- 2017-02-21 (火) 18:00
- アニメ、漫画
最近、ネットを見ていて気になっていた『けものフレンズ』を1話から見てみました。
背景は手描きだそうですが、キャラクターはCGで作成されているとのことで、動きがCGくさいのは致し方ないところですね。
また、表情があまり変わらないのも普通のアニメと比べて違和感のあるところです。
ですが、このCGくさいところが逆にこのアニメの特徴を出していて良いとも取ることが出来ます。
キャラクターのセリフややりとり、音楽、世界観などからほのぼのとした感じがしてNHK Eテレで放送されそうな感じです。
1話から見始めましたが、最初の数分は多少違和感がありましたが、すぐに慣れてきました。
頭が大きい5頭身のわかりやすいシンプルなキャラクターとちょっと棒読みぽぃセリフまわしが逆に新鮮に感じます。
最初は棒読みっぽぃのはサーバルだけのことかと思っていたのですが、他のキャラクターも多少の違いはありますが棒っぽぃ感じがしました。
特に3話のトキやアルパカのしゃべり方を聞いていると、このへんは意図的にやっているんだろうなぁと思います。
なんとなくアニメというよりお芝居的な感じがしますが、聞き取りやすいですし特徴が出ていて覚えやすいですね。
ストーリーは『図書館へ行く』というシンプルな目的で進んでいくのが良いです。
そして、スタート地点のさばんなちほーからゴールを目指して順番に進んで行き、途中で色々な仲間に出会うというのはよくある流れですが、私は好きです。
私が好きな機動戦士ガンダム(初代)とか狼と香辛料なんかもそうですが、場所を移動しつつ移動先で色々な出来事があるような物語はなんかワクワクするんですよね。
キャラクターが動物の擬人化したものというのも個性がわかりやすくて良いです。
元になった動物を知らなくてもネコ科で夜行性といった程度の知識でなんとなくイメージが膨らみます。
話の合間に動物園の飼育員(?)の方の説明が入るのもそれっぽくて良いですね。
こういった解説が入ることで『動物』のイメージがより強くなります。
登場するキャラクターがみんな女の子というのは大きなお友達にも受け入れられるポイントですし、受け入れやすそうなキャラクターデザインだと思います。
エンディングのペンギンズのイラストなどを見てもニヤニヤしてしまう大きなお友達が多そうです。
メインキャラのかばんちゃんは性別不明らしいですが、横から見るとちょっと胸があったりライオンと会った際に足を崩して座っていたりキュロットに黒タイツということで女の子じゃないかなと思います。
しかし、僕と言ったりして女の子ぽさを感じにくく中性的な感じがして男女ともにうけそうです。
そして、世界観にも魅力がいっぱいです。
大自然の中にうち捨てられたバスがあったり、使われなくなったロープウェーがあったり、この荒廃した感じは廃墟写真などについ見入ってしまう人には魅力的に映るのではないでしょうか。
ネットでは賛否両論あるようですが、私はこういうアニメは好きです。
元々はiOSとAndroidのネットゲームだったらしいですが、すでにサービスは終了しています。
サービスが終了したゲームを元にしてなぜアニメが作られたのかよくわかりませんが、アニメを見たらゲームもやってみたい気分になりますね。
この子供向けぽぃ作りに拒否反応を示す人も多そうですが、細かいところの作りがよく出来ていて思わずニヤッとしてしまいます。
私はすでにリピートし始めるくらいにハマってしまいました。
今後の展開が楽しみですが、こういう旅ものには別れがつきものなのでそのへんを考えると気になって仕方ありません。
今期のアニメで公式HPを見てキャラクターが可愛いのでとりあえず録画していたのですが、これだけ話題にならなかったら結局見ずに春アニメ用にレコーダーの空き容量を開けるために削除していたでしょうね。
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