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「GITZO ジッツオ G1340 & G338」


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「GITZO ジッツオ G1340 & G338」

ども。こんにちは。
2009年最初のレビューは、三脚をご紹介したいと思います。

おそらく、多くの方が自宅でフィギュア撮影をする場合に使う道具だと思います。
もちろん手持ちで撮影されておられる方もいらっしゃると思いますが、、、

とはいえ、カメラや写真撮影が趣味の方であれば1つはお持ちの道具ではないかと思います。

ところが、三脚というのは店頭で実物を見ようにもなかなか欲しいと思う機種が置いていないのではないかと思います。
よほどの大型店でもなければ展示すら無いのではないでしょうか?

また、web上のレビューでもマイナーな機種などなかなか情報が出てきません。
私もほとんど情報を得られないまま、メーカーの小さい写真を参考に購入しました。

と、いうわけでせめて自分の使っている機種くらいは情報を公開して三脚探しをされている方の参考になれば、と思います。

ちなみに、購入したのは一昨年です。
G1340はまだ現行品のようですが、G338は生産完了のようです。




■まずは、簡単に今回ご紹介する三脚のメーカー説明を。

メーカーは、GITZO(ジッツオ)というフランスの会社です。
創業は1917年で、アルセーヌ・ジッツホーベン(Arsene Gitzhoven)という人が設立しました。

それから90年以上の歴史があります。(1942年、第二次世界大戦によりいったん解散。)
設立当初から三脚を作っていたわけではなく、1950年代になって製品のラインナップに加わったそうです。

それでも60年近い歴史がありますね。

ジッツオといえば、機関砲の台座を作っていたことでも有名ですが、こういったことがジッツオの歴史に重みを与えますね。
(現行のカタログなどではそのへんのことについては触れられていません。)

現在は、残念ながらイタリアのマンフロット社傘下になり、生産拠点もイタリアになってしまいました。
生産工場、サポートセンターなどはイタリアに移っているようですが、本社はフランスのようです。

カーボンファイバー製三脚、マグネシウム製雲台などを最初に作ったのもジッツオです。
また、粉砕した玄武岩から作られるジッツオ独自のバサルトファイバー製の三脚も有名ですね。

そんな様々な魅力のあるメーカーなのです。


そして、今回ご紹介するG1340という三脚は、システマティックというシリーズになります。
このシリーズの最大の特徴は、三脚基部を取り外すことが出来て様々なパーツを組み合わせることが出来るというところです。

ポールの長さを変えたり、ギア式からラピッド式にしたり、レベリングベース、ビデオアダプターなどを付けることも可能です。
着脱を可能にするため、多少構造が複雑になっていますが、メカ好きにはタマラナイ感じですねw

G1340のみでは、センターポールが付属しませんので別途用意します。
私は、短めのギア式ポールG338を選びました。

現在、この2つの組み合わせで使用しています。

※ギア式・・・レバーを回してセンターポールを上下。
※ラピッド式・・・センターポールの固定ネジを緩めて、手で持って上下。



■全体図

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センターポール無しの状態です。
ちなみに、脚に巻いてあるレッグウォーマーは別売りです。


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レッグウォーマーを外した状態。
なんとも無骨な感じですねw


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センターポールG338を取り付けた状態。
レッグウォーマーの青いGITZOのマークがカコイイですw


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デザイン的には古い感じがしますが、それが良いのですw
ズッシリとした感じでとても安定感を感じます。


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別売りのレッグウォーマー GLW-Lです。
幅:26cm、長さ:19cmで、ベルクロ(マジックテープ)で固定します。

本来は、寒冷地などでの使用で手を保護するようなものなのですが、狭い室内ではキズ防止にもなります。
なんといっても、付けるとカコイイのです^^


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全体に伸縮性のある素材を採用し、裏側は全面滑り止め加工となっています。

新しいレッグウォーマーが発売されるので、生産は終わりかもしれません。
デジカメWatch ジッツオ、三脚用のレッグウォーマーをリニューアル


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愛用のマンフロット405ギア式雲台を取り付けた状態。
この段階で、重量が5.6kgくらいになります。

大型の雲台ですが、載せた際のバランスは良いです。


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三脚上部。
この無骨さがタマリマセン(/ω\)


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折り畳んだ状態。
あまり小さくはなりません。

72cmほどあり、持ち運ぶには少し大きいですね。


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脚を広げた状態。
2段階目がよく使うポジションですね。

3段階目は、ポールや脚のネジが床に当たってしまい、ガタガタします。
ポールも上下出来ませんし、まず使わない位置ですね。



■ギア式センターポール G338

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システマティック用のポールの中では小さい方です。
全長35.4cm、スライド幅24cm、重量0.98kg


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手に持つとズッシリとした感じで実に頼もしいです。
ちなみにG338は、生産完了です。


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短いので、人によっては使いにくいかもしれません。

後継モデルは、GS3310GSですが、少し大きくなってますね。
GS3310G: 全長45cm、スライド幅34cm、重量1.2kg


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センターポール基部です。
いかにも中にメカが入っているという感じがステキですw


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三脚から着脱する際は、レバーを根元から少し外して折り曲げます。
これが少しやりづらいので、あんまり頻繁に交換するのは面倒ですね。


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レバー先端部分です。
中に粘性の高いグリスか何かが入っているような少しネットリとした感触で回ります。

実際に回す際の感触は、決して重くなく滑らかですね。


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下の銀色の部分を回すことでポールを上下に動かす際の固さを調整出来ます。


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雲台を取り付けるプレートは、取り外し可能です。
中央のネジは、高さを調整出来ます。


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根元の飛行機の翼のようなネジを締めることでポールを固定します。
簡単にしっかり固定出来ます。


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ポールの下側です。
下側も上と同じプレートが付いています。

カメラを下に付けることも可能です。


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上と同じようにプレートが外せ、ネジも高さが調整出来ます。
下はあまり使いませんが、こういうところも手抜き無く作られているのはさすがです。



■システマティック三脚 G1340

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三脚基部です。
センターポールを付けなくても付属プレートに雲台を取り付けることが可能です。


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ジッツオ独自の「ノアール・デコール」粉末コーティングが実に美しいです^^
水準器が1つ付いていますが、とてもキレイです。

マンフロット405の水準器と同じようなもののようです。
ですが、あちらは接着部のフチが白くなっていたりと、イタリアらしさが満喫出来ますw


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センターポールを取り付けた際に固定するネジ部分です。
サイズは、10mmですが、回すための簡易工具が付属します。

取り付ける際は少しキツイですが、ガタつきも無く、高い工作精度を感じさせます。


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G1340付属のプレートです。
ヤカンの蓋のような形ですね。

ズッシリと重さを感じます。
残念ながら、これはネジの高さは変えられないようです。


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プレートを外した状態。
意外とフチの部分が薄いような感じがしますが、十分な強度はありそうです。


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脚の付け根部分です。
三脚基部との取り付けは、ステンレス製のトルクスネジが付いています。

専用のドライバーが必要ですが、三脚におまけで簡易工具が付いています。


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開脚角度を調整する部分です。
GITZOのロゴが入った部分を引き出し、脚を曲げて上の階段状の部分で3段階に固定出来ます。

上から重さがかかるとガッチリ固定出来ます。


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レッグウォーマーを外した状態。
外すと脚がちょと華奢に見えなくもないですが、、、


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脚先と石突部分。
上の丸いネジで3段目、下の飛行機の翼のようなネジで2段目を固定します。


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2段目固定用のネジ。
この出っ張ったネジはしっかり固定するのは良いのですが、脚を広げた時や折り畳んだ際に邪魔になるのです。


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脚は3段で、太さは1段目から32mm、28mm、24mmになります。
また、脚を伸ばす際に空気が漏れる「シューッ」という音がします。

脚同士の組み合わせに隙間が少ないことの証明ですね。


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石突は、取り外し可能です。
大型の石突やスパイクなどに付け替えられます。

意外と小さく、直径25~26mmくらいでしょうか。
少し固めのゴム製のようです。



■付属品

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G1340の付属品です。
説明書、保証書、レンチ、トルクスネジ用ドライバー。

レンチにはGITZOのロゴが入ってます。
工具は、かなり簡易的なモノです。


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G338の付属品です。
説明書、保証書、レンチはG1340と同じモノのようです。

説明書は日本語表示がありますが、なぜか保証書には日本語表示がありません。


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箱は、黒にGITZOのロゴが入っただけのシンプルなモノです。
ですが、これが異常にカコイイですねw

これを持って歩いている人を見たら、思わず振り返ってしまいたくなります。
ちなみにG1340の方は、本体にMADE IN ITALYの文字がありませんが、箱には小さく記載があります。

結構大きいので邪魔なのですが、カコイイ箱なので処分出来ません><



■その他
おまけの工具が貧相なので、別途工具を用意してみましたw

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自動車工具などで有名なハゼットのレンチです。
美しい仕上げは、持っているだけでニヤニヤしてしまいますw

センターポールの固定に使います。

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ドライバーといえば、PBです。
使いやすさは随一ですね。

脚の固定ネジの調整に使います。
サイズは、T25です。

ちなみに、トルクスネジというのはアメリカのカムカー社の登録商標だそうなので、他社ではヘクサロビュラーやヘクスローブと呼ばれるようです。
身近なところでは、ハードディスクのフタのネジなどにも使われてますね。



■まとめ

さて、今回は三脚のレビューでしたが、いかがでしたでしょうか?

結構使うモノのわり三脚のレビューというのはあまり無いような気がします。
正直、三脚というのは、カメラやレンズ以上に選ぶのが難しいものではないかと思います。

まず、実物に触れる機会が少ないことがツライところです。
材質や使用感、重さや形など選ぶのに重要な要素が写真ではわからないことが多いですね。

そして単純な道具でありながら人によって優先される機能が違うことがあります。
持ち運ぶことを優先させると、大きさは小さめで重さも軽くなるでしょう。

アイレベル以上の高さが必要なら、大きくなりますし重くなりますね。
最低地上高が重要だったり、小さく畳めることが重要だったり、、、

載せる機材によっても千差万別です。
選ぶ際は、自分に必要な機能をまず出しておくことが大切かと思います。


で、私の場合はというと、、、

「メーカーはジッツオ、重さと全高は気にしない、センターポールはギア式」
と、こんな感じの条件で選びました。

メーカーがジッツオというのは、機関砲の台座を作っていたという、軍事まにあ的にはタマラナイ要素がありますのでw
重さは、持ち歩くことを想定しないためで、全高もフィギュア撮りに高さはあまり必要ないためです。

センターポールのギア式は、結構ポイントです。
重量の重いデジタル一眼レフとギア式雲台のマンフロット405を載せるので、ラピッド式では上げ下げがキツイのです。

レバーを回して楽に高さを微調整出来るのはフィギュア撮影ではとても便利なのです。
ただ、もう少しポールが長くても良かったかな~とは思いますが、、、

というわけで、こんな条件で選んでみました。
ポイントの1つにギア式センターポールを入れたことで、結構選択幅が小さくなった気はします。

探してみると、国産メーカーなどでは、ギア式は安価な製品かやたらと高価な製品になってしまうんですよねぇ。
お手頃なものというと、ホントに限られてしまいます。

まぁ、G1340+G338もそれほどリーズナブルではありませんが、、、
レッグウォーマーを含めて6万円ちょとというところです。

それでもシステマティックシリーズの三脚では最も安価な機種なのです。


●この三脚の良い点、悪い点は、、、

    「良い点」
  • 見た目がカコイイw (質感も良い)
  • 憧れのGITZOブランド
  • 安定感がある
  • ポールの上下がやりやすい
    「悪い点」
  • 脚のネジが邪魔になることがある
  • 重い
  • 折り畳んでもあまり小さくならない
  • 低位置にしづらい
  • 脚1本の長さが長い

なんか、悪いところが多いですが、、、orz
良い点は、まぁイイと思います。

脚のネジは、かなりポイントですね。
結構出っ張ってるので、意外と邪魔なのです。

しっかり回せるのはイイのですが、フィギュア撮影では、あまり脚を伸ばすことは無いのです。
脚を3段階目まで開くとこのネジが向きによって床にぶつかってしまいます。

まぁ、ネジを緩めて横に向ければイイのですが、、、

重いのは良いところでもありますね。
畳んで小さくならないというのは使い終わった後の問題です。

この三脚は3段なので脚1本が少し長めです。
脚を開いた際に結構場所を取るのです。

狭いところでやってますので、多少邪魔ですね。

と、まぁ、色々不満もありますが、見た目や使い心地を考えるとあまり問題になりませんけどね^^


●では、実際のフィギュア撮影にはどうか、、、

重量があるぶん、とても安定しているのが良いと思います。
三脚+雲台+カメラ+レンズで約7kgくらいでしょうか。

とても外へ持ち歩く気にはなりませんね(ノ∀`)

重いカメラや雲台をお使いであれば、ギア式ポールは良いと思います。
逆に軽量なコンパクトカメラであればラピッド式の方が素早く調整出来て良いかもしれません。

全高よりも最低高を重視した方が撮影の幅が広がるかもしれませんね。
利用しているカメラや雲台によっては少々使いづらい三脚かもしれません。

まずは、カメラと雲台を選んで、それに合う三脚を探すのが良いかもしれませんね。

例えば、軽いコンデジに小さい自由雲台を付けて手早く色々な角度から撮るようであれば、本体が軽量で上げ下げの早いラピッド式ポールが良さそうです。
逆に重いデジ一に重いレンズを付け、大きい雲台を使うのであればそれ相応の大きい三脚が必要でしょうね。

あんまりフィギュア限定で向き不向きというのは無さそうですね。
撮影者の撮影スタイルに合わせるのみでしょうか。



と、まぁ、こんな感じで三脚レビューをお送りしました。

非常に選ぶのが難しい三脚ですが、何か参考になれば幸いです。
これ1本でなんでもおkというものはありませんので、優先する機能をしっかり考えて選びたいところです。


■仕様

    「G1340 システマティック シリーズ3.」
  • 段数:3段
  • 全高:153cm
  • 最低高:11cm
  • 縮長:72cm
  • 質量:2.91kg
  • 最大積載:12kg
  • 材質:アルミニウム
    「G338 システマティック用ギア式センターポール」
  • 全長:35.4cm
  • スライド幅:24cm
  • 質量:0.98kg
  • 材質:アルミニウム


■参考HP

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