【フィギュアレビュー】アルター　ToHeart2　河野 はるみ

今日は、美少女フィギュアレビューです。

今回のフィギュアは・・・
『アルター　ToHeart2　河野 はるみ』です。

以前、キャラホビなどのイベントにて実物を見て期待していた作品です。
発売日に購入していたのですが、撮影がすっかり延びてしまいました。

今回の撮影では、新規導入したレンズとフラッシュなどを使ってみました。
使用したライティング機材は、ライトバンク１灯＋フラッシュ＋白レフ板です。



続きは、↓こちら。

■ フィギュアレビュー

※各画像データ（焦点距離・絞り値・シャッター速度・ホワイトバランス・ホワイトバランス補正・調光補正）

■ 後処理解説

今回もいつも通り、ホワイトバランス調整を行いながら撮影をしました。
RAWは特に修正せずにCameraRAWからPSDファイルに出力して、その後にPhotoshopで調整や修正を行っています。

色の調整は、少しくすみ気味な感じだった制服の色を目安にトーンカーブにて明るく調整してみました。
トーンカーブの線を少し持ち上げる感じで調整しました。

その後、キズやパーティングライン、汚れなどをレタッチにて消しています。
大きいところでは、頭頂部のパーツの合わせ目が目立つので消してあります。

全体的にとても綺麗でしたが、拡大すると白い制服にやや細かい塗装のハネのような汚れが少しありました。
縮小するとわからないレベルの細かいものですが、修正しておきました。

最後にスマートシャープをかけてますが、今回は輪郭がやや甘めの写真が多かったので少し強めにかけています。
そして、ロゴを入れて完成です。

■ 撮影状況解説

今回は、新規導入機材の試用も兼ねて撮影を行ってみました。
新規導入機材は・・・

• SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
• Canon スピードライト 430EX II
• ドームバウンサー　LAMBENCY FLASH DIFFUSER　C2

以上の3点＋いつも使用しているRIFA-Fと白レフ板、自作ディフューザーです。
また、レンズもいつも使用している『SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG』の代わりに『SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM』というズームレンズを使用しました。

フィギュア撮影でズームレンズはほとんど使ったことがなかったのでなかなか新鮮な感じでした。
機材のレビューなどは、後日別途掲載したいと思います。


今回の撮影では、最初に緒方理奈の時に使った光沢のある背景を使ってみたのですが、今ひとつ上手くいかなかったのですっかり使わなくなってしまったプリントバックペーパーを使ってみました。

最後の1枚は、その光沢のある背景を使い、後ろからの透過光風に背景に光を反射させて撮影してみました。
これも他の写真と同じように前からフラッシュの光を入れています。

今回使用したプリントバックペーパーは、RIFA-Fを販売している写真電気工業株式会社の背景紙です。
わりと安価なので最初の1枚には良いと思います。

ただ、ケント紙のような固めの紙質で、キツく巻いたりするとスジが入ったりしそうな感じです。
表面にコーティングがしてあるようですが、この紙質がどうも今ひとつ馴染めなくて使うのをやめてしまいました。

久々にこういうシンプルなグラデーションの背景を使ってみましたが、とても新鮮な感じがしました。
柄のある背景も良いですが、グラデーションペーパーも使いやすいものを数色用意しておくべきかなと思いました。

 link >>  SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM　（シグマ公式ページ
 link >>  Canon スピードライト 430EX II　（キヤノン公式ページ
 link >>  LAMBENCY FLASH DIFFUSER（pdfファイル）　（エツミ公式ページ
※エツミのLAMBENCY FLASH DIFFUSERは、本体が透明なPタイプになり、430EX II用の記載はありません。

■ 感想

今回は、『アルター　ToHeart2　河野 はるみ』をお送りしました。
イベント会場で見て、発売前から期待していましたがとても素晴らしい仕上がりでした。

髪や制服のなびき具合などが見事に再現されています。
こういうシンプルな身なりのフィギュアはほんの少しのポーズの違いでずいぶん見た目が変わります。

派手な造形はありませんが、腰を捻った動きが前後左右色々な角度から見ても飽きないです。
元のイラストとは顔のイメージが少し違って見えるので気になる方もおられるかもしれませんが、とても可愛い感じに立体化されているので申し分ないですね。


ただ、頭頂部のパーツの合わせ目がちょっと気になるところです。
多くのフィギュアで出てしまう合わせ目なので仕方のないところですが、出来が良いフィギュアほど気になってしまいます。

台座はシンプルな半透明のピンクです。
名前と作品名が入っていますが、使用しているフォントが少し味気ない感じがします。


また、このフィギュアはスカートが固定されておらず開封時には身体とスカートの間に色移り防止のビニールが挟まっています。
てっきり胴体が分割するものだと思っていたのですが、外れません。

ショーツのサイドに紐状のパーツが付いており、見えないところまできちんと造形してあるのは感服するところなのですが、このビニールを外す際にその紐を破損させないように注意が必要です。


今までそれなりの量のフィギュアを購入してきましたが、純粋に制服姿というのはほとんど無かったように思います。
ファンタジー的なコスチュームも良いですが、純制服も良いですね。

元のゲームを知らなくても造形や可愛いポーズの魅力を堪能出来る素晴らしい出来のフィギュアだと思います。

■参考HP

★アルターALTER Co.,Ltd | 河野 はるみ　（アルター公式ページ
★ToHeart2　（ウィキペディア


●アルター 河野はるみ (ToHeart2)　（foo-bar-bazさん

●ToHeart2 河野はるみ アルター版　（CUT A NEWSさん

●フワリとした軽やかな雰囲気「ToHeart2 河野はるみ」WF展示サンプル
●元気な姿に悪戯笑顔「アルター・ToHeart2 河野 はるみ」キャラホビ展示サンプル
　（アキバHOBBYさん

●「アルター To Heart2 河野はるみ」レビュー　（怪人の集会所2さん

●アルター 河野はるみ from ToHeart2 :: レビュー　（dwarf x figure.fotoさん

●河野はるみ （アルター）　（自由な色で広げたいさん

●［フィギュア撮影レビュー］ アルター ToHeart2 河野はるみ　（studiorzhobbyさん