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メイド好きにはたまらない漫画「シャーリー」を読んでみた

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何か面白い漫画はないかとAmazonを眺めていると興味をそそる漫画をまたオススメされてしまいました。
メイドの女の子が主人公の漫画『シャーリー』です。

 link >>  シャーリー (漫画) – Wikipedia


メイドのキャラクターで思い出すところでは、アイリ、マリア、茉莉花、十六夜咲夜、楠 幸村・・・あたりが浮かんできます。
そして、メイド好きなわりにあまりメイドが出てくる漫画を読んだことがありませんでした。

Amazonのレビューを読むと思いの外好印象な感じでしたので、値段が安かったこともあり1~2巻の2冊買ってみました。
本作『シャーリー』は登場人物が少なく、女主人のベネット・クランリーとメイドのシャーリー・メディスン、ベネット・クランリーのお店の常連客以外はほとんど登場人物が出てきません。

内容はベネット・クランリーとシャーリー・メディスンのある日の出来事を綴っていく漫画という感じです。
シャーリーはまじめで働き者の13才の少女なのですが、寡黙な性格なので出番が多いわりには劇中ではあまりセリフがありません。

主に女主人のベネット・クランリーがしゃべっているのを読む感じなのですが、セリフの無いコマが多いわりに読んでいるとシャーリーの心の動きが感じられて話しに引き込まれてきます。
一生懸命働いている時は余計なことを考えたりする余裕はないので逆にそれがリアリティを感じさせるのかも知れませんね。

ただ、素直でまじめなシャーリーだけだとちょっと退屈してしまいそうですが、女主人のベネット・クランリーがまた人当たりが良くてうまくバランスがとれてその2人の絡みを見ているとホッコリします。
読んでなるほどの高評価です。

コスプレや風俗的なメイドとは一線を画する正統派のメイドという感じでとても新鮮に読めました。
思わず2巻の半分くらいまで一気に読んでしまいました。

可愛い女の子がキャッキャウフフするわけでもなく、えっちなシーンがあるわけでもなく、はたまた変身したり戦ったりするわけでもなく、ただ女主人とメイドのある日の出来事を綴った漫画です。
それだけなのですが、丁寧に描かれたのがひしひしと伝わってきますし、作者のメイドに対する思い入れが感じられ、派手さは無いのですが素朴な感じがステキです。

晴れた休日の昼下がりにお茶でも飲みながらのんびり読みたい漫画です。



B00HWLKKWSシャーリー 1巻 (ビームコミックス(ハルタ))森 薫
KADOKAWA / エンターブレイン 2014-02-14

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