2023-05-16

AIイラストを始めて少し経ちます。
だいぶ思い通りの絵が出せるようになってきました。

とはいえ、PC性能の問題でどうしても低解像度になってしまうのが難です。
このへんは高性能なグラボに替えないことにはどうにも・・・です。

まぁ、現状でもそれなりのものは出来るのでこのまま飽きずに続くなら買い換えを検討しても良いかなと思っています。


それはさておき、AIイラストでの悩みどころの1つにプロンプト（呪文）があります。
あの絵が出したいけど、どういう文字を入れれば良いのかという悩みは尽きません。

私の場合、その都度Google翻訳で出したものやプロンプトを紹介しているサイトを参考に試しています。
今回は、最近試した中からいくつか紹介してみようと思います。

使用モデルにもよると思いますので、参考程度に・・・。

マーチングバンドで見かけるような衣装

アニメ『キルラキル』の蛇崩乃音みたいな衣装を出したくて調べてみました。
短いひさしと円筒形が特徴の帽子の指定に悩みましたが、調べたところ『ウエストポイント帽』というらしいです。

ただ、英語だと『shako』または『shako hat』という言葉が見受けられたのでそちらを使ってみました。
試していませんが、『軍帽』『ケピ帽』なども似たようなものになりそうです。

上のイラストではちょっと帽子がダブってしまいましたが、下のような感じにわりとそれっぽくなります。

衣装はそのまま『marching band uniform』です。
固有名があるかもしれませんが、分らないときは『○○ uniform』とか『×× costume』など着せたい衣装名にユニフォームとかコスチュームを付けて試します。

細かいところは、袖なし『sleeveless』、ブーツ『boots』、付け袖『wrist_cuffs』（バニーガールが手首に付けているやつ）、などと指定してみました。
この中で『袖なし』についてノースリーブと入れてしまいがちですが、『sleeveless』の方が上手くいきました。

また、wrist_cuffsは何と調べれば良いか悩んで、chatGPTで『バニーガールが手首に付けているものを教えてください。』と入れて教えてもらいました。
AI便利ですねぇ～。

装飾についてはざっくりと金の装飾を入れたかったので『gold decoration』と入れてあります。

全身タイツ、ボディスーツ

言葉を調べていて意外に思ったものの1つに『zentai』があります。
何のことかと思いますが、全身タイツです。

厳密には素材は関係無しに全身をぴっちり覆う衣装のことみたいです。
『bodysuit』もありますが、こちらは腕・胸元・脚などが開くことが多い印象で『zentai』は脚から首元までぴっちりになる感じがします。

また『bodysuit』と比べて生地が薄い仕上がりで、乳首が透けてしまうことが多い気がします。
場合によってはボディペイントに見えてしまうことも・・・。

　

淫紋

最近あまり見なくなった気がしますが、主に下腹部に刻まれる紋です。
子宮ぽぃデザインでえろえろなやつですが、人外キャラ用に付けてみたくてやってみました。

『womb tattoo』というプロンプトです。

なかなか形の制御が効きませんが、わりと簡単に付いてくれます。
露出多めの時に使うことが多いと思いますが、お腹を見せるということで『crop top』などとあわせて使うのもイイですね。

スチームパンクぽぃ車両

スチームパンクの世界観も好きでよくやります。
今のところ戦車か自動車というところですが、他にも色々やってみたいです。

プロンプトはそのまま『steampunk』と入れています。
ただ、より強調して『(steampunk:1.4)』などと数値指定で強調することが多いですね。

次に世界観的に銅色にしたいので『copper』、錆もイイ感じに雰囲気が出るので『rust』、あとは効果は微妙なところですが金属の光沢を出すのに『metallic luster』と入れたりします。
『rust』は結構強烈に効いて錆でボロボロになってしまったりするので『(rust:0.7)』とか指定して効果を調整したりします。

あとはそれっぽぃ構造物を出すのに『gear, pipe, boiler, tank, meter, valve, horn, rivet』などを入れます。
特にパイプやリベットなどが多いと機械の雰囲気が出ますね。

