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Western DigitalのNAS向けHDD『WD RED』を使ってみた

2M4C6926s.jpg

自宅ではメインPCのデータバックアップやネットワークオーディオプレイヤー用のflacファイルを格納するのにNASを利用しています。
acerのREVOCENTERというWindows Home Server 2011のNASです。

HDDが4台格納出来るのですが、先日そのうちの1台が故障してしまってしばらく3台で稼働していました。
起動ドライブの1TBが1台と2TBが2台です。

当時、あまりデータも保存していなかったので3台で十分かと思い、そのまま利用していました。
ところが、その後保存するデータが増えてきて徐々に空き容量が乏しくなってきてしまいました。

5TBもあって足りなくなるというのもすごいですが、実はほとんどはバックアップで占めているのです。
2TBのHDD2台のうち1台はNAS自体のバックアップ用で、もう1台はメインPCのデータ用で使っている2TBのHDDの中身をそのままコピーしてあります。

つまり、実質使えているのは起動ドライブの1TBのHDDの空き部分だけなのです。
なんとももったいない使い方のような気もしますが、HDDが1台故障した際に入っていたデータがバックアップから復元できたので強ち無駄というわけでもありませんでした。

そんなわけで空き容量不足が深刻化してきたこともあり、故障したHDDの代わりに新たに1台HDDを増設することにしました。
HDDを購入するのは何度目になるかわかりませんが、今回は以前から気になっていたWestern DigitalのNAS向けHDD『WD RED』を使ってみました。


2M4C6935s.jpg

Greenよりも少し値段が高くなる分、耐久性などが向上しているようです。
以前にSeagateのエンタープライズ向けのHDDを使っていたことがあるのですが、一般向けのHDDでNAS向けなどと銘打って大々的に売るのは初めてではないでしょうか。

届いてから早速取り付けてみましたが取付自体は2分くらいで簡単に終わりました。
NASの前面の扉を開けて差し込むだけなので簡単です。

特に問題無く認識したので、お約束のベンチマークテストをやってみました。


ベンチマークテスト

20131224084005s.jpg
WD RED WD20EFRX 2TB

———————————————————————–
CrystalDiskMark 3.0.3 x64 (C) 2007-2013 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

Sequential Read : 41.063 MB/s
Sequential Write : 67.070 MB/s
Random Read 512KB : 31.100 MB/s
Random Write 512KB : 58.491 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 0.452 MB/s [ 110.3 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 1.704 MB/s [ 416.1 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 1.845 MB/s [ 450.4 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 1.920 MB/s [ 468.8 IOPS]

OS : Windows 7 Ultimate SP1 [6.1 Build 7601] (x64)



20131224084343s.jpg
WD Green WD20EARX 2TB

———————————————————————–
CrystalDiskMark 3.0.3 x64 (C) 2007-2013 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

Sequential Read : 33.373 MB/s
Sequential Write : 58.777 MB/s
Random Read 512KB : 22.347 MB/s
Random Write 512KB : 39.191 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 0.407 MB/s [ 99.3 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 0.690 MB/s [ 168.5 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 0.732 MB/s [ 178.8 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 0.522 MB/s [ 127.4 IOPS]

OS : Windows 7 Ultimate SP1 [6.1 Build 7601] (x64)



ベンチマークテストの結果を見ると今まで使っているGreenよりも明らかに性能が上がっています。
ただ、WD20EARXの回転数が5,400rpmなのに対してWD20EFRXの方は回転数が非公開なのです。

性能が上がっているところを見ると同じ回転数なのか気になるところです。


これで1台欠けていたNASのHDDスロットが全て埋まってなんとなく落ち着いた感じです。
耐久性が高いということと3年保証が付いていますので今までよりもちょっと安心感がありますね。

これでしばらくの間はNASの容量は心配なさそうです。



B008P56QTGWD Red 3.5inch IntelliPower 2.0TB 64MBキャッシュ SATA3.0 WD20EFRXWESTERNDIGITAL

by G-Tools

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