- 2010-10-07 (木) 21:31
- ブログ
おそらく、ブログをやっている人の多くが考えることだと思います。
ブログ記事の面白さ、楽しさ、内容の濃さ・・・などなど。
ここでは便宜上、面白さということで括ってみましたが、記事の内容を気にしない人は少ないのではないかと思います。
かくいう私も毎日記事を更新しながら、毎日そのあたりを気にしていたりします。
面白いか面白くないかというのは、人によって違いはあります。
全ての人に面白い記事を書くというのは難しい、あるいは無理ではないかと思います。
このブログも開設から2年9ヶ月ほど経ちますが、いまだに自分でも面白いだろうと思う記事が非常に少なかったりします。
例えば、フィギュアレビューの記事には当然写真があります。
写真の良し悪しはひとまず今回は置いておくとして、それ以外の読む部分が果たしてどうなのかと。
さほど更新頻度が多くないですが、結構前回のレビュー記事をテンプレに書いてみたりすることも多かったりします。
そのあたりは、記事書き以前の問題だったりするので、十分反省すべき所です。
そんな使い回し記事は論外として、面白い記事を書くにはどうしたらいいのか?
ここで明確な答えが出るようであれば、もしかすると毎日数万、数十万ものアクセスがあるかもしれません。
そんな明確な回答は出せませんが、最近思ったことを少し書いておきたいと思います。
私の平日の更新は、どうしても仕事から帰宅後の夜間になってしまいます。
また、ブログ更新に割ける時間も当然限られます。
休日であれば、割こうと思えば朝起きてから日付が変わる時間まで目一杯使えます。
ただ、毎日休日なワケではないので、その平日にどれだけ面白い記事が書けるかが問題だと思います。
短い時間だからといって面白い記事が書けないかというとそんなことはないと思います。
記事内容にもよりますが、書き方次第で面白さも変わってくると思うのです。
実際の文章の書き方は、人それぞれ『ですます調』だったり『である調』だったりすると思います。
そのへんは、サイト管理者の方針もあると思います。
それとは別に内容で私がなるべく気にするようにしていることの1つは、『全ての人がそれを知っているとは限らない』ということです。
ずいぶん前にツイッターで『ツリ目』というのをツイートしたところ、ツリ目をご存じない方がおられて私に質問されました。
なかなか140文字で説明するのも大変でしたので、ツリ目のキャラクター名を出して、こんな感じですと教えてあげました。
その時は、自分では当たり前のように知っていることが他の人も当たり前のように知っているわけではないということを改めて感じました。
例えば、2ちゃんねるの掲示板などを見ると難解な言い回しが多かったりしますが、その掲示板に頻繁に書き込みをしている人には別に何でもない言葉だったりするのです。
ネットでは『検索』というものがあり、今では検索をすれば大抵のことはわかると思います。
ウィキペディアのような百科事典や質問掲示板なども多くあります。
Googleの検索履歴表示で、『○○とは』というのがよく出てくるのは検索している人が多いからだと思います。
記事の中で使うちょっとした専門用語なども検索をすれば出てくることが多いのですが、多くの人はその検索して探すという作業をあまり積極的にはやらないような気がします。
『よくわからないけど、まぁいいや。』となることも多いのではないでしょうか。
そこで、ちょっと一言二言補足して付け加えるだけでずいぶん違ってくると思います。
ただ、何でもかんでも補足していくと今度は知っている人から読みづらい記事になってしまいますので、あくまでさりげなくというのが良いと思います。
例えば、あるアニメの話しをするにしても、そのアニメの内容をいちいち全部書いていては大変ですしそれだけで記事がいっぱいになってしまいます。
ちょっと公式サイトなどのリンクを貼っておいたりすれば、知らない人がどんなアニメか興味を持ったときに詳細がわかって親切かと思います。
また、あまり上手い記事ではありませんが、最近のイベントレポでは面倒でもその写真のものに関する情報記事のリンクを載せるようにしています。
あるいは写真記事で、『少し明るく調整しました。』と書くより、『全体的に少し暗めだったので、トーンカーブを使い少し明るく調整しました。』と書いた方がよりわかりやすいかと思います。
なぜ調整したのか?何を使って調整したのか?というのは、きっと疑問として浮かんでくると思います。
とはいえ、何でもかんでもキッチリ説明すればいいということも無いと思います。
あまりくどくど説明しても文章が長くなって読みづらくなってしまいます。
ほんの少しの言葉を付け加えるだけでもいいと思います。
読んでいる人が全てそれを知っているわけではないということをちょっと頭の片隅に置いておくだけでも文章が少し変わってくるのではないでしょうか。
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コメント:2
- 961832p 10-10-08 (金) 9:32
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自分の知らない言葉が、あたり前に使われている事って結構ありますよね。検索しても出てこない言葉だったりすると本当に困ってしまいます。
とはいえ、調べることで全く別の新しい収穫があったりするので、どちらかというと自分は調べるのを面倒とは思わないほうかもしれません。
自分がウェブサイト“Kimagureman! Studio”を知るきっかけとなったのは、検索していて偶然、グレーバランス調整方法の記事を発見したのが始まりです。
今から一年ほど前の、人生初となるレンズ交換式デジカメを使い出してまだ間もない頃でした。
当時の自分はグレーバランスという言葉すら知らなかったのですが(汗)、ちょうどRAW現像をやりだしていたので画像処理に関する記事は大変参考になる情報でした。
分かりやすさに加えて、文章が自分のそれと近い感じなのでスンナリ読むことができたというのも大きなポイントだったのかなと思います。
そこから画像縮小ソフト、そして撮影機材といった感じに記事を読み進めていった覚えがありますね。
書き手がどういう考えを持っている人なのかが分かる(見える)記事は、そこだけでしか読むことができない、とても魅力のある記事だと自分は思います。 - Rio 10-10-09 (土) 0:48
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色々とありがとうございます。
そういったご意見をいただけるというのは、ブログをやっている上で最高にうれしい瞬間の1つですね。
私も書き手が見える記事が好きです。
不思議なもので、同じような情報を書いても書き方1つで印象が全く変わってしまいます。
人を惹きつけるような記事を書いた人はどういう人なのかというのはとても気になります。
記事は、単に情報を発信するだけでなく人の魅力も感じられるものが良い記事というものなのかもしれませんね。
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