- 2014-12-05 (金) 22:00
- オーディオ、AV機器
自作オーディオのステップアップとしてケーブル自作から次はアンプを作ってみようと思っていました。
一気にステップアップしすぎな気もしますが、回路から全て設計して作れるような知識は無いのでオーディオキットとして売っているパーツを使って作ろうと思います。
ケースから何からパーツが全て同梱されたアンプキットもありますが、今回はベースとなるものを使ってそれに入力端子やら電源など別途パーツを追加していくという感じです。
とはいえ、ケースの加工までして作り上げるにはまだ知識不足なので、とりあえず試作と言うことでアンプキットに最低限必要なものを繋いで音出しをしてみようと思いました。
こういうオーディオ用のパーツなどを扱っているお店は秋葉原などに色々ありますが、今回は秋月電子のネット通販で全て揃えてみました。
今回選んだキットはその秋月電子で扱っている『東芝TA7252AP オーディオアンプ』です。
モノラルアンプなのでステレオにするには2台必要ですが、まずは試作ということなので1台買ってみて使うパーツもモノラル分のみ揃えてみました。
製作は、キットに同梱の基板にコンデンサーなどを半田付けしていくだけですが、入力と電源はケーブルを直付けして出力のスピーカーは取り外しが出来るようにピンヘッダを付けてみました。
パーツ数はさほど多いわけではないので半田付け自体はすぐに終わって完成しました。
写真ではわかりにくいですが、C7のコンデンサーが斜めってます。
特に難しいところはありませんでしたが、TA7252APを放熱器に取り付ける際に樹脂製のネジがなかなか入っていかなくて回したらモキッと途中から折れてしまい放熱器のネジ穴に埋まってしまいました。
とても取り出せないので2mmのドリルで削り取りました。
失敗したのはこれくらいで、後は滞りなく完成出来ました。
電源は2.1mm標準DCジャックを付けて12V 1.5AのACアダプタを使い、入力にはRCAジャックを付けました。
試聴用のスピーカーは端子付きの8Ω 10Wのものを用意しました。
先日作った小型スピーカーを繋いでも良かったのですが、いきなり壊したら元も子もないので安いものを1個用意しました。
完成して早速ピンケーブルとACアダプタを繋いでみたのですが・・・。
無事に音出し成功です。
書いてあるとおりにキットを作っただけなので当然と言えば当然ですが。
それでもちゃんと『音が出た』というだけで一歩前進です。
しばらく色々聴いていましたが、意外に良い音で鳴ってくれてニヤニヤ感が止まりません。
こんな小さな回路で音が出るのが不思議です。
その後、トグルスイッチを入れて電源のON/OFFを出来るようにしたり、赤色LEDを入れて電源ランプにしてみたり色々試してみましたが、なかなか楽しかったです。
今回は試作ということでケースもありませんし、音が出ればOKということでやってみました。
パーツも数十円くらいのものばかりです。
LEDは身近にありすぎてもう当たり前のものになりましたが、LEDだけを買って光らせるというのは初めてなのでなかなか良い経験になりました。
試作してみてステレオアンプ製作の目処が立ったので次はこのキットを2つとケースも用意して実用品として完成させたいと思います。
- Newer: カリタ 陶器製コーヒードリッパー 102ロトを買ってみた
- Older: 2015年6月21日に幕張メッセで「とら祭り2015」が開催
コメント:0
トラックバック:0
- このエントリーのトラックバックURL
- https://kimagureman.net/archives/24141/trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- 東芝TA7252AP オーディオアンプを試作してみた from Kimagureman! Studio ~趣味全開! 気まぐれ更新日記~