んでみました。
以下、掲載順で順番の優劣はありません。
※R-18なので、画像が気になる方は各投稿ページをご覧下さい。
なお、マニアックなものもあるので、そういうのが苦手な方は見ない方が・・・。
ダークエルフの男の娘
時々作りたくなる男の娘モノです。
なんで男の娘モノはみんな見えてるのか?と思うかもしれませんが・・・あえて見せています!
胸を平らにするだけだと女の子か男の娘かわかりにくいので。
生えているというのをハッキリさせればその性別に見えるのでそのへんはこだわっています。
あんまり褐色肌では作らなかったのですが、意外と肌の色と自然にマッチするのでお気に入りです。
以前はLoraを使っていましたが、今はLora無しでも普通に生やせるようになりました。
エルフはいままでほとんどやってなかったのですが、悪くないですね。
耳以外に特別な要素はありませんが・・・。
捕まった男の娘メイドちゃん5
続けて男の娘モノです。
メイド好きで結構やっていますが、なかなかコレ!!!というのが出来ません。
そんな中で、とても良い感じの表情になってくれたお気に入りです。
回想シーンぽぃ感じにしようと背景無しにしていますが、表情といい、ポーズといい、とても好きです。
細かいところですが、アームグローブの質感が最高です。
アームグローブも好きなのでよく使いますが、なかなか良い感じのが出ないんですよねぇ・・・。
戦場の少女4
実は、このイラストは狙って作ったものでは無く、偶然出来たものでした。
偶然出来たものに後付けで設定を足したという・・・。
滅多にないことなのですが、たま~にこういうのが出来るからやめられません!
いつもはされちゃうばかりの女の子のちょっと違うシチュエーションが面白くてお気に入りです。
シャンパンシャワー少女
ちちぷいのレースクイーン企画の時に作ったものです。
色々噴出するのが好きな身として普通に思いついたのですが、さすがにこれをやったら頭おかしいと思われそう・・・と、思いつつやってしまいました。
自分で出しておいて言うのもなんですが・・・。
いままで作った数あるR-18作品の中でいつ見てもやべぇなぁと思う作品です。
女の子の表情も恥ずかしがっているようでまんざらでもない感じが出ていて好きです。
ビキニアーマーの少女3
ファンタジーモノでR-18を作るときは、とりあえず捕まっておきます。
とりあえず捕まっておけば色々えちちなことをするのに便利なので・・・。
なんでお前の絵はいつも捕まってるの?と思われるかもしれませんが、まぁピーチ姫とか女騎士系のえちちアニメなどもだいたい捕まってますしお約束です。
色々な中でこれを選んだのは、表情が上手くいったというのが大きいです。
捕まって何をされるか分らない恐怖感とえちちなことをされる恥ずかしさを上手く表情に落とし込めないかと試行錯誤しています。
漫画などでよく見る震えたときの波線はイラストではあまり使いたくなかったのですが、思い切って使ってみたところ良い感じだったのでこれ以降使うようになりました。
あとは、お胸が小さいのでビキニアーマーのブラに隙間が出来てしまっているのが・・・生々しくて好きです。
ピンチの格闘少女ちゃん2
某クリ○ゾン氏の同人誌が好きで、プロレスものをやってみたくてやった作品です。
キャラの片目隠れショートは、艦これの浜風を思い出して・・・。
いまでこそ簡単に股間へ手を持って行けるようになりましたが、当時はなかなか上手くいきませんでした。
やっと出来たということで普段は似たような絵は出さないのですが、2.5ということで2枚出してしまいました。
このキャラの姉も作ってみたのですが・・・燃え尽きてしまったので未完です。
搾精される男の娘
2024年の6月くらいからSDXL環境に移行して、それ以降SDでは作っていません。
今回全ジャンルお気に入りを選んだ中で唯一のSD作品です。
CivitAIを見ていて見つけたLoraが上手くハマったお気に入りです。
SDXLでもやってみようかと思ったのですが、SDXL用のLoraが見つからずまだ作れていません。
Lora無しでもいけそうな気もしますが、この手の小道具系はなかなか難しいんですよねぇ・・・。
一時期よく作っていたリアル寄りの顔の絵はすっかりやめてしまいましたが、またやってみようかなとちょっと思ったりします。
後記
2023年3月から始めたAIイラストももう1年9ヶ月ほど経ちました。
当初はお試しということでグラフィックボードもGTX1660tiという生成AIをやるには結構厳しいものを使っていました。
飽きちゃうかなぁと思っていましたが、意外と長続きしていまではグラボも更新してAI向きのRTX4060ti 16GBになりました。
安価なRTX3060 12GBと悩みましたが、こちらを買ってよかったと思っています。
なんだかんだでゲームもだいぶ快適になりましたしね。
生成AIもかなり快適にはなりましたが、慣れてくるともう少し早くならないかなぁ・・・なんて思ったりします。
このへんは上を見るとキリが無いので・・・。
次の更新はCPUなども引っくるめてPC丸ごとの更新にしようと思っていますが、いつになることやら・・・です。
製作にはだいぶ慣れてきましたが、あまり込み入ったことはせずシンプルにt2iでせっせと作り、inpaintとLamacleaner、photoshopで修正しています。
ControlNetなども導入はしてあるのですが、まったく使っていません。
来年はもっと表現の幅を広げるためにも色々な拡張機能を使っていこうかなと思っています。
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