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「写真で見る海軍糧食史」を買ってみた

2016-02-19 (金) 23:15
雑想

もうすっかり毎日のようにやっている艦これですが、元になった軍艦自体にも興味が沸いてきました。

元々ミリタリー系は好きだったのですが、ドイツの戦車や航空機がメインでした。
そのドイツであっても艦船はほとんど興味が無く、日本軍の艦船も有名どころをいくつか知っているだけでした。

ドイツの戦車や航空機であれば本棚からテキトーに資料を引っ張り出して読むことも出来ますが、艦船の本はまったくありません。
今はWikipediaという便利なサイトがあるのでわざわざ資料を買わなくともいい時代になりましたが、やはり本には本の良さがあります。

何か艦船の資料が欲しいなぁと思ってAmazonを覗いていたら、面白そうな本を見つけました。
『写真で見る海軍糧食史』という本です。

艦船を紹介したものではなく、日本海軍の『食』を紐解いた本です。
艦これでお馴染みの間宮も掲載されていますが、大した量はありません。

去年、NHKで放映された『歴史秘話ヒストリア　給糧艦間宮』のような内容を期待するとちょっと期待外れになります。

幕府海軍時代から昭和にかけて海軍の糧食を事細かに解説してあります。
細かすぎて興味が無い人にはなにやらサッパリという感じになりそうですが・・・。

巻頭には大正時代の缶詰のラベルがカラーで掲載されていてなかなか興味深いです。

軍艦といえば、戦艦をはじめとした戦闘艦から入るのが普通かもしれませんが、私としては特務艦のような脇役の方に興味をそそられてしまいます。
その手始めとしてこの本はなかなか良かったです。

兵器ではなく食べ物から見る日本海軍は、また違った印象を感じました。
そして、読んでいたら無性に羊羹が食べたくなってきてしまいました。