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HF PlayerでDAPとして蘇るiPhone4

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今日は、いつも持ち歩いているポータブルオーディオを少々いじってみました。
今までは、SONY Walkman NW-A866とポタアンPHA-1の組み合わせで使っていました。

これにbeyerdynamicのDTX501pを繋いで聴いていたのですが、自宅でのヘッドホン環境が良くなってくるに従って音質的にもう少し良くならないかと思うようになりました。
PHA-1はiPodやiPhoneなどをデジタル出力で繋げられるのですが、なぜか同メーカーのWalkmanではデジタル接続出来ません。

ですので、Walkmanでデジタル接続しようとするとWalkmanをF880シリーズやZX1、ポタアンもPHA-2に買い替えになってしまいます。
PHA-1から2に買い替えるのはもったいないので、なんとかiPhone + PHA-1で使えないものかと考えていました。

現在メインで使っているiPhone5は電話やネット閲覧でも使っていますのでいちいち繋いだり外したりが面倒な上に容量16GBで空き容量もさほどありません。
と、そこで思い付いたのが使わなくなって目覚まし時計として余生を送るiPhone4です。

容量16GBですが、DAPとして使うならプレーヤーソフト以外は消してしまえばそれなりに空くはずです。
また、A866のWaveファイルと違って1曲当たりの容量が小さいFlacファイルを入れるのでそこそこ入るのではないかと思いました。


まずは、Flacファイルを再生出来るアプリを探してみました。

手持ちのアプリの中では、FLAC Player+、GoodPlayer、VLC Player、Ace Playerなど結構使えるモノがありました。
FLAC Player+が無料で評判も悪くないのですが、アートワークが表示されず、なぜかアルバムを開くと曲順がめちゃくちゃになってしまいました。

使い比べた感じではVLCが使いやすかったのですが、プレイリストが作れないのが気になって他に何か無いか探してみました。
そこで見つけたのが、FLAC PlayerとHF Playerでした。

FLAC Playerはわりと有名なアプリのようですが、英語表示なのが英語が苦手な身としては少々気になりました。
一方でHF PlayerはONKYOのアプリで日本語対応していて比較記事もありましたのでそちらも参考にしてこちらを使ってみることにしました。

 link >>  【第72回】iPhoneでハイレゾ再生、どっちを選ぶ?「HF Player」「FLAC Player」を徹底比較 (1/4) – Phile-web


使用環境は、iPhone4(iOS6.1.3)、HF Player 1.1.1です。
音源は、音楽CDからリッピングした44.1kHz/16bitのFlacファイルを使用しています。


HF Player画面

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再生画面です。
アートワークも表示されて見やすいです。



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イコライザも充実していて、自分でも調整できますしあらかじめ用意されているものもあって色々変えて楽しめます。



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イコライザ品質の設定でSDとHDと変えられます。
詳しくはよくわかりませんがHDの方が高精度な反面バッテリー消費が大きいという感じらしいです。

ちなみにiPhone4でHDの設定で再生中にイコライザをONにしたところ曲が途切れてしまってうまく再生出来ませんでした。
イコライザをいじらなければiPhone4でも特に再生に問題はありませんでした。



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アルバム一覧はアートワークが表示されて見やすいです。



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アルバムの表示は情報がうまくまとめられていて見やすいです。



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全曲表示は、アルファベットとかな順になりますが、漢字は最後にまとめて表示になります。
洋楽などは良いですが、漢字の曲名が多いと探しづらそうです。



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アーティスト表示はアルバム数と曲数が出てわかりやすいです。



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使用するヘッドホンを選択できます。
ただ、ONKYO製アプリなのでONKYOのヘッドホンとAppleが1つだけですが・・・。

何が変わるのかわかりませんが、RAW現像ソフトにあるようなレンズメーカーごとのプロファイルのように他のヘッドホンメーカーの製品に合わせて特性を変えたりするような機能が追加されたらスゴいですね。



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曲の登録はiTunesから行いますが、この同期ボタンを押さないと表示されません。



感想

HF Playerはダウンロードは無料ですが、アプリ内課金をしないとFlacファイルの再生が出来ませんでした。
2014/03/03現在で1,000円でしたが、ものは試しとほとんど試用せずに課金してみました。

