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写真電気工業株式会社 RIFA-F 40×40 後編




写真電気工業株式会社 RIFA-F 40×40 後編ですw

前編では、RIFA-F(以下RIFA)各部のレビューをお送りしましたが、後編は使用感などの感想を中心にお送りしたいと思います。


宣伝をするわけではないのですが、写真電気工業株式会社(以下SD)のwebページはホントによく書かれています。
結構、気になるテクニックなども出ていたりするので、試しに見てみるとイイかもですね^^

ちなみに、当サイトで以前ご紹介したレフ板は、SDのwebページの記事が元です。


とはいえ、「SDのwebページ見てね≧∇≦」ではお話になりませんので、感想などをまじえて書いて行きたいと思います。
RIFAは、40×40から80×80までありますが、今回は40×40に限ってお送りします。





まず、RIFA(りふぁ)という名前ですが、これはSDの登録商標です。
こういった照明器具は、一般的にはバンク、ライトバンク、バンクライト、ライトボックス、ソフトボックスなどと呼ばれます。

当サイトでは、ライトバンクという呼び方を使っています。
光を蓄えておくもの、というような意味合いがふさわしいかな、と思ってますw

RIFAは、傘状の本体とそれを支えるアームとスタンドの3つの部分から出来ています。
(40×40より上のモデルはアームが付属しません。)

特徴は、何と言っても本体部分の作りではないでしょうかw

傘状の本体内の真ん中に電球を取付け、内部の壁面で光を反射させます。
開口部にはディフューザーを取付けることが出来、簡単にディフューズ光が得られます。

この付属のディフューザーも蛍光染料を使わない素材で出来ているそうです。
細かいこだわりですねw

ディフューズ光とは、簡単に言いますと、拡散させた光ということでしょうか。
反対の意味でスペキュラー光というのがあります。

こちらはあまり聞き慣れないかもしれませんが、ギラギラしたような拡散しないまっすぐな光ですね。
実際の撮影では、電球を直に照らした状態でしょうか。

このディフューズ光というのが、フィギュア撮影時にとても効果を発揮するのです^^

ですが、必ずしもディフューズ光が全てにおいて優れているわけではないのです。
色の発色の良さは、ディフューズ光よりスペキュラー光の方が上だったりします。


そのディフューズ光を簡単に得られるように製品化されたのがRIFAですw

ですが、似たようなモノを作ることは可能です。
段ボールなどを使って作成された「ショボックス」などは有名ですねw

簡単な材料で驚くほどの効果を得られます。
これだけ見れば、RIFAの優位性はさほどでもないかと思います。

と、ここで私が考えるRIFAを含めたライトバンク最大の利点が出てくるのですw


それは、このディフューズ光を「自由な位置に簡単に素早く固定して使うことが出来る」ということです。


この傘部分の形状が利点と思われるかもしれません。
もちろんそれもあると思いますが、自由な位置に簡単に素早く固定出来るというのは、楽なようで結構大変だったりします。

例えば、横から照らすサイドライトなどであれば、クリップライトや自作機材を含めフィギュア撮影に使う多くの照明で可能だと思います。
ですが、トップライト(真上)やバックライト(後ろ上方45度くらい)などはどうでしょう?

例えば↓こんな位置に固定するのは結構大変かもしれません。





こういった位置への固定は、なかなかキビシイものがあると思います。
クリップライトでも、固定するための何か支柱のようなものが必要になるかと思います。

段ボールボックスなどであれば、上から釣り上げるか下から押し上げることをしないといけないですね。
天井などにフックを付けて釣り上げたりすれば比較的楽かもしれませんが、、、

ですが、ある場所に固定して終わりではありません。
光の具合を見ながら、微調整をする必要があります。

釣り上げた段ボールの箱をほんの少しだけ動かしてまた固定するのはちょと大変かと思います。
それに比べ、RIFAは数カ所のレバーで素早く簡単に位置調整が出来るのです。

