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ちょっと贅沢なウィスキー樽のボールペン 『三菱 PURE MALT』

  • 2011-05-07 (土) 1:34
  • 雑想

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普段、自室の机に座ってやることといえばブログを書いたりFFXIをやったりなどパソコンを使った作業がほとんどです。
ブログの記事もいちいち紙に書いたりせず、直接キーボードで入力していきます。

大体のことはパソコンのモニタ内で完結してしまいます。
そんな中、ペンはあまり使わなくなったと思うのですが、意外に書くことはあるものです。

ブログ記事も何か書こうと思い付いた時など、メモ帳に概要だけ書いておいたりします。
FFXIも書くことが無さそうですが、自分でイベント主催した時などメンバーの名前やジョブ、希望品などメモすることは意外にたくさんあります。

こういうことは、いちいちキーボードで入力するより紙に書いてしまった方が早いですし、便利です。

パソコンが便利になったからといって紙が不要になることはなく、逆に紙に書くことは増えているような気がします。
まぁ、自宅で書くことといってもそんな趣味的なものばかりですが・・・。

ですが、そんな趣味的なことだからこそ書くものにもこだわるのが趣味の趣味たる所以ではないでしょうか。


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何年か前にウィスキーの樽材を利用したというボールペンを購入しました。
三菱のPURE MALTシリーズのノック式のボールペンです。

シンプルでありながら樽を思い起こさせるような胴の膨らんだデザインが気に入って愛用していました。
机の上に転がしておいて、メモをとる必要がある時にすぐ使えるようにしてあります。

価格も1700円ほどと雑に扱うボールペンとしてはそれほど安くないですが、とても良い木の手触りもあってなかなかお気に入りでした。
そのボールペンを見ながら、確か1つ上の上位モデルがあったことをふと思い出しました。

そのペンを買う際にさすがにちょっと高いかと思ってやめてしまったペンです。


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数年経ってネットを見てみると、まだ売られていました。
あらためて見ると、国産ならではのまとまったデザインでそれがなんとも美しく見えました。

そして、しばらく見ていたら思わず買ってしまいました。
それが、今回買ったPURE MALT SS-5015-P10です。

以前買ったのはSS-2005というモデルでしたが、芯を最初から付いているSJ-7から加圧式のSJP-7に変更していました。
今回買ったSS-5015-P10は、最初から加圧式のSJP-10という芯が付いています。

7と10の違いはペン先の太さですが、0.3mmの違いでもずいぶん書き味に差が出ます。
もちろん、ペン本体の作りも違うので違うのは当然と言えますが、感触がだいぶ変わりました。


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2005は使いやすく気に入っていたのですが、ノック式なのでどうしてもペン先の微妙なブレが気になります。
転がしておいて気楽に使うにはノック式の方が便利だと思うのですが、ちょっとしたこだわりが出てきてしまうと気になってしまいます。

5015はキャップ式で、使うのにいちいちキャップを外して使わなければいけません。
ですが、芯がしっかり固定されているので、ノック式のような書いたときのほんの僅かなブレが気になりません。

キャップをおしりに付けないとペン軸が短めで軽いのですが、付けると少し重くなって良い感じのバランスになります。
このキャップも、外す時とはめる時にカチッと小気味良い音と感触があってなかなか良いです。

同じくウィスキーの樽材を使ったペン軸ですが、微妙なカーブが有って手触りもより優しくなっている感じです。
最初からこちらにしておけば良かったかなと思いました。

とはいえ、ノック式の手軽さも捨てがたいのでどちらも使いたいところです。


ボールペンというと、それまではロットリンクのペンを長いこと愛用してきました。
結構重いペンでしたが、その重さが心地よく独特の金属の質感が美しく素晴らしいペンです。

海外製のペンではモンブランの万年筆なども使ったりしていましたが、いつ頃からかペンは国産が良いと思うようになりました。
それは、三菱鉛筆のHi-uniからでしょうか。

学生の頃は、ステッドラーやファーバーカステルなどの輸入鉛筆をニヤニヤしながら使っていたのですが、書き心地の良さを比べると断然Hi-uniでした。
とはいえ、そのへんの文房具店でも扱っているような鉛筆でしたので、ハンズやお茶の水の画材店など一部の店舗でしか見かけない輸入鉛筆を使っていました。

それが、いつ頃からかHi-uniを愛用するようになり、それから国産の筆記具へと目を向けていきました。
面白いもので、筆記具は値段が高ければ使いやすいというわけでもありません。

上を見るとキリがありませんが、100円の使い捨てボールペンの使いやすさは計り知れません。
今回購入した5015は4000円ほどとボールペンとしては決して安いものではありませんが、輸入ブランドと比べるとリーズナブルだと思います。

趣味の中で趣味のために使うボールペンは、ちょっとした贅沢をしてみたいと思います。
価格の贅沢ではなく、自分が使って満足出来る贅沢が良いですね。

まだ使い始めてほんの数日ですが、このボールペンとは長い付き合いになりそうな予感がします。

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