結果はなかなか使い勝手が良くて満足です。
古いiPhone4のわりに使っていていきなり落ちることもなく動作もそれなりに快適でした。

使っていて秀逸だと思ったのは、曲送りなどをしたときに前の曲がフェードアウトしていることでした。
さりげない動作ですが、良く作り込まれているアプリだと感じました。


ただ、1つだけ不満があったのがプレイリストでした。

プレイリストの項目はあるのですが、どうやって作るのかよくわかりません。
ヘルプの中にプレイリストの作り方も出ていたのですが、それでも???という感じです。

このへんはもう少しわかりやすくなると良いですね。
とりあえずなんとなくリストぽぃものは出来たので、もう少しいじってみようと思います。

あとは自宅などでローカルネットワーク内のデータを読めないのが残念なところです。
ここはVLC PlayerやGood Playerを使おうと思います。


A866と聞き比べてみると明らかに音量も解像度や量感もアップしています。
DAP直であればA866に軍配が上がりますが、デジタル出力が出来ないA866ではPHA-1を使うと少々分が悪い感じです。

現状のA866 + PHA-1からアップグレードするにはF880 + PHA-2にするしかないかなと思っていたりしたのですが、わずか1,000円で十分なアップグレードが出来ました。
iPhone5に機種変更する際にiPhone4を下取りに出さなくて良かったです。

ホームボタンが多少へたってしまって反応が悪いですが、バッテリーはまだ十分使えそうです。
バンパーを外してPHA-1にくくりつけてみましたが、サイズも丁度良いですしiPhone4のRetinaディスプレイや裏面のガラス仕上げが綺麗です。

試しにアルバムを2枚ほど聴いてみましたが、A866よりだいぶイイ感じです。
ケーブルの出っ張りが逆になったのが少し気になりますが、他は実用上特に問題なさそうです。

これでしばらく使用して問題無ければiPhone4 + PHA-1でいこうと思います。
これなら楽曲をFlacファイルとA866用のWaveファイルと2つ用意せずともNASにあるFlacのみで一括管理できます。

あとは明日から実際に外でじっくり使ってみようと思います。

SONY マイクロUSBプラグ変換アダプター WMP-NWM10を買ってみた

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普段、通勤時などにはウォークマンを愛用しています。
もう生産終了してしまいましたが、NW-A866という機種を使っています。

これに先日導入したポタアンのPHA-1を繋いで聴いていますが、すこぶる良質な音で大変満足しています。
少々大きくなってしまいましたが、使い勝手も悪くなく気に入って毎日使っています。

ただ、使っていると不便に思うこともあります。
それがソニー独自規格のWM-Portです。

今までは高いと思いつつもPC接続用と充電用で2本のWM-Port用ケーブルを使っていました。
それはそれでケーブルが増えてしまって邪魔ではありますが、別段不満はありませんでした。

しかし、万一の電池切れのために持ち歩いているモバイルバッテリーで充電する際には不便です。
iPhoneとPHA-1とウォークマン用に持ち歩いているのですが、全てケーブルの規格が違うという面倒な状態です。

LightningケーブルにはマイクロUSB変換プラグが純正品でありますが、価格が高いのと純正ケーブルより少し大きいらしくバンパーの上から付けられるかわからないので普通に純正ケーブルを持ち歩いています。
WM-Port用のケーブルも持ち歩いていたのですが、PHA-1がマイクロUSBでさらに1本増やすと非常に邪魔になってきたのでこちらは純正のマイクロUSBプラグ変換アダプターを使ってみることにしました。

データ転送には自宅のWM-Port用ケーブルを使えばいいので、外で充電さえ出来ればOKです。
エネループのモバイルバッテリーにマイクロUSBケーブルを繋いでこの変換アダプタを試してみたところ、特に問題無く充電できました。

結構小さいパーツですが、これでも900円くらいするのでバカになりません。
昔から独自規格好きのソニーなので諦めていますが、ホントに面倒くさいです。

とはいえ、こういう変換パーツなど大好きで、見るとついニヤニヤしてしまう自分がいるのですが・・・。



B009F2GCX8SONY マイクロ USBプラグ変換アダプター WMP-NWM10ソニー 2012-10-20

by G-Tools

SONY PHA-1でポタアンデビューしてみた

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音楽を聴く趣味はカメラはもちろんのことパソコンなどよりもはるかに長い期間やっています。
初めて買ったCDはTM NetworkのCAROLというCDでしたが、もう何年前になるでしょうか。

その後、だんだんと音楽を聴く環境を整えていって一時期はずいぶんオーディオにもこだわっていました。
今では見る影も無くなってしまいましたが、アンプと言えばサンスイということで今でもサンスイのアンプを愛用しています。

