かりあげクン

漫画本はすっかりKindleで電子書籍として読むようになりましたが、そんな中で数少ない現物の本を買っている漫画があります。
その1つが『かりあげクン』です。

確か最初に読んだのは小学生の頃だったと思います。
もう、うん十年前の話ですが。

最近ではあまり見かけなくなりましたが、初期の頃は結構えろい内容もあったりして友人にえろえろ言われた思い出があります。
さすがに35年も連載をしていると時代も変わるもので、時代に合わせて内容も変わってきたのでしょう。

最新56巻ではかりあげクンはまだガラケーを使っているのを見てちょっとホッコリしました。
相変わらずニヤッとしてしまういたずら三昧ですが、時々ワロエナイ内容もあったりします。

新刊の帯にあった話ですが、ちょっとズキッときました。

こういうのも笑って流せるくらいでないとまだまだかりあげクン好きとしては半人前ですね。

今回は珍しく発売前に予約して買いました。
スッカリ忘れていたのですが、Amazonから届いて気付きました。

かりあげクンは年に1～2冊新刊が出ます。
登場人物はおっさんばかりですし女の子もいわゆる美少女的な子は出てきません。

そんな漫画なのですが、安心していつまでも読みたくなる不思議な漫画です。

かりあげクン(56) (アクションコミックス)植田 まさし 双葉社 2015-05-28 by G-Tools

最近はサッパリ漫画を買わなくなってしまいました。
漫画に限らず雑誌や小説など紙の本自体買う機会が減っています。

漫画も読みたくないわけではないのですが、読みたいと思うのがドラゴンボールや北斗の拳、シティハンターなどなど昔の漫画ばかりだったりします。
現在連載している漫画では買ってまで読みたいと思うものがほとんど無くなってしまいました。

そんな中、昔から買い続けている漫画も無いわけではありません。
バスタードとかりあげクンは今でも買い続けている数少ない漫画です。

1980年連載開始ということでもう34年の長期連載になります。
植田まさし氏は意外と作品数は多くないのですが1作品が長期連載しているものが多いのがファンとしては長期に渡って読めるのでうれしいところです。

かりあげクンも30年以上の長期連載ですが、初期の頃から比べるとちょっと過激なネタや下ネタが減ってきています。
このへんは時代の変化もあると思いますが、もう少し昔の毒があるかりあげクンを読みたいと思うこともあります。

ずいぶん前の話ですが、かりあげクンはアニメ化されて全59話放送されました。
結構面白かったのですが、なぜかいまだにDVD、Blu-rayともに発売されていません。

出来ればBlu-rayが良いですが、DVD-BOXでも良いので全話セットを発売して欲しいと思う作品の1つです。

4コマ漫画といえば、まずは植田まさし氏の漫画が出てきます。
読売新聞を読んでいる方にはお馴染みのコボちゃんやおとぼけ課長、そしてかりあげクンなどなど。

かつて連載していたまさし君はなかなか面白くてよく読んでいました。
コボちゃんの知名度に比べるとやや知られていないかりあげクンですが、ずいぶん前にはアニメ化もされたりしていました。

コボちゃんやおとぼけ課長とは違った下ネタや毒のある内容が面白いので個人的には植田まさし氏の漫画の中で最も好きですね。
一時期、そういった下ネタや毒のある内容が減った感じがしていましたが、最新巻では初っ端から全開です。

連載もかれこれ30年以上になるロングランです。
多少の内容の変化はありますが、ほとんど変わらない絵柄は安心して読めますね。

植田まさし氏ももう66歳ということですが、まだまだ元気に連載を続けてもらいたいものです。

かりあげクン(53) (アクションコミックス)植田 まさし 双葉社 2013-07-12 by G-Tools