戦車はtankですが、いわゆる水を貯めるようなタンクにもなってしまうので戦車指定は『battle tank』と入れています。
自動車の場合、丸いライト『round light』を入れるとヘッドライトが丸くなって好きです。

スチームパンクぽぃ車両はわりと簡単に出来ますが、意外と気に入ったデザインにするのが難しくもあります。
車両系はまだあまり試していませんが、モデルによって結構デザインの違いが大きい印象です。

肉料理

お腹が空いたときにあえて作る料理画像です。
濃厚なソースにジューシーな肉がタマリマセン。

一品料理だとわりと短いプロンプトで出せますが、なかなかイイ感じに美味しく見せるのが大変だったりします。
そして、モデルにもよりますが、なぜか指定しないのに裸の女の子が出てくることも・・・。

短いプロンプトで出ることは出ますが、料理によって簡単なものと難しいものの差が大きいです。
海外でメジャーな食べ物はわりとスンナリ出る印象ですが、マイナーな日本食などかなり難しそうです。

色々なイラストを生成していますが、料理は諦めたものがかなり多いです。

吉野屋などで出てくるような牛丼も色々試してみましたがあのスタイルに行き着きませんでした。
逆にハンバーガーなどはわりと雑に入れてもすぐそれっぽくなりました。

フライドポテト『french fries』なども簡単にドバッと出てきます。
『fried potato』だといわゆる細切りの揚げポテトではないポテトが出てくることが多いので要注意です。

他にも卵『egg』を入れるとやたらに卵を出してきたり・・・。
このへんはよくわかりません。

AIイラストのジャンルとしては思ったよりも難しい部類なんじゃないかなと思います。
まだまだ試行錯誤中ですが、肉料理に関しては焦げ目『browned』を入れるとわりとイイ感じになりました。

効果は微妙ですが、美味しそうな油感を出すために『oil』と入れたりしています。

女の子のポーズ色々

わりとすぐに出てくれるポーズでまず思い当たるのが『spread_legs』です。
足を広げるという内容ですが、これを入れるとまぁ～～～開く開く。

たまたま私の使っているモデルがそうなだけなのかもしれませんが、世界共通でエロは強いということを感じてしまいます。
逆に閉じさせたいのに開いてしまうことも・・・。

次にわりと出しやすいと感じたのは四つん這い『all fours』もしくは『on all fours』でしょうか。
手足をつくポーズで獣系に合いそうなプロンプトですが、紳士画像にももってこいです。

これを入れると結構な確率でやってくれます。
ケモ耳と尻尾を足せばイイ感じでケモちゃんになってくれます。

特殊と言えば特殊なポーズなので絵によっては新鮮味があったりえろえろになりますね。
どちらかというと性的な感じを強調することが多い気がしますが・・・。

後ろから見た絵にするために使うことが多いプロンプトに『looking_back』があります。
これも入れると高確率に背中とかお尻とか後ろが見えます。

前からの視点で作成することが多いと思いますが、横や後ろからの視点も雰囲気が変わって良いですね。

ただ、『後ろから見る』ではなく、『後ろを見る』になって結果的に背中が見えるだけのようで、顔が後ろを向いてしまうのが難です。
上述の『all fours』と組み合わせると大事なところがモロ見えに・・・。

逆に上手くいかないことが多いポーズに『sleeping』寝るポーズがあります。
私の印象ではスリーピングは目を閉じてぐーぐー寝ている状態を思い描くのですが、まず目を閉じてくれないことが多いです。

しかも目を閉じたと思ったら目が増えておかしなことになってしまうこともあります。
手や足が破綻するのは日常茶飯事ですが、顔の破綻はほとんど見ないくらい少ないのですが・・・。

なかなか目を閉じてくれない時は『closed eyes』などを追加したりしています。
また、手や脚の破綻が多くてなかなかイイ感じにならない印象です。