- 2010-07-05 (月) 21:57
- 雑想
最近、自分の思ったやり方で行動することに少々不安があったりします。
例えば、コーヒー。
私は毎朝、出勤前に朝食をとるのですが、その時にコーヒーを飲みます。
昔はインスタントでしたが、いつ頃からか豆を挽いて飲むようになりました。
このコーヒーの挽き具合も特に何かを参考にしたわけでもなく、なんとなくこんな感じにという具合にやっています。
その程度ならまだ良いのですが、自己流の最たるものの1つが、『説明書を読まない。』ですね。
昨年夏に地デジ環境への移行としてDVDレコーダーを購入したのですが、これが説明書無しに始めたところ思いの外ハマリました。
DVD-Rも数枚ダメにして、映画も1本おかしな具合にDVDへ移動してしまいました。
ケータイなどもとにかく本のような厚い説明書がウンザリしてほとんど読んでいません。
何かやるのに行き詰まった時に開く感じです。
そして、最近購入したレンズのSIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSMですが、これにも説明書が付いていたのですが、不思議と最初に広げて読んでみました。
すると、思わぬことが書いてありました。
『レンズの着脱時は、OSスイッチをOFFにしてから行って下さい。』
今まで、手振れ補正機能の付いたレンズはCanon EF-S18-55mm F3.5-5.6 ISくらいしか使ったことがありませんでしたが、そのレンズは中古で買ったため説明書がありませんでした。
手振れ補正機能付きレンズ全般に言えることかどうかはわかりませんが、スイッチOFFで着脱というのは全く意識していませんでした。
これは、気付かずにONのまま着脱していると故障の原因になるかもしれません。
記述がある以上、少なくともONのままでの着脱はOFFでの着脱より機材に良い影響を与えないのは確かでしょう。
これは説明書を読んだからわかったことです。
もし自己流に『説明書など読む必要ないものだろう。』と高を括ってやっていたら、せっかくのレンズを破損させてしまったかもしれません。
この例は自己流な機材の使い方ということに関しての出来事ですが、他にもありそうです。
撮影でもなんとなく自分で良いと思ったことを疑いなくやっていたりすることも多そうです。
このように気付けば良いのですが、おそらく気付かないことの方がはるかに多いと思います。
コーヒーなら適当に挽き具合を変えつつ自分で美味しいと思う状態を見つけられれば特に問題は無さそうですが、問題のありそうな自己流が多そうで恐いですね。
自己流というのも決して悪いことではないと思います。
ですが、どんなことにも『基本』というものはあると思います。
最近、ちょっとその『基本』がおろそかになっているような気がします。
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