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2013-04-15
Eye-Fi Pro X2 の新旧製品を比較してみた
- 2013-04-15 (月)
- 撮影機材
使い始めてからその便利さで手放せなくなったEye-Fiカードです。
愛用のEOS 5D markIIIではCFカードとSDカードが使えるため、SanDiskのExtreme ProとともにEye-Fiカードを入れっぱなしで使っています。
使い方は人それぞれですが、私は基本的にカメラで撮った写真をPCへ無線で転送するために使用しています。
オンラインサービスなどに自動アップロードすることも出来たりしますが、そういうサービスは興味が無いのでもっぱらPCへの移動だけです。
EOSシリーズには別売りで無線LAN機器がありますが、値段が異常に高いのでとても簡単に使えるものではありません。
もちろん、カメラからメモリーカードを取りだしてそれをカードリーダーで読めば済む話ですが、これが結構面倒だったりします。
しかも、その都度メモリーカードを取り外しするのは機材への負担が気になったりもします。
撮ったらそのままPCへすぐに移動してくれればカードを外す手間も無くお手軽です。
そんな中、見つけたのがEye-Fiカードでした。
価格は少し高いですが、純正の無線LAN機器よりはるかに安価でなおかつ外付け機器ではないので見た目は全く変わりません。
写真を撮ったらそのままカメラを置いてPCを見ていれば勝手に転送してくれる便利さは1度使うと手放せません。
ただ、使い始めの頃から気になっていたのは書き込み速度の遅さでした。
1枚ずつ撮る分にはさほど気になりませんが、AEBを使って3連写を繰り返したりするとすぐに息をついてしまったりします。
そして、最近ちょっと調子が悪くなってきたのか、電源ONでカードを認識しないことが何度かありました。
そこで、思いきって昨年出たCLASS10の16GBモデルを買ってみました。
価格がちょっと高めなのが気になりましたが、容量も倍になりクラス6からクラス10になるのでちょっとは快適になるかなと思いました。
ひとまず転送できるように設定をしてから、8GB CLASS6モデルとどれくらい速度が違うか測定してみました。
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CrystalDiskMark 3.0.2 x64 (C) 2007-2013 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]
Sequential Read : 10.166 MB/s
Sequential Write : 8.326 MB/s
Random Read 512KB : 9.950 MB/s
Random Write 512KB : 4.955 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 2.207 MB/s [ 538.8 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 0.762 MB/s [ 186.2 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 2.314 MB/s [ 564.9 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 0.710 MB/s [ 173.2 IOPS]
Test : 100 MB [K: 0.7% (51.1/7588.0 MB)] (x1)
OS : Windows 7 Ultimate Edition SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
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CrystalDiskMark 3.0.2 x64 (C) 2007-2013 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]
Sequential Read : 23.206 MB/s
Sequential Write : 22.096 MB/s
Random Read 512KB : 21.793 MB/s
Random Write 512KB : 20.679 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 2.833 MB/s [ 691.6 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 2.110 MB/s [ 515.1 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 2.957 MB/s [ 722.0 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 2.120 MB/s [ 517.5 IOPS]
Test : 100 MB [K: 0.5% (0.1/14.5 GB)] (x1)
OS : Windows 7 Ultimate Edition SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
SanDiskのUSB3.0対応のマルチカードリーダーを使い、CrystalDiskMarkで測定してみました。
読み書きともに倍以上の速度になりました。
容量も8GBから16GBになりましたし、価格は少し高いですがこの差なら新モデルを選びたいところですね。
ちょっと驚いたのは8GB CLASS6モデルの読み書き速度が想像以上に遅いことでした。
この性能でフルサイズ機の容量の大きい画像データを何枚も連写するのは厳しいですね。
転送速度は気持ち速くなったかなという感じですが、こちらはあまり実感はありませんでした。
使わなくなったCLASS6も壊れたわけではなさそうなのでサブ機のサイバーショットで使うことにしました。
無線で自動的に転送するだけにしか使っていませんが、私の使い方では地味に便利なカードです。
Eye-Fi Pro X2 16GB Class10Eye-Fi Japan 2012-11-14 by G-Tools |
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