- 2022-06-02 (木) 2:34
- 雑想
先月、5月の3週間くらい某Vtuber(以下、Mさん)のライブをリアルタイムで見ていました。
原神で面白い実況をやっているYoutuberを探していたのと、Vtuberにハマるのはどんな気分なのかというのを感じてみたく、Mさんをしばらく見ていました。
YoutubeにおいてVtuberというのは相当な数が活動しているようですが、果たして登録者100万人超えのVtuberとどこが違うのかというのも興味がありました。
原神実況は、ちょうど始めて間もない頃だったのでスタート直後の初々しい感じでなかなか面白く見始められました。
Vtuberなので顔出しはもちろんありませんが、アニメキャラのような声がとても可愛く、それでいて途切れること無くペラペラしゃべっているのを聞くのは楽しかったです。
私が見ていた範囲内では、ほぼ原神の実況しかやっていませんでした。
よくある歌枠や雑談枠、別のゲームもほぼやっていないというのはちょっともったいないなぁと思いましたが、これはこれで原神好きにはありがたいです。
ただ、余裕があれば別の配信も混ぜるべきかなと思いました。
大手のVtuberで1つのゲームだけを毎日やっている人は見かけません。
ちょうど同時期に『にじさんじ』などの大手事務所のライバーも原神を始めたりしていましたし、探してみると原神実況を始めているVtuberが多かったので大丈夫かなと少し心配しながら見ていました。
見るなら途中で放り出したりしないでズップリハマっているのを見たいですしね。
同じ事務所の別なVtuberも原神を始めていましたが、1週間くらいで配信が途切れてしまいました。
ゲームの好き嫌いもあると思うので難しいところです。
やはり、本人が楽しんでやっていると見ている方も面白いですね。
幸いなことにMさんはしっかりハマったようでした。
有名どころのVtuberを見ているとなんだかんだでアレコレしゃべって楽しそうに見えます。
黙る時間を作らない、リスナーに話しかけるようにしゃべる、などというのも大きいと思いました。
登録者が少ないVtuberを色々見ましたが、ゲームに集中してしまって静かな実況をしている人も珍しくありませんでした。
その実況だけを見ていればそんなに違和感はないのかもしれませんが、間断なくしゃべるというのは大事だと思いました。
しかし、それを3時間とか続けるのは考えてみるととても大変な作業ですね。
大手のVtuberで喉をやられている人をちらほら見かけるのも頷けます。
そして、リスナーの質というのも意外と重要だと思いました。
幸い、私が見ていたMさんの実況ではわりとほっこりした感じのメッセージが流れていて居心地は悪くなかったです。
特定の人がずーっとチャットを流していたり、初見お断りみたいな雰囲気があるとなんだかなぁという気分になってしまいます。
まだ登録者1000人になっておらず、収益化もしていなかったというのも良かったかもしれません。
1000人という目標に向かって実況者が頑張り、リスナーがそれを応援しやすいという良い時期だったのでしょう。
Mさんの実況では、ほとんどのコメントを拾えるくらいのコメント数でしたが、いちいち反応してもらえるのはリスナーとしてはうれしいですね。
ただ、コメントを拾い過ぎて肝心のストーリー実況が途切れ途切れになってしまっていたのは残念でした。
特に原神はストーリーが良いのでそこはきちんと流して欲しかったです。
原神ではマルチプレイが出来るようになるまで少し時間がかかるのですが、マルチが出来るようになっても面白さを損なわないような配慮があったりしてなかなか上手い人だと思いました。
マルチではLV90のパワープレイで瞬殺して終わりといういわゆる姫プレイとかキャリープレイといった感じになってしまうのでとても新鮮な感じでした。
しかも、参加者の名前をきちんと動画内に書き出したりしていたのは驚くところです。
もちろん、リスナーが少ないからこそ出来ることではありますが、なかなかここまでやってくれるVtuberはいないのではないかと思いました。
リスナーを大事にして楽しませようという感じが伝わってきてとても良かったです。
これからどんどんリスナーが増えていくといつまでも出来ることではないと思いますが、できる限り続けて欲しいですね。
そんなこんなでしばらく楽しく見ていたのですが、そろそろ収益化しそうなところまで来たので拝見を終了しました。