いつ頃だったか、家電メーカーも参加した高級オーディオがブームのような時期がありました。
今では信じられないかも知れませんが、SONYやPanasonicも数十万円から100万円を超えるようなオーディオを作っていたのです。

その後、パソコンを始めてからはパッタリとそのあたりのモノにこだわらなくなってしまいましたが、相変わらず良い音で聴きたいという願望は持ち続けています。

メモリを使った超小型の音楽プレーヤーが普及してきてからは外ではそれらを利用して音楽を聴いていますが、小型ゆえかどうにも音質的に限界を感じていました。
iPhoneからウォークマンへ乗り換えてずいぶん経ちますが、最近ではそのウォークマンにもちょっとした不満が出てきてしまいました。

そこで気になっていたのが、ポタアンの存在です。

ポタアンとは、ポータブルヘッドホンアンプの略です。
アンプの名の通りに音の信号を増幅する機器ですが、そういうものはiPodやウォークマンなどのデジタルオーディオプレイヤーにも搭載されています。

ただ、スペック的に音を再生するための必要最小限のものであったり本体の小型化ゆえにアンプの要ともいうべき電源周りが力不足だったりしますのでそれに代わるものとしてポタアンを使うのです。
とはいえ、結構マニアックな分野なのであまり大手メーカーが作るモノではないと思っていました。

そんな中、大手のSONYがポタアンを出したのが昨年の今頃でした。
結構気になったのですが、価格が高かったので諦めていました。

それが、ここにきて上位モデルのPHA-2の発表があり、既存のPHA-1も値下がりしていたので購入してみました。

結構人気機種らしく、ネットで検索するとたくさんレビューが出てきます。
悪い評価もほとんど見かけなかったですし、なんといってもSONYブランドですので最初の1台として選んでみました。

 link >>  PHA-1 | ヘッドホン | ソニー



iPodとは真逆の無骨な業務機器を思わせる外観はかなり良い感じです。
金属製の筐体は安っぽさがまったく無く重厚な感じです。

ただ、少々重いのが難点でしょうか。
服のポケットに入れて使うにはちょっと厳しい感じです。

ボリュームつまみも程良いトルク感があって良いです。
金属製のガードが邪魔で回しにくそうですが、実際使ってみるとさほど回しづらくもなかったです。

また、このPHA-1はiPod、iPhone、iPadとのデジタル接続に対応しています。

iOS7.0.2のiPhone5と純正Lightningケーブルで繋いでみましたが、iPhone側ではDockコネクタの表示が出て普通に再生出来ました。
iPhoneで再生してみるとイヤホンジャックからの再生では思いも付かないようなクリアな音で聴くことが出来ました。


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これはイイナァと思ったのですが、iPhoneはネットを見たり掲示板を読んだりして使うのでケーブルを挿しては使いづらいです。
Flac PlayerでFlacファイルの再生も出来るのでiPhoneで音楽を聴いても良いと思ったのですが、空き容量の関係もあって使いづらいので諦めました。

やはりSONY同士、ウォークマンを使うことにしました。
愛用のA866をWMポートで繋いでみましたが、こちらは残念ながらデジタルではなくアナログになってしまいます。

なぜ自社製品がアナログでライバルのApple製品はデジタルなのか理解に苦しみますが・・・。


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ポタアンではよくある合体風景ですが、カードサイズのA866が良い感じに乗っかります。
接続ケーブルは短いものが同梱されていますが、結構折り曲がるのでちょっと断線が心配です。

A866は小型で音質も良く気に入っていますが、ポタアンを使ったことでまた一回り音質が向上した感じです。
駆動力が上がったからか全体的に音の鳴り方に余裕が出てきた感じです。

音量を上げると頑張って音を大きくしているという感じから余裕を持って大きくしているという感じになりました。
楽器の音色も瑞々しくなり、音楽として音色も楽しむことも出来ました。

自宅で使っているサンスイのアンプのヘッドホン端子から鳴らすのと比べるのは可哀想ですが、これだけよく鳴ってくれると嬉しい限りです。
まだあまり使い込んでいませんが、やっとヘッドホンを付けても大丈夫そうな気温になってきたので通勤時の楽しみがより充実しそうです。



B00931SFZOSONY ポータブルヘッドホンアンプ PHA-1ソニー 2012-10-10

by G-Tools

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