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名作「THE COCKPIT」のBlu-rayを買ってみた

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最近のアニメは美少女を見てニヤニヤするには事欠かないのですが、涙を流すほど深く感動するようなものを見ることが出来ません。
ニヤニヤするのも大好きなので良いのですが、時々そんな感動するようなアニメを見たいと思ってしまいます。

そんな時にいつも出てくるアニメの1つが松本零士氏の『THE COCKPIT』です。
私はTHE COCKPITから入ったくちですが、もう少し年配の方だと戦場まんがシリーズの方が馴染みがあるかもしれません。

氏の代表作としてはヤマトや999をまず思い浮かべる方が多いと思いますが、私はなんといってもTHE COCKPITですね。
昔から大戦中の戦車や飛行機が好きでしたので原作の漫画はドストライクにハマりました。

そんな漫画から3話がアニメ化されたのがもう20年以上前の話です。
ついこの前のように感じますが、もうそんな昔になってしまいました。

各24分ほどの短編ですが、各話ともに名のある監督が手がけただけに中身の濃い内容になっています。

3話とも甲乙付けがたい作品なのですが、好きな作品をあえて選ぶとすると音速雷撃隊でしょうか。
劇中に流れる琴の音がいつまでも心に響く作品です。

鉄の竜騎兵では先日他界された永井一郎氏が主人公を演じておられます。
わりと脇役が多いように思っていた永井氏が主人公というのは意外な感じもしますが、最高に味のある声はいつまでも心に残りますね。

また、全編通してナレーションをされている岡部政明氏が渋くてとても良い感じです。


THE COCKPITは最初に見たのが確か日テレで土曜か日曜の昼間にやっていたように思います。
民放地上波の昼間にやるのもすごいですね。

VHSで録画していたというだけで時代を感じます。
それだけ古い上に結構マイナーな作品のように思っていたのでBlu-rayで出ているとは思いませんでした。

なんとなくAmazonで検索して出てきたときは思わず即ポチしてしまいました。
戦場まんがシリーズは全62話あるので続けてまたアニメ化されるかと思っていたのですが、残念ながら現在までそれは実現されていません。

戦争を題材にしたアニメはなかなか作りづらいと思うのですが、また作って欲しいと切に願うところです。
他にも滝沢聖峰氏のウクライナ混成旅団とか宮崎駿氏の泥まみれの虎などアニメ化して欲しい作品があったりします。

2年ほど前に戦車アニメのガールズ&パンツァーが放送されて『ついに戦車の時代が来たか!』と喜んだのですが・・・。
美少女が出ないとなかなか難しい時代ですので内容は仕方ないところですね。


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Blu-rayはアンケートハガキやペラ紙すら無いディスクのみというシンプルな内容です。
特典もインタビュー映像が20分ほどありますが、冊子など一切無しです。

無いとちょっと寂しいなぁと思ったりもしますが、アニメが見られれば良いのでこれくらいシンプルなのも良いです。
ディスクが何枚も付いていたり設定資料とか色々おまけがあるのも良いですが、そういうのは結局ろくに見ないので無くても良いかなと思っています。

今日は、Blu-rayが届いて思わず一気見してしまいました。
3話1時間ちょっとですが、何度見ても泣けます。

短い時間ですが、久々に見て感動しました。



B00DHD6MZEザ・コクピット Blu-rayポニーキャニオン 2013-08-21

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