また、私も自作機材を使用していますが、蛍光灯型電球は、白熱灯ほどではありませんが熱の出るものですので機材としての信頼性も重要なところかと思います。
そして、自作機材がけっこー苦手とする収納もコンパクトにたためて小さくなります。


ただ、ショボックスなどの自作照明の利点も忘れてはいけません。

なんといっても、価格が段違いに安いですw
これが最大の利点ではないでしょうか。

工夫すれば驚くほど安く作ることが出来ると思います。
そして、自分の好きなデザインや使いやすい大きさで作ることも可能です。

また、作る楽しさもありますね^^
私的には、作るのが楽しみだったりします(/ω\)

どちらに優劣があるかは、使用する方が判断することかと思います。
私は、どちらが上でも下でもないと思います。


比較ということで、自作照明を挙げましたが、それらと比較したRIFAの良い点、悪い点はこんな感じでしょうか。


[良い点]
・ディフューズ光を自由な場所に簡単に素早く固定出来る。
・コンパクトにたためる。
・メーカー保証もあり、プロも使用している実績のある信頼感。
・見た目がプロッぽぃ機材でカコイイw


[悪い点]
・値段が高い!!!
・光源の数や種類が限られる。


といった感じでしょうかw



では、今回モデルチェンジしたアーム部分も含め、細部の感想などをw


まずは、本体部分です。

先のレビューでも書きましたが、本体はそこそこ厚手の素材で出来ています。
素材が何なのかは、ちょと不明です(/ω\)

ただ、注意しなければいけないのは、取扱説明書にも大きく記載がありますが、本体が「可燃性素材」で出来ているということです。
高温になる白熱電球などは使用出来ません。

傘部分にも大きく書いてありますが、蛍光灯専用ですね。
ちなみに使用出来るのは、E26口金のソケットで100V22Wまでのようです。



しっかりとした作りですが、尖ったものや固いものにぶつけると簡単に穴が開いてしまいそうです><
まぁ、普通に使っている分には強度は問題無いレベルかと思います^^

本体でまず注意したいのは、組み立て、折りたたみ時の中のソケット部分の脱着ですね。

組み立てる時には、中のソケットを中央の穴に入れるのですが、傘に意外と反発力があります。
中途半端に入れて手を離すと、結構勢いよくソケットが飛び出して傘が閉じてしまいます。

裏にある固定用の小さいネジはあらかじめしっかり緩めておかないと奥まで入りません。
たたむ時も固定ネジを緩めてから両手でしっかりと持って引き抜く必要があります。

取扱説明書には、電球を付けたまま組み立てているイラストがありますが、組み立て、折りたたみ作業は電球を外して行った方がイイと思います。


そして2つめの気になる点は、、、
本体を支えている部分のL型雲台の角度を変える時です。

L型雲台自体は、結構しっかり出来ていて華奢さは感じません。
ネジも回しやすく、ガタつきなども感じさせずしっかり固定出来ます。

ですが、本体内から出ている電源コードと雲台の間にあまり隙間が無いのです。
十分許容範囲かな~とも思うのですが、例えばグルッと180度向きを変えたりするときにコードが挟まってかなりキツク曲がります。


結構ギュッと曲がってます。

コードを横にズラしてやればイイのですが、ちょと気になるところですね。
このグリッと曲がってしまう部分はコードのまわりに補強がしてありますが、中の線が断線してしまう可能性もあるので角度を変える時はあまり曲がらないようにしたいところです。


