【フィギュアレビュー】アルター　超昂閃忍ハルカ　四方堂 ナリカ　超昂閃忍Ver.

ども。みなさん、こんばんは。
美少女フィギュアレビューのコーナーです。

今回のフィギュアは、、、
『 アルター　超昂閃忍ハルカ　四方堂 ナリカ　超昂閃忍Ver. 』 です。

元のゲームは、発売から1年半ほど経ちますが、満を持しての登場です＾＾

ワンホビ９を始め、その他のイベントなどでも展示されていたフィギュアです。
昨年発売された相方のハルカがとても良い出来でしたので、大いに期待していました。



で、肝心の完成度は、、、


続きは、↓こちら。

■フィギュアレビュー

■後処理解説

特にこれといったいつもと違う作業はありませんでした。

Adobe Bridgeを使い、CameraRAWで全部まとめてPSDファイルへ出力しています。
その後、Photoshopでトーンカーブ調整、レタッチ、縮小、スマートシャープ処理を行っています。

その中で、スマートシャープのみ、いつもより少し適用量を下げてかけています。
特に根拠はありませんが、いつもの適用量だとかかり過ぎな感じでしたので抑えてみました。

また、トーンカーブは、全般にシャドウ部を落として、中間～ハイライト部を上げて調整しました。
下は、TOP画像のものです。

RGB各色の線が入っているのでわかりにくいですが、大体こんな感じです。

■撮影状況解説

今回もメインの照明は、いつも通りライトバンクを使用しています。
それ以外に補助で２灯使用しました。

今回は、大まかな雰囲気は、ここ最近のレビューと同じような感じでやろうと思いました。

●背景布

今回は、初めての試みということで、背景用に使っている別珍2枚を組み合わせて使ってみました。
下に紺を敷き、後ろに赤を垂らしています。

紺は、下に箱を置いて、その上にかぶせてフィギュアを置きました。
赤は、後ろに垂らして、カーテンのように波を作ってみました。

ナリカは、赤いコスチュームなので後ろに赤はどうかと思いましたが、それほど明るくして使うわけではないので、そのまま赤でいきました。
別珍の赤は、とてもキレイな色合いなのです。

結果的には、紺は、ほとんど写っていませんでしたが、悪くない感じだと思います。
逆に使うとまた違った雰囲気になりそうですね。


なぜ、こういうやり方にしたかと言いますと、、、

布地は、畳んでおくとシワが入ってしまいます。
今までは、なるべくシワが目立たないように使いましたが、どうしても気になるところが出てきてしまいました。

今回のように台を作ってそこにのせると、写る範囲が最小限で済みます。
実際、フィギュアの台座の下には、折り目が来ています。

後ろの垂らした赤も、ボカさないと結構折り目が目立ってしまうのです。
それなりにきちんと保管出来れば良いのですが、なかなか難しく、なおかつ購入時にすでに折り目は入ってしまっているのです。

また、1枚だとどうしても気になる、上から下に垂らして手前に伸ばす90度に曲がる部分も写りません。
そんなわけで、写りの良くない部分があるのなら、写らない配置にすればイイということで試してみました。

1枚で十分な長さがあれば、2枚使わずとも良いのですが、紙の背景紙と同じ感覚で長さを購入してしまったため、今回のようなことをやるには、1枚では短いので2枚使ってみました。
もしくは、同じ色を2枚でも良いですね。

今回は、別珍2枚でしたが、背景をサテンなどの他の素材に変えたり、組み合わせを変えても面白そうです。

●スヌート付きクリップライト

このライトは、フィギュア向けではなく、背景の赤布を明るくするために使用しています。
まんべんなく明るくするのではなく狭い範囲を明るくして、背景にうっすら赤を付けるためにスヌートを付けました。

フィギュアを撮る角度によって、左右に動かして明るい部分を調整します。

●LEDライト

LEDライトは、左に置いた白レフ板に反射させて使っています。

最初、そのまま照射していたのですが、照射角の狭いLEDライトでも結構当たってしまいました。
そこで、余っていた黒のウールペーパーを差し込んで、横に光が漏れないようにして使いました。

