- 2016-07-27 (水) 2:25
- 雑想
先日、思いつきで始めようと思ったレザークラフトですが、思いの外必要な道具が多くて大変です。
本を読みつつ、Youtubeで製作動画を見つつ、道具も少しずつ集めています。
そんな中、レザークラフトをやる上で必ず出てくる『菱目打ち』をどうしようかと思いました。
フォークのような形をした道具で、革に糸を通す穴を開けるのですが、これはある程度良い物を最初に揃えておいた方が良いかと思いました。
動画などを見ていると、菱目打ちを使って穴を開ける作業がいかにも職人ぽぃ感じでカッコイイのです。
ただ、いざ探してみると海外製のものは驚くような値段で始めたばかりにしてはちょっと高価過ぎでした。
レザークラフト記事でよく出てくる協進エルやクラフト社のもので良いかなと思ったのですが、浅草の『ひうちや』というところのものが目に入って、これにしようと思いました。
無骨で粗い造りの見た目がいかにも職人用という感じで単純に道具として欲しいと思ってしまいました。
お店の公式ページはあり、通販もやっているようなのですが、何がいくらとかまったくわからないので浅草の実店舗の方へ直接行ってみることにしました。
食べ物以外の買い物はすっかり通販がメインになっていましたので、久々のお出かけです。
Googleマップに店舗の記載があるのですが、今は改装中で少し離れた場所で仮店舗での営業でした。
出かけた当日は曇りでスカイツリーのてっぺん付近も霞んでいました。
つくばエクスプレスの浅草駅から降りて浅草寺を通り抜けたのですが、あの雰囲気は良いですね。
出かけてきた、という感じがします。
浅草寺を抜けて産業貿易センターの前を通って大通りから裏道へ入っていった先に仮店舗がありました。
産業貿易センターは、電気工事士の試験を受けに来て以来です。
仮店舗とはいえ、小さい看板も出ていましたのですぐにわかりました。
天気が悪かったせいか、お客さんは誰もいませんでした。
中に入ると正面のガラスケース内にお目当ての菱目打ちが並んでいました。
欲しかった11号の11本刃と2本刃があるのを確認して店内を見て回りました。
気になったのが、値札らしきものが一切見当たらないところでした。
ちょっと欲しいなと思うようなものもあったのですが、値段がわからないのでおいそれと買えません。
とりあえず、本命のものを見てみたいので店番をしていた女将さんに見せてもらいました。
11号はわりと在庫がありましたが、10号などは在庫無しでした。
念のために聞いてみましたが、11号の刃の間隔は約3mmだそうです。
6本刃のものもあったので3本買おうかなと思ったのですが、値段を聞くと菱目打ちは1刃750円とのことなのでちょっと3本は厳しいかと思い、11本刃と2本刃のみ買いました。
また必要になったら買いに行こうと思います。
在庫の無かった10号はいつ頃入るのか聞いてみたところ2~3ヶ月くらいかかるそうで、欲しければ電話での注文も受けてくれるそうです。
また、仮店舗での営業は10月くらいまでとのことです。
買い物が終わってどこか寄っていこうかと思ったのですが、空模様が怪しい上にすでに夕方で電車が混むのもイヤなのでそのまま帰りました。
そして、家について早速取りだしてニヤニヤし始めました。
ネットで見ていた写真のイメージほどは造りが粗くはないですが、無骨でいかにも職人用という感じです。
2本刃の方が少し短いですが、どちらも手に持つと程よい重さがあります。
金属の冷たさがあまり感じられず温もりを感じるような手触りは非常に魅力的です。
表面も凸凹していたりしますが、手に持ったときのしっくりくる感じはたまりませんね。
早速、ハギレ革とシニュー糸で手縫いの練習をするのに使ってみました。
2本刃は軽く打っても簡単に穴が開きますが、11本刃は刃数が多いので強く打たないといけないです。
ですが、幅広なので直線は綺麗に出そうです。
せっかくの良い道具もまだ使いこなせませんが、見ているだけでニヤニヤが止まらず楽しくなってきます。
まだしばらくはハギレ革で色々練習をしようと思いますが、いずれは財布やキーケースなど作ってみたいと思います。
コメント:0
トラックバック:0
- このエントリーのトラックバックURL
- https://kimagureman.net/archives/27798/trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- 浅草ひうちや燧商店まで菱目打ちを買いに行ってきた from Kimagureman! Studio ~趣味全開! 気まぐれ更新日記~