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2013-08-23
TERA用にグラボを替えたのでFFXIVベンチマークをやってみた
もう20日ほど前になってしまいますが、メインPCのグラフィックボードを換装してみました。
それまで使っていたNVIDIA Quadro 600がGeForce GTX660になりました。
CADなどやっているわけでもないのになぜQuadro 600を使っていたのかというと、GeForceなどより安定してそうな感じがしたからです。
特にQuadroが必要なPC環境というわけでもないのですが、ワークステーション向けのボードということで一度使ってみたかったのです。
結果は、特に不安定になることもなく快適に使えました。
そんなQuadro 600ですが、元々PCではあまりPCスペックの必要無いFFXIしかやっていなかったので十分でした。
TERAではQuadro 600でも自動設定でプリセット3になりゲームが出来ないことはありません。
よりハイスペックな環境でやったことが無ければこれはこれでそれなりに楽しめます。
ところが、やっていくうちに色々と力不足が目立ってしまい、もう少し何とかならないかと思いました。
例えば、ターゲットを合わせるのにカメラをパンする際にスピードを100%にしてもちょっと遅くて気になっていました。
そんなこんなでこの機会にグラボを取り替えてみようと思いました。
あまり高性能なグラボを購入してもケースがMicro ATXサイズなので入らない可能性があります。
メーカーHPで確認してみると現在使っているSILVERSTONE SST-TJ08B-Eでは、標準で13.25インチ(約337mm)長の拡張カードを搭載可能でした。
そこで価格とサイズと性能などを検討して選んだのが、GeForce GTX660でした。
当時実売約2万円ほどでスロットを2段使いますが、長さもほどほどで十分取付出来そうで性能も中の上くらいで良いかなと思いました。
そして、選んだのがmsiのGeForce GTX660 VD4776 N660GTX Twin Frozr III OCでした。
ASUS好きなのでASUS製にしようかと思ったのですが、msiも一度使ってみたかったのでネットでの評判も良かったのでコレにしました。
link >> N660GTX Twin Frozr III OC 製品情報 MSI グラフィックスボード GeForce GTX 660 | 株式会社アスク
実は、2段スロットを使うグラボは初めてだったりします。
今まで安価なエントリーモデルしか使ったことがなかったので大きく厚みのあるボードはなかなか迫力があります。
ファンが2つ付いているのですが、想像以上に静かでTERAで大人数がいる街中などで負荷が上がってもほとんど気になりません。
Quadro 600の場合は、TERAを起動した時点でファンの回転が上がって音が気になるようになったのですが、さすがに余裕があるという感じですね。
現在のメインPCの電源容量が620Wなのでこのあたりのボードが限度かなと思います。
これ以上のものを積むならもっと大型のケースで電源も1000Wくらいは欲しいところですね。
グラボの交換は20分くらいで簡単に終わり、Quadro 600はグラボを付けていなかったサブPCに付けることにしました。
そして、気になる性能を見るためにまずはベンチマークをやってみました。
使ったのは、新しくなったFFXIVベンチです。
結果は以下のような感じです。
FINAL FANTASY XIV: A Realm Reborn ベンチマーク キャラクター編
NVIDIA GeForce GTX 660
システム環境:
Windows 7 Ultimate 64 ビット (6.1, ビルド 7601) Service Pack 1 (7601.win7sp1_gdr.130318-1533)
Intel(R) Core(TM) i7-2600K CPU @ 3.40GHz
16281.141MB
NVIDIA GeForce GTX 660 (VRAM 4042 MB) 9.18.0013.2049
SCORE:15491
平均フレームレート:141.685
評価:非常に快適
画面サイズ: 1920×1080
スクリーンモード設定: ウィンドウモード
グラフィック設定のプリセット: 標準品質(デスクトップPC)
SCORE:7412
平均フレームレート:61.790
評価:非常に快適
画面サイズ: 1920×1080
スクリーンモード設定: ウィンドウモード
グラフィック設定のプリセット: 最高品質
NVIDIA Quadro 600
システム環境:Windows 7 Ultimate 64 ビット (6.1, ビルド 7601) Service Pack 1 (7601.win7sp1_gdr.130318-1533)
Intel(R) Core(TM) i7-2600K CPU @ 3.40GHz
16281.141MB
NVIDIA Quadro 600(VRAM 4095 MB) 9.18.0013.2000
SCORE:2779
平均フレームレート:22.996
評価:やや快適
画面サイズ: 1920×1080
スクリーンモード設定: ウィンドウモード
グラフィック設定のプリセット: 標準品質(デスクトップPC)
SCORE:1293
平均フレームレート:10.114
評価:設定変更が必要
画面サイズ: 1920×1080
スクリーンモード設定: ウィンドウモード
グラフィック設定のプリセット: 最高品質
予想はしていましたが、想像以上に圧倒的な差でした。
そもそもQuadro 600で3Dゲームをやるのが間違いかと・・・。
そして、TERAもプレイしてみましたが、綺麗だと思っていたグラフィックもさらに綺麗になりました。
動きもモッサリ感が無くなりとてもスムーズです。
標準ではプリセット5になりました。
6にしても十分動きますが、さすがにプレーヤーが多いところなどはちょっと厳しい感じですね。
また、気になっていたカメラのパンも100%だと早すぎて逆にタゲが合わせられないくらいになってしまいましたので50%まで落としました。
上位モデルならさらに綺麗でスムーズにプレイ出来るのかと思いますが、コストパフォーマンスを考えるとこのクラスがベストかなと思います。
ちなみに現在使用中のマザーボードはPCI-E2.0なのですが、3.0対応のこのグラボでも今のところ特に問題無く動作中です。
3.0本来の性能は出ませんが、下位互換があるので助かります。
FFXIVは旧サービス開始時にはよほどハイスペックな環境で無いと無理そうと諦めていたのですが、グラボの進化も早いものです。
それではFFXIVもやるか・・・と、思ったりもしましたがFFXIもすっかりログインしなくなりましたしTERAに飽きたら時間のかかるネトゲからは離れようかなと思っています。
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