使った電球は、『東芝 電球形LEDランプ LEL-SL2N-E17S』という電球です。
詳しい情報は、コトナ　コスチュームVer.　撮影をご覧下さい。

●手鏡

白レフ板の反射でそこそこ明るくなるのですが、顔などはまだ暗いので手鏡でピンポイントに反射させました。
最近、よく使う方法です。

今回は、白レフ板に自在クリップで固定して使いました。
100円ショップで購入したものですが、結構便利です。

■感想

アルターからの発表を知り、ワンホビ９でサンプルを見て、期待していたナリカがついに発売されました。
相方のハルカがとても素晴らしい出来でしたので、楽しみでした＾＾

出来は、さすがアルターといったところですね。
安心して見られる逸品に仕上がっています。

●武器の造形の美しさ

まずは、目を惹く武器ですね。
超昂閃忍Ver.ということで、元のゲームでは、終盤にならないと見られないものです。

残念ながら、ビジュアルファンブックにはイラストはあるのですが、武器の名前の記述がありません。
キット付属の組立説明書にも『武器』としか書かれていません。

この武器にはキレイなクリアパーツがあり、記載されている文字も細かいものまで判読出来るほどの精密さです。
箱に入った状態では本体と別々になっており、組み立てなければいけませんが、簡単に組むことができます。

元のイラストを見ると、先端部がやや短めで後端部の方が長く見えます。
ただ、立体になってみると、それでは少しバランスが悪いかも知れないですね。

キットは、良い感じのバランスで造形されています。

●コスチュームの造形の美しさ

コスチュームは、躍動感あふれる感じを表現していてとても魅力的です。
左右に広がる２本の帯もとてもキレイになびいています。

コスチュームの部位毎の動きを見るのも楽しいですね。

腰にあるメカちっくな部品も良く出来ています。
ただ、さすがにここは、部品が細かいので入り組んだところはデコボコしていたりします。

ですが、細かいところなので、パッと見た感じでは、まったく気になりません。

●気になる、ぱ○つ

全体の完成度の高さから、あまり気になりませんでしたが、いちおう見るポイントになると思いますｗ
元々の設定がこんな感じなのです。

見慣れてくると、ごく自然な感じに見えてしまうのが不思議ですｗ
うちではあえて撮りませんが、下から見てもアルタークオリティです＾＾

●ポーズのカッコ良さ

これは、アルターお得意の片脚保持の躍動感あるポーズがお見事と言うしかありません。
ホントにイラストそのまま、という感じです。

片脚保持ということは、当然左右の脚が別な動きをすることになります。
そうすると、両脚で立っているより動きが複雑になって見た目が面白くなりますね。

ただ、動きが出ることによって、サイズのわりになびいた腰帯などが出っ張ってしまい場所を取るという難点もあります。
そこは、ある程度は仕方ないと思います。

アルターは、台座との接合部分がわりとしっかりしているので安心ですね。

●コトブキヤ版ナリカと比較して、、、

コトブキヤ版の通常Ver.との比較では、顔立ちが結構違って見えます。
アルター版は、比較すると横長で少し幼い感じですが、コトブキヤ版は逆に少し面長で大人な感じですね。

元イラストでは、アルター版の超昂閃忍Ver.は、こんな感じの顔立ちです。
コトブキヤ版が似ていないかと言うと、そういうわけではなく、フェイスパターンを見るとこちらの方が似ています。

そんなわけで、どちらが正確というわけでなく、どちらも正確な顔立ちだと思います。

個人的には、どちらもカワイイのですが、つり目で大きく見えるアルター版の方が好みですね。

と、いうわけで、期待のナリカ　超昂閃忍Ver.でした。

発売延期になったりしましたが、待ったかいのある素晴らしい完成度でした。
原作のゲームを知らなくても十二分に魅力的なフィギュアだと思います＾＾

■参考文献

●超昂閃忍ハルカ　ビジュアルファンブック　/ エンターブレイン

●画面構成のテクニック　/　玄光社

■参考HP

★アルター　四方堂 ナリカ　超昂閃忍Ver.


●超昂閃忍ハルカ 1/8四方堂ナリカ超昂閃忍Ver.　（よつばとフィギュア様

●TurnScope – アルター – 超昂閃忍ハルカ 四方堂 ナリカ　超昂閃忍Ver（TurnScopeさん

●カワイク、カッコイイ「アルター・超昂閃忍ハルカ 四方堂ナリカ 超昂閃忍Ver.」
●アルター「超昂閃忍ハルカ 四方堂ナリカ」WF2009夏・試作成型サンプル展示（アキバHOBBYさん

●Beat this Blade Narika（HAPPY SODAさん　

●アルター 四方堂ナリカ 超昂閃忍Ver. from 超昂閃忍ハルカ :: レビュー（dwarf x figure.foto さん

●レビュー　アルター　1/8　四方堂ナリカ 超昂閃忍Ver. （asallin.comさん　

●アルター 四方堂 ナリカ　超昂閃忍Ver.（アスまんが劇場さん