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絵にまつわる話と自分の趣味

  • 2011-12-17 (土) 23:07
  • 雑想

今日もいつものように仕事の行き帰りにiPhoneで2chまとめサイトを読んでいました。
比較的小さい画面のiPhoneとはいえ、好きな二次元画像スレを開くのはちょっと躊躇われますので文章の面白そうなスレを主に読んでいます。

そんな今日はあるスレを朝と帰りの電車で読んでいました。

 link >>  絵を描き続けたら人生救われた|VIPPER速報


二次元イラスト好きとしては読まざるを得ないと勝手に思い込んで読み始めました。
絵=美少女イラストとすぐにそう結びつけてしまう自分がちょっと情けなく思ったりします。

とはいえ、思った通りにコミケの話など出てきてなかなか興味深い話でした。

絵を描くことに関する技術的な内容ではなく、絵を描くことにまつわる色々な人間関係や出来事を語った内容でした。
こういう話はとても好きです。

ただこういうことがありましたよ的なことでもなく二転三転と思わぬ出来事があったりして最後まで目が離せませんでした。


絵を描くっていいですよね。
私も学生の頃は模型作りとともに絵も描いたりしていました。

まだパソコンが普及する少し前でしたので、紙と鉛筆のみで色の無い絵を描いていました。
絵といってもオリジナルではなく、模写的なものばかりでしたが。

趣味としてはどちらかというと模型の方をやっていましたので絵画の道具を揃えたりということはなく、せいぜい鉛筆にこだわったくらいでした。
鉛筆は今でも三菱のHi-Uniが好きです。

その模型もいつの間にかTVゲームやパソコンに押し出されるようにやめてしまってずいぶん経ちます。
ゲームもパソコンも模型も絵も面白いものではあるのですが、仕事をするようになってくるとどうしても簡単に楽に出来る趣味をやるようになってしまいます。

ゲームはゲーム機とテレビの電源を入れてすぐ出来ますし、パソコンも立ち上げればすぐに使えます。
でも、模型は工具や材料を用意したりしなければいけませんし、削りカスや残った塗料の後始末など結構大変です。

イラストは最低限紙と鉛筆があれば描けますが、ゲームやパソコンのように勝手に何か表示される物を受動的に見て楽しむことは出来ません。
真っ白な紙は何か描かなければいつまでも真っ白です。

クリエイティブな趣味はどうしても趣味をやるのに使うエネルギー量が多く必要なのです。
仕事を始めてしまうとどうしても楽な趣味をやりがちになってしまいます。

でも、模型や絵をやりたいという気持ちは常々頭の片隅にあるのです。
その代替えと言うのは失礼ですが、クリエイティブなことをしたいと思うことから始めたのが写真でした。

写真であれば出来の良し悪しは別として、1枚の写真を撮るのにかかる時間は模型を1つ完成させることや絵を1枚描き上げる時間より短く済むと考えました。
実際、3~4時間も撮っていればブログに掲載出来るくらいの量の写真は出来上がりました。

写真を撮ること自体も面白いですし、何より結果が物としてキッチリ残るのはやりがいがあります。

ゲームは最も長くやっている趣味ですが、例え何年やっても何も残りません。
FFXIも8年くらいやっていますが、ゲーム内のアイテムはゲーム内には残りますがサービスが終了してしまえば何も残りません。

それは重々承知なのですが、楽に出来て面白いのでついつい時間を費やしてしまうのです。
何か残る物が良い趣味で残らないのは良くない趣味というわけではありませんが、やはり形として何かが残るのはうれしいものです。

写真も基本的にデジタルデータでしか残していませんが印刷をすれば立派に物として残ります。
そのあたりがゲームと大きく違うところです。

ブログを続けるのも、インターネットというデジタル世界ではありますが自分がやめない限り無くならずに残る物だからです。
自分のやってきた軌跡が残るのはやり甲斐があります。

もし、来年FFXIのサービスが終了するのなら、それ以降何も残りません。
ただ8年間面白かったね、というだけです。

何かを残したいという目的で趣味をやっているわけではありませんが、何かが残らないより残る方が良いと思っています。
自分が作った模型、自分が描いた絵、自分が撮った写真・・・。

今ではゲーム専用機は1つも無くパソコンがゲーム機代わりになっています。
かつて、模型や絵をやめたようにゲームもやめる必要があるのかなと思うことがあります。

ブログと写真をやり始めてずいぶん変わったと思います。
人生が変わった、とまではいかないですが色々と良い方向に変わったと思います。

でも、ゲームをやっていて良い方向へ変わったということはあまり無いのです。
悪い方向へ変わったと思われることは多いのですが。

模型は臭いや粉塵の問題でなかなか敷居が高くなってしまいましたが、絵は描こうと思えばいつでも描くことが出来ます。
この話のような人生の変化は無いと思いますが、絵を描けば何かが変わるような気がします。

今まで絵をまた描きたいと思いつつ、本を買ったりペイントソフトなども買ったりしました。
ブログに内容が無いにもかかわらずイラストというカテゴリを作っているのもそんな思いがあってのことです。

夏と冬に開催されるコミケがあれほど多くの人を集めるのも絵にはそれだけの魅力があるからだと思います。
残念ながら私の中では写真では絵の魅力には勝てないのです。

もちろん写真には写真の魅力があり、絵と比較するのはナンセンスです。

今回、この話を読んでいて自分も人生を救ってみたいと思ったりしました。
ですが、別に人生は良くも悪くも変わらなくてもいいのです。

絵を描きたいという衝動は、何の理由も無くただ描きたいというクリエイティブな欲求として沸いてくるものではないかと思います。
魅力的な二次元美少女を描いてみたい!という気持ちは人生云々とは全く別のところから出てくると思います。

私がいつまでも描き始められないのは何か余計なことを色々考えすぎているような気がしました。
描き始めてみればきっと・・・。

絵にまつわるある人の人生の話を読みながらふとそんなことを思いました。

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