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2012-11-21
カメラは写真を撮るためだけの道具としか見ていないのかもしれない
- 2012-11-21 (水)
- 撮影独り言
最後のフィギュアレビューで写真を撮ってからいつの間にか5ヶ月も経ってしまいました。
ついこの前撮ったような気がしたのですが、時間が経つのは早いものです。
写真趣味が無くなって来たわけでもなく、単に休みの日をFFXIに費やしているだけの話なのですが。
最近撮ったフィギュアの写真は今年導入した新カメラ新レンズによるものです。
以前は、Canon EOS 40DというカメラとSIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DGというレンズを合わせて長く愛用していました。
ただ、新レンズとしてCanon EF100mm F2.8Lマクロ IS USMを導入して以来全く出番が無くなってしまいました。
Canonユーザーなら憧れの赤帯付きLレンズであり、強力な手ブレ補正機能もあるということでこのレンズを付けっぱなしで使っています。
ちょうど40D+70mmマクロと5D3+100mmマクロでは同じくらいの焦点距離になるので移行後もとても自然な感じで使えています。
写りも申し分なく、完全に主力レンズの座は100mmマクロになってしまいました。
全く出番が無くなってしまった70mmマクロですが、私はレンズを使い分けるというのが非常に苦手です。
EF-S 15-85mm F3.5-5.6 IS USMはイベント撮影で重宝したりして用途がまたガラッと変わるので併用しています。
Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZEもMF専用で金属製の重厚な作りや憧れのツァイスレンズということもあり気分転換に使っています。
ただ、70mmマクロは100mmマクロと使用用途も同じですし、同じマクロレンズという種類のレンズです。
乱暴な言い方ですが、同じことに使うレンズでありますので使い分けない以上もう不要なのです。
結論から言うと、手放してしまいました。
70mmマクロを入手して使い始めた時もそれまで所持していたCanonのEF-S60mm F2.8 マクロ USMを手放していますので買い替えと言った方がいいのでしょうか。
60mmマクロはあまり使わないうちに手放しましたが、70mmマクロは今までのレビューでかなり使っているレンズです。
使う機会が激減したとしても所持しておくべきかとも思ったのですが、使わない物をスペースの限られた防湿庫内に置いておくのはどうも落ち着かない感じなのです。
40Dもすでに使用機会が無くなってしまいましたが、さすがに古い機種なので売却しても二束三文の値段では長年愛用してきて寂しいので今のところ保管してあります。
ただ、これも結構ムズムズするのでいつ無くなるかわかりませんが・・・。
カメラを趣味にしている方であれば、『レンズ沼』という言葉を聞いたことがあるかと思います。
『交換レンズを蒐集する趣味、その物欲と出費の間で葛藤する状態』といった意味になるでしょうか。
新しいレンズが出れば欲しいと思うことも結構ありますのでレンズ沼に片脚は突っ込んでいると思います。
ただ、蒐集するというのは全くと言って良いほど無くなりました。
以前は、使う目的も無いのに望遠レンズやフィッシュアイレンズなど買ったりしていましたが、今は使う用途に必要なモノと少しの趣味用途用に3本あるだけです。
似たようなレンズの微妙な差を楽しむというような気が起きませんので、必要なものだけで十分になってしまうのです。
趣味としてのカメラとしてはつまらない考え方とも思いますが、使い分けるといったことが苦手なのです。
長年愛用していたわりにあっさりと手放してしまいました。
結局、100mmマクロとの比較もせず、5D3でも1回も使いませんでした。
機材なんてどうでも良くて、出来上がった写真の出来具合だけに興味がある・・・と言うとちょっと言い過ぎですが、結構それに近いものがあるかもしれません。
もちろん、機材好きなのはウソではなくカメラ機材を見てニヤニヤすることは多々あります。
アルカスイスの雲台やジッツオの三脚など使わない時でも見ているとニヤニヤしてしまいます。
ただ、1番ニヤニヤするべきは出来上がった写真を見たときであるべきかと思います。
そして、それが自分の写真撮影の趣味的部分かと思うのです。
そういう意味でカメラは写真を撮るためだけの道具としか見ていないのかもしれないですね。
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