本体には、着脱出来るディフューザーが付いてます。
傘の開口部にかぶせて4カ所のベルクロで止めます。



サイズがぴったりで、側面が内側に向いてますので、着脱時は傘を少し内側に曲げて付け外しします。
ベルクロは、付けても付けなくても落っこちることはないかと思います。

まぁ、ディフューザーを付けると勝手にベルクロも付いてしまいそうですがw
写真では手で外側にめくって撮影しています。

レビュー写真にもありますが、ディフューザーは畳んで同梱されていまして、結構折り目が付いてます><
収納時は、出来れば畳まずに置いておきたいところですね。



今回、新しくなったアーム部分の感想ですw

まず、大まかな感想は、安定感と信頼性が増したという感じでしょうか。
以前のアームも決して使いにくくは無いのですが、雲台部分の華奢さは感じてしまいます。

幅15mmほどの鉄板(?)を曲げて作られた部品をネジで締めて止めています。


旧アーム雲台部分

アームの先に付けるのは決まった大きさ、重さの本体なので強度的にはきちんと作られていると思いますが、、、
(旧アームは、40×40専用だったと思います。)

先日のレビューでも比較しましたが、雲台部分がマンフロットの一脚用雲台と同じようなモノになったことでかなり信頼性が向上したと思います。
色やレバーの形状なども変わりましたが、なんといってもこの雲台部分の変更が大きいですね。

あと、この雲台部分では、レバー操作の変更があります。
旧アームは、レバー1つで長さと角度の調整を行えます。

ですが、新アームは、それぞれ別のレバーで操作するようになりました。
このへんは、しばらく使ってみないと何とも言えませんが、2つ操作することによる利点と欠点が出てきそうですね。

旧アームの末端のフックに重りを付けている状態で長さ調整しようとレバーを緩めると、ガクッと角度も変わってしまうことがありました。
1kgくらいの重りでも結構重いのです><

新アームで少し気になるのは、このアームの長さを変える時でしょうか。
雲台のアーム固定部分に少し引っかかるような感じがあります。

また、「繰り出し限界点」の赤いシールがアームの途中にあるのですが、この長さを守るとちょと短いんですよねぇ、、、
私は、自己責任ということで、剥がして使おうかと思ってますが、、、(/ω\)

旧アームでは、目一杯伸ばしても重りを付けておけばそれほど不安定でもなかったのですが、、、
棚の取っ手に紐を引っ掛けて、それをフックに繋いで使ったりもしてました。
(旧アームには、「繰り出し限界点」といった表記はありません。)

場合によっては、別売りのロングアームを使う必要があるかもしれません。


アーム先端の固定用レバーや雲台のレバーも形状が変わりました。
旧アームは、丸い形でネジぽぃのですが、新アームはT字になってます。

本体取付部のネジは、角度を変える時に少し緩めるくらいならT字のものでもイイかなと思うのですが、本体を外すような結構回す必要がある時は、丸い方が回しやすいかな、と思います。

新旧ともにネジの締まり具合は、ガタつきなどもなくしっかり締まりますねw
結構、こういうところに品質の違いが出るんですよねぇ。

新アームの難点としては、長さ調節用のレバーが少し固いところでしょうか。
まだ新しいからかもしれませんが、結構固いです><

また、新アームの本体取り付け用のレバーと、長さ調節用のレバーにはスプリングが付いています。




角度を変える時のスムーズさは新アームの方がやりやすい感じですね^^
レバーが2つになったことと、雲台部分が折れ曲がるのでアームとスタンドの間に隙間が出来る利点でしょうか。

別売りの重りを付けるとこんな感じです。






そして、アームを支えるスタンド部分です。

これは、新旧ともに同じものです。
マンフロット製001JBというスタンドです。

パッと見の印象は、「ちょと華奢かな~」という感じです。
RIFA以外のライトスタンドやカメラ用の三脚などで丸いパイプの脚を見慣れていたので、薄い板状の脚が華奢に見えました。

また、脚の各部を繋ぐ部分がかなり簡素に見えます。
まぁ、それほど重いモノを載せるわけではないのでこれでも十分な強度なのでしょう。

軽いのが移動に便利ですねw
片手で簡単に移動出来ます。(重りをぶら下げると結構重いですが><)

脚と雲台固定用のネジにはスプリングが入っているようです。
開閉時は、脚などで指を挟まないように注意したいところですね。

アームは新旧ともに付けたまま折りたためます。



旧タイプは、閉じる向きを選びますが、かなりスリムに出来ますね。
(向きによってスタンドのネジと干渉してしまいます。)

新タイプは少し横に出っ張ります。



本体を付けた状態で縦にした状態の比較。

なんとなく、旧タイプはキツキツな感じですね(/ω\)


スタンドの足先には、ゴムのカバーが付いていますので、フローリングなどで使ってもキズが付きにくいですね。
カメラ用の三脚と比べるのは間違ってますが、多くの方がお持ちの三脚に比べるとかなり簡素な感じがするかと思います。




全体的な印象では、値段相応の価値はあるかと思います^^
決して安いものではないですけど、、、orz

本体のみでの購入も可能なので、ライトスタンドやアームを別途安いモノで揃えればもっと安くすることも可能ですね。

新アームになって、全体が黒で統一されたので、精悍な感じがします。
最大の変更点であるアーム部の雲台まわりは、賛否両論あるかもしれませんが。

レバーが1個から2個に増えてますしね。

2008/07/19現在、新アームの単品売りはされていないようなので、現状ではセットのみになるようです。
このままセットのみか、それとも今後単品売りされるのかはわかりませんが、、、

2008/07/30追記
 新アームの単品売りが開始されたようです。
 http://item.rakuten.co.jp/sd/0753/(写真電気工業(株)の楽天ページ)


そして、RIFAでわりと話題になるのが、「1灯だから暗いのではないか?」ということです。

いままでの使用感から言いますと、1灯で十分な明るさはあると思います。
ただ、「フィギュアを照らすだけの明るさ」です。

これ1台だけでは、背景まで含めて全体をまんべんなく明るくするのは少しキツイかと思います。
基本的には、40×40のサイズ内におさまるもの用と考えた方がイイでしょう。

その範囲で暗いというのは、露出が合ってないか、RIFAを離しすぎかもしれません。
レフ板などの補助機材を追加して光を回すことも合わせて考えておく必要もあると思います。

RIFAは、便利ですが万能ではありません><
RIFAだけでも綺麗な写真は撮れると思いますが、更に上を目指すにはRIFAだけでは足りないと思います。

また、以前に200Wタイプの蛍光灯も使ってみましたが、100Wタイプで十分だと思います。
(注)私の使用した200WタイプはRIFAの規格の消費電力を越えてます。)

むしろ、40Wや60Wを用意しておいたほうがイイかもしれませんねw
結局、数本購入した200Wタイプはほとんど使用せずに引き出しの肥やしになっています(ノ∀`)

1つのソケットを2つ3つに分けるような商品もあるようですが、そういったものを使うとやはり消費電力をオーバーしてしまいそうです。

また、RIFAの特徴であるディフューザーに当たってしまう可能性もあり、その場合せっかくのディフューザーが付けられなくなる可能性もあります。




というわけで、2回に分けてSDのRIFAをお送りしましたがいかがでしたでしょうか?w

伝えたいことがきちんと伝わったか不安ですが、、、orz
感想と言いつつ、レビューの続きのような感じもしますが(つд・)

コンデジ撮影で背景切れまくりで写りもびもうで見にくいかと思います(/ω\)
フィギュア用の70mmや90mmマクロレンズではとてもとても入り切りませんので(ノ∀`)タハー

RIFAは、フィギュア撮影や商品撮影などの照明器具を探した際に1度は検討される機材ではないかと思います。
有名なわりに資料が少ないような気がするので、今回の新アーム発売を機にご紹介してみました。

まだまだ語り残したことも多いのですが、また何かあれば撮影編などでチョロチョロと話しを出したいと思います^^



[参考文献]
写真電気工業株式会社 webページ:http://www.rakuten.co.jp/sd/
基礎から始める、プロのためのライティング / 玄光社



(2008/10/11:画像のurl、表示を変更。)


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