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2013-09-01

モノを修理して使うということ

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いつ頃からでしょうか、モノを修理して使うことが少なくなりました。
昔はヘッドホンステレオやLDプレーヤー、ビデオデッキにテレビなど故障すると修理をして使っていたのですが、今では修理しないで買い替えることがほとんどです。

修理するには時間や結構な金額がかかったり修理しなくてもより性能の良い新しいものが安価に買えたりするとなかなか修理して使う気にはなりません。
特に家電やPC関連の機材類は修理して長く使うという感覚がほぼ無くなってしまいました。

その一方で、お気に入りの服飾関連のものなどは逆に修理して長く使おうという気になります。

昨日の朝のことですが、毎日使っているお気に入りのバッグのジッパーに付いている把手の革が切れてしまいました。
帆布工房の3×87 huskyというバッグです。

購入してからずいぶん経ちますが、帆布素材でとてもしっかり出来ていて形もシンプルで使いやすく気に入っています。
ずいぶん前から帆布好きになりましたが、帆布素材は手触りが素朴な感じで冬でも冷たくないのが良いですね。

ただ、帆布ゆえにナイロンなどと比べて汚れには弱いようで購入時と比べて汚れてかなり黒くなってきています。
洗って使おうかとも思いましたが、どうもカバンを洗うというのは抵抗があります。

その把手部分ですが、危ういところで切れずに繋がっていました。
この把手もなかなか手に馴染む形で気に入っているところです。

どうしようかと思ったのですが、側面部分の革が切れただけなので完全に切れないうちに接着してしまおうと思いました。
愛用しているセメダインのスーパーXを使って数分で修理完了です。

ちょっと付けすぎだったのか、若干はみ出してしまいましたが結構しっかり付いたので良しとします。
修理といってもただ接着剤でくっつけただけですが、自分で修理をしたことにより1つ愛着が沸きました。

あらためてバッグを見るとさすがに長いこと使ってきただけあってだいぶくたびれた感じがします。
家電やPC関連ならサッサと買い替えてしまうところですが、服飾関連のものはボロボロになるまで使っています。

たったこれだけのことですが、あらためて家電やPC関連のものを見るとモノを大事に使わなくなったなぁと思いました。
下手でも良いので自分で修理して長く使うということはこれからも大事にしていきたいことだと思います。

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