面白く見ていましたが、残念ながら実況の時間帯がやけに遅い時間で、リアルタイムがなかなかキツくなってきました。
時差のある海外からの発信なのかもしれませんが、断片的な発言からは日本ぽぃ感じはしました。
どこからでも良いですが、さすがに0時とか1時開始で明け方まで見るのはキツいです。
また、そろそろ収益化しそうなところまで来たので見るのをやめたというのもあります。
世の中には赤スパという万単位でスパチャをする人がいますが、そういった人達の気持ちが少しでもわかるかなと思ったのですが、私には配信を見ながらお金を投げたくなる心理は理解できませんでした。
スパチャやメンバー解禁して色々変わるのは見たくなかったのもあります。
面白い配信ではあったのですが、事務所のお金でガチャを回したりしていたのにちょっと興醒めしてしまったのもありました・・・。
同接は、最後の方で見たガチャ配信で150人とか行きましたが、見始めの頃は30人とかそのくらいだったと思います。
最後に見た時点で900人を超えて増えていましたので1000人越えはすぐでしょう。
最近リスナーが多くなってきていましたので今後順調に登録者数は増えることと思います。
あとはリスナーと積極的にプロレス会話など出来るようになれば大きく化けそうだと思いました。
ずっと見ているとたま~に見え隠れする遠慮というか引いてしまっているような雰囲気がちょっと気になりました。
いまはまだ良いですが、人が増えると必ず心ない発言をする人が出てくるものです。
多少グサッとくるようなことも笑顔で受け流すのはなかなか難しいことと思います。
例えばBBAなどと言われてサクッと返しが出来るかどうかというのは大事だと思います。
声が可愛いというのはとても大きな武器ですね。
こればかりは天賦の才なのでどうしようもないと思います。
ボイチェンを使っているVtuberもいますが、どうしても不自然さが出てしまいます。
医学が進歩して声を変えられる時代になればまた違うかもしれませんが、声質と話術は容姿を隠してVtuberになったところで補いきれるものではないと思いました。
しばらく見ていて思ったのは、Vtuberも中の人次第だなぁということでした。
ガワなどテキトーにそれっぽぃ可愛らしいキャラを使えば良いまでありそうだと思いました。
Mさんの実況を見ている間、珍しくコメントを入れたりしていましたが、反応があったりするとリスナーとしてはうれしいですね。
いままでこういった実況では見ているだけでコメントなどは一切しなかったのですが、自分の書いたコメントに反応してもらえるというのは結構新鮮な体験でした。
このへんもVtuberにハマる大きな理由の1つではないかと思いました。
ふと思ったのは、これはAKB48の活動方針である『会いに行けるアイドル』というのに近いのかなと思いました。
実際に会うことは出来ませんが、代わりに実声で自分のコメントにリアルタイムで反応してもらえるというのは大きな魅力ですね。
好きな声優のラジオ番組に手紙を送って読んでもらうといったことの進化形という感じかもしれません。
私が見ていたMさんは、声も良いですし配信に対する姿勢もとても良かったと思います。
登録者数の伸びがイマイチだったのは、知られていないということに尽きるかと思いました。
例えば、ヒカキン氏のような影響力のある人の動画でちょっとでも触れられればそれだけであっという間に人数は増えるでしょう。
大手のVtuberがコラボをよくやるのも知られるためというのが大きいと思います。
私もブログを始めたての頃は全然人が来ませんでしたが、大手のブロガーに紹介された途端にスゴいアクセス数があったりしました。
特にYoutubeの検索機能がイマイチよろしくないようで、新人Vtuberを知る機会がなかなかありません。
こういったところから、知ってもらうというのは大事なアクションなんだなぁとあらためて感じました。
しばらくの間見ていていましたが、1日3時間とか見るのはなかなか大変でした。
毎日30分アニメを6~7話見ているようなものですからね。
夢中になって見ていると気づきにくいですが、振り返るとずいぶんな時間だったと思います。
もう見るのをやめてしまいましたが、収益化後も頑張ってやっていってほしいなぁと思いました。
こうして応援したくなって来ている自分を振り返ると、Vtuberにハマる人達の気持ちがなんとなくわかった